28日(月)きょうは少しコースを変えてCobbyの散歩をしてみた。
景色に飽きたわけではないしマンネリからの脱却なんて大げさなわけでもない(笑)。ただあまりの天気が良くて西陽の素晴らしさをいつもと違った風景で見てみたいと思っただけである。
秋から冬への変化は私の近くでは渡りをする野鳥などでもすぐ感じとれる、最近やけにサギ類を多く見かけるようになってきた。きょうも土手を歩き出してすぐにコサギが川の上を滑るように飛んできた。
長く飛んできたのかそれとも餌を探して水に長く浸かっていたのか川へ降りるやいなや伸びをするように太陽に向かった大きく羽を広げていた。
その後気の向くままにというよりはCobbyが行きたがっている方へ向かった。何か臭ったのだろうか・・・こういう時はなにか面白い発見があったりする。
春には素晴らしい桜を楽しめる大應寺の方へ向かっている、立派な本堂である。
ここからすぐお向かいの貝塚公園へ入ってみた、竪穴式住居や資料館がある公園なのだがきょうも良い天気のなかたくさんのお母さんたちが小さな子供を遊ばせている、あとはどちらかというと中高年の散歩コースといった感じだ。
時節柄たくさんの落ち葉がそちこちにたまっている。もうCobbyはたまらないのでしょうね、匂いを嗅ぎながらシャカシャカ大きな音を立てて入っていく^^。
枯れ葉の中にいるCobbyはまるで保護色のような感じで遠目からは識別できないくらいじゃないかな(笑)。
コンクリートのコースを歩こうとせずいつまでも枯れ葉の中を歩きたがる、見ているととても楽しそうだ。これは今まで気づかなかったこと。枯れ葉の上を歩くと気持ち良いのだろうか…。珍しくリードを引っ張って走り回る勢いだった。
おかげでそこそこ広い公園なのだが、二周りも付き合わされてしまった(笑)。
せっかくここまで来たのでいつも夜中にくるまでの帰り道ライトアップされてとてもきれいに見えている神社を見に行ってみた。先程の大應寺のおとなりにある「水宮神社」である。あとから知ったのだが、こちらの神社には狛犬ではなく狛蛙(かえる)が置かれている全国でも珍しい神社だそうだ、そして歴史も随分と古いようだ。今度写真に収めてみたいと思っている。
これが真夜中でも素晴らしく美しく映える神社の屋根(なんという部分なのかわからない)。
きょうは西陽に素晴らしい光り方をしているこの三角の部分なのだが真っ暗のなかライトアップでとても美しい姿を浮き立たせているのである。前に見えるたくさんのコブをつけた銀杏の木も年代物のようで「樹齢350年位」と大きな札がかけられていた。こんな神社があったとはまさに思わぬ発見でした。
ここからはいつもの川沿いに戻りながらCobbyの散歩を続けたのでした・・・、
「この木なんの木」公園までくるとなんとものどかな景色が...老婦人が三人ベンチに腰掛けての談笑である。なんとそのお一人の手には長いリードが持たれていてその先にいたのはニャンコ!こちらを凝視している、そりゃそうだよねワンコがいるんだから(笑)。
静かなそして長閑なワンシーンである...
まだ3時くらいだったのだが、木々がとても長い影を落としている。
大きな「この木なんの木」は相変わらずその存在感をアピールしている。太い幹の樹皮は老人のシワのように素晴らしい「味」を出していた。溶岩が冷えてできた柱状節理の表面のようである...
次に回るときは「水宮神社」の歴史を少し勉強して再訪してみよう・・・思わぬ発見の散歩でした。