恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

7/20(土)鈴本演芸場昼席(主任:三遊亭歌武蔵)

2019年07月20日 | 噺とか
本来は柳亭燕路師匠がトリなのですが、千穐楽の今日は休演で、
三遊亭歌武蔵師匠が代バネを務めます。
寄席の昼席、ここのところどうも敬遠していたのですが、
顔付けもいいので足を運んで見ました。

枝 次「子ほめ」
小もん「金明竹」
ストレート松浦「ジャグリング」
こみち「茗荷宿」+踊り(かっぽれ)
菊 丸「たがや」
小 菊「粋曲」
文 菊「親子酒」
市 馬「山号寺号」
にゃん子・金魚「漫才」
はん治「妻の旅行」
-仲入り-
正 楽「紙切り」(七夕・川開き・紙切り・剣道)
小ゑん「ほっとけない娘」
正 朝「紙入れ」
ロケット団「漫才」
歌武蔵「稲川」

こみち師匠で「茗荷宿」を聞くのは初めて。
いつもは白酒師匠で聞くイメージが強いのですが、
登場人物のとぼけたキャラクターなどが何とも面白いもので。
3分ほど早く終わったので踊りかな?と思ったらその通り。

菊丸師匠もあまりお見掛けしないのですが、こちらもいい感じ。
「たがや」を聞くと夏だなぁという気分になりますがね。
梅雨明けが待たれる今日この頃です。

小ゑん師匠は前回に続いて「ほっとけない娘」でした。
時間がちょっと押し気味だったためか、少し早口で。
これもフルバージョンで聞いてみたいなぁ。

代バネの歌武蔵師匠は「支度部屋外伝」で前半15分を消費し、後半部分で「稲川」。
どこかで聞いたことあるんだけどなぁと思って調べてみたら、
2年前に紀伊国屋ホールで聞いていたようです。
15分でも楽しめる噺なのですが、もっとたっぷりと聞けたらなぁ、
などと贅沢なことを考えてしまいました。

土曜日の昼席ということもあって客席はほぼ満員といったところ。
落語初心者の方が多いのか、前座さんの噺からよく笑い声が聞こえました。
前回の鈴本夜席がかなり静かだったので、かなり対照的。
演者としては今日みたいな日のほうがやりやすいのでしょうね。

恐懼謹言。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする