先週の話になるが、妻と二人で鎌倉方面へでかけた。
ほんとは写真の楽しみのため久しぶりに鎌倉アルプスを歩き獅子舞の素晴らしい紅葉を楽しんでこようと思っていたが、妻は江の島へ行ったことがないと聞き紅葉写真を控え(笑)急遽コースを江の島・長谷方面に変更した。
長谷寺は翌日(6日)まで人気のライトアップを実施しているので少しは紅葉も楽しめるかという感じであった、コースを組み立ててみると大船→(モノレール)→江の島→(江ノ電)→稲村ヶ崎→(江ノ電)→長谷→(江ノ電)→鎌倉という流れが良いかなとモノレールと江ノ電が乗り降り自由のJRのお得な「鎌倉・江ノ島パス」を利用して回ってみた。
前の金曜日がものすごい風の強い日でしかたなく平日を諦めて翌土曜日に行ったのだが、とても良く晴れて散策にはもってこいの陽気だった。まあその分人出も多くなるのだが…しょうがないですね。
大船から乗ったモノレールからも見えていたのだが当日は(特に午前中)富士山がよく見ていた。江ノ島について弁天橋を歩いていても右側に大きな富士山がきれいに見えていた、やはり近い!
この後の稲村ヶ崎からの景色にも期待が持てそうな気配である。
江島神社参道はとても狭い道の両側に商店がびっしりと並んでおり、ついた10時過ぎころで人はまだそれほどではなかったがさすがにタコせんべいで有名な「あさひ本店」の前にはすでに行列ができていた。とても良い匂いでついつい並びそうになる(笑)。
江島神社は辺津宮(へつのみや)、中津宮(なかつのみや)そして奥津宮(おくつのみや)の三社の総称であるが妻も初めての江ノ島でもあるのでゆっくりと三社を巡ってみた。上りには「エスカー」なる便利なエスカレーター(有料)があるのだが珍しく妻は使わないという、日本三大弁天の一つである江島神社のご利益にあやかるにはエスカーで参拝を端折ってはいけないというところだろうか…とくに聞きはしなかったが(笑)。
まずは大きく立派な瑞心門が待ち受ける、結構急な階段だが...
妻は黙々と上がっていた、きょうは膝の調子が良いようだ。
道なりに辺津宮から中津宮はすんなり参拝できる。
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弁財天 | 辺津宮 |
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辺津宮 | 中津宮 |
途中展望所からの江の島ヨットハーバーが見られたり、海蝕洞が崩壊してできたのか大きな谷のような地形からは眩いばかりの海が見られた。やはり海は気持ちが広くなりますね。
ここらあたりからはまた島中心部の食堂や店舗の間を抜け「江の島シーキャンドル」の展望塔やサムエル・コッキング苑などを見て最奥の「奥津宮」にたどり着く。日本で最初のパンケーキ専門店「LONCAFE」や古民家風の渋い造りが売りの「しまかふぇ江のまる」などおしゃれな店舗もあり若い方のデートスポットとなるのも頷ける。
小さいながらも雰囲気の良い奥津宮である、けっこう登って歩いて1時間半ほどで到着だ。
時刻も11時過ぎで食事処が混まないうちに見晴らしの良い「魚見亭」にて昼食にすることとした。高台にあるのできれいな海が一望で、こちらに素敵なはテラスもあり若い人は視界いっぱいの海を楽しみながら食事をしていた。天気は良いもののやはり少し寒そうだったので私たちは店内の富士山に一番近い窓際に席をとった。
妻は生しらすを選ぼうとしたが波が荒くこの日は生しらすが入らず「江の島ラーメン」をチョイス、私は決めていた「江の島丼」をオーダー、どちらも江の島特産サザエが入ったメニューである。
サザエの歯ごたえの効いた磯の香りを楽しめる一品でとても美味しかったです。
2時間ほどの江の島散策の後はいよいよ江ノ電に乗って鎌倉エリアに入ります。最近の江ノ電は新旧いろいろの車両があってこの時はずいぶんと新しい車両で電車のフロントガラスが大きなまるで観光バスのような車両でした。江の島を出発するとしばらく江ノ電唯一の車と一緒に町中を走る区間を走り、続いて海岸沿いを楽しめるエリアを進行する、とても良い眺めだ。
サイクリングには良い陽気ですね、きれいな海を楽しみながらとても気持ちよさそう。電車の方はかなり混み合ってきた(笑)。
江ノ電最初に降り立ったのは「稲村ヶ崎」、サザンなどで有名なところですかね。駅を出て歩いてすぐ海岸に出ますが、鎌倉らしい良い風景に出会えます。
歩いて10分くらいでしょうか「鎌倉海浜公園」に到着します。ここの素晴らしいのはなんといっても公園からの景色、江の島方面はとくに有名ですよね。でもこの日はほかにもいい写真がいろいろ撮れました...まずは定番、
少し富士山がかすみ始め雲もかかりだしていましたが江の島と稲村ヶ崎の海岸のコラボは素晴らしいですね。
素敵なものはほかにも・・・、
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人の少ない浜でカメラを構える人を静かに通り過ぎる男性、なんか『それぞれの稲村ヶ崎』って感じ。
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素足で波と戯れる女性、とてもフォトジェニックでついシャッターを切らされてしまった・・・
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なにを思って海を眺めているのだろうか...とても気になります、そう思わせます後ろ姿が・・・
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飛沫を上げて岩に打ちつける少し荒い海が心の靄を晴らしてくれるのでしょうか・・・
...なんていうちょっとメローな一節が似合う場所が「湘南」なんでしょうか。
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『湘南』が似合う写真がもう一枚・・・
ハンドルを握るワンコもとても気持ちよさそう(^-^)。
再びちょこっと江ノ電に乗って長谷にに到着、長谷寺(長谷観音)から回ります。案の定もみじの類は少し色が褪せはじめ盛りを過ぎてしまったのは残念だったがまだ見頃の木もありそこそこは楽しめる。逆に夜のライトアップだったら十分に綺麗だろうなあと納得。
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こちらの大好きな『良縁地蔵』は相変わらず可愛いです、あじさいの頃もいいですが紅葉に彩られたお地蔵さんもまた素敵です。 |
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全体的に盛りは過ぎているがこの辺りはちょうど今が見頃、陽当りの関係ですかね。 |
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やはりこの色合はとても素敵だ。 |
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展望所からの気持ち良い海の景色などを楽しみながら前回入らなかった「弁天窟」へ行ってみました。窟内壁面には弁財天とその眷属である十六童子が彫られており、入口からは想像できないくらいけっこう広い。これは見応えがありましたねえ。
さて思ったより天気が良かったのでさぞや鎌倉の二枚目大仏様も見栄えが良いかなと寄ってみました『高徳院』へ。抜けの良い青空に立派にそびえていましたよ、ほんにイケてます(笑)。
「2016年1月13日から3月10日にかけ国庫補助金によるご尊像の保存・修理工事を実施させていただたきます。」だそうで足場・素屋根のためこのイケメン大仏が見られなくなってしまうそうな。まあ改修後は更に磨きがかかった二枚目ぶりを拝見できるのでしょうねえ、春には訪れてみたいですね。
| 紅葉は期待してなかったが、ひときは目についたのが大仏様の目の前にある大銀杏、素晴らしい黄葉を披露していました、まさに見頃です。 |
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イケてる両者のコラボレーション (^-^) | |
着物で鎌倉散策のお二人です、 とても素敵だ。 | |
鎌倉大仏の高徳院、この天気で素敵な黄葉とともに気持ちよく大仏見学ができて最高でした。 |
| 高徳院を出て信号待ちをしていると皆が上を見上げている、なにかと思ったらなんとリスが電線を綱渡り! |
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大通りから一本外れた裏道を歩いてみました、どうでしょうこの静けさ...洒落たカフェなんかもあるんですよ。 若い車夫が汗を引かすごとくのんびりと車を引く姿になんとなくホッとします。 | |
江の島・鎌倉散策はこちら季草庵で素敵な締めとなりました。
このあとは鎌倉で土産など物色して帰路につきました、歩き疲れの足の張りが心地よい眠りを誘い帰りの電車はあっという間、楽しい散策日和の一日でした。