izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

陳 鑫 著「陳氏太極拳図解」への挑戦!〜その11

2020-03-14 14:19:09 | 太極拳

暖かかった日が続いた後、今日は寒い雨の土曜日。。

3月の教室が全部休講になったので、久しぶりに陳 鑫 の「陳氏太極拳図解」を打ち込む。

前回更新したのが1月だったから、またしても2ヶ月以上あいてしまった💦

翻訳された手書きのテキストを読み、左と右の文字のクセを把握して中国語の本を付け合わせながらだから時間がかかる。。。それでも気がつかなかったこと、う〜ん、と思う点などやっぱりいくつかの発見があり面白い。

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足の運行図

 

白鶴亮翅は右手を主体とし、左手は賓(=従)の地位になる。足も同様、左足は左手に従い、右では右足を右に向けて立ち、左足は右をまわりながら運行する。手は同時に運ばせるが、足は同時に運行できない。同時に運行すれば倒れてしまう。

 足指で地をついて虚立する(虚歩)。

 右に向かって歩を出し、右手に従い一斉に勁を右へ運行させる。右足指は平らに踏み、西北方向で止める。

 

 人が我を打つ時

もし人が我が右肘を制するとき、我は右肘を左に向け、それを引いて敵を打つ。我が左右の手を制するときは左右の手を右に引く、この場合姿勢は引いているが勁は未だ敵を打つところには到らない。

 この姿勢は十分に引けばよいのであるが、学ぶ者は大抵急いでよく修練を重ねず人を打つことに興味を持つ者が多く、どこを侵すかも知らず、どこを引いて打つかも確かでない。決して急ぐあまり修練を怠ることがないように、しっかりと姿勢を身につけるように気を付けること。

 白鶴亮翅は白鳥が翼を広げる形を真似た姿で、右手でリードし、左手を先ず左脇(七・八寸)前のところに落とし、一回りした後、左手リードで右手を斜勢に取らせ、下から逆に上右へ向かう。そして大きな半円を描いて白鳥が翼を広げるような姿勢を取る。それは停止しているようだが停止しておらず、右足も右に運び、大きな半円を描く。足の開きは約一尺あまり。右足は北に向き、平らに、確かに地を踏み、左足は右足に従い、右足の側までもっていき、足指は地に立てて次の姿勢で足を出しやすくするようにかまえる。この時、左足を虚に右足を実に踏まえ、胸は北西に向け、胸中の内勁は太和の元気のように旋回させ、まず右から下に向かい、そして左に向かって上に戻る。左から右へ一回りすると手足とも一斉に停止する。右手は首の右側、右耳から一尺ばかり離れたところへ持って行き、左手は右手に従って鼻の前まで運行する。左手は斜め上に向かい、顔から七—八寸離れたところに運び、左手と右手は約一寸の間隔を保ち、眼は両手の中指の頭を見つめ、首をすえ、肘を落とし肩を押さえ、膝を曲げ、胯を開き、左足虚倒立、右足は平らに地を踏む。この姿勢は一勢とはいうものの、実は半勢であり、その“純”は引き入れたがふいになるので、開いても閉ざされず、すぐ次の勢と和合して一勢の大局が初めて成立する時停止する。

(この項続く。2020,03,14)


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