恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

日比谷公園と鉄道の日

2007年10月14日 | 所感とか
今日は鉄道の日です。
埼玉の大宮には鉄道博物館が開館し、世間の話題をさらっていますが、
それよりも毎年恒例となっているイベントである、
鉄道フェスティバルが日比谷公園にて開催されていたので、
そっちのほうに顔を出してきました。
博物館は今後いつでも見に行けるけど、こればっかりは年に2日間だけですから。

この鉄道フェスティバル、日本の津々浦々の鉄道会社が所狭しとブースを出展し、
鉄道グッズをはじめ、なかにはここでしか手に入らない鉄道部品なども売り出すので、
それを目当てにした鉄道ファンが一堂に会するわけです。
私も今日は部活が終わったあとで行ったので、閉会1時間前になってしまい、
目ぼしいものはほとんど売り切れた後でした。
これといって何を目当てに行ったわけでもないので、どうということはないのですが、
あの熱気には一種独特のものがあるなぁと改めて思います。

まず、多く目に付いたのは、自分のことだけで精一杯な客。
レア物があるんだかなんだかわかりませんが、
並んでいる客をとにかく押しのけて前へ進み、
完全に周りのことなんてお構いなし。
小さい子供も見に来ているというのに、いい大人がみっともない。
小さい子供のお母さんが「ほら、怖いから早く行こう」といっていたのは、
なんの偽りでもない、正直な感想だと思うんです。
とにかくそんな向こう見ずな大人が多すぎるせいもあって、
落ち着いて何かを見るというのが出来なかった人も多いはず。

自分の興味を優先したいのもわかるし、
ここでしか手に入らないものを手に入れたいという熱意はわかりますが、
いい年をした大人が小さい子を押しのけてまでそんなことをするのはねぇ。
そういうことだから鉄道に興味を持っている人への偏見へとつながるんでしょうな。
なにも鉄道だけじゃなくていろんな分野でもそうでしょうが。
自分も会場に行っているので、傍から見たら一緒なんでしょうが、
そうであればなおのこと、大人としての倫理をしっかり持っていなきゃなぁと。

恐懼謹言。
コメント (2)
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