izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

「太極 古轍」を見て、身体文化としての太極拳の深さを知る

2020-02-18 14:21:49 | 太極拳

2月13日、先週木曜日のこと、八王子で開かれた太極拳のイベント「太極 古轍」に行った。

全日本健身気功連合会主催によるもので、日本で指導に当たる陳 崢老師を中心に、張 紹偉、劉 志、陸 瑶の(ワタシにとってはお馴染みの)各先生達のほか日本人も含む数人の演武者によって、主に、健身気功としての太極拳にスポットを当てた表演会であった。

健身気功の大舞と馬王堆導引術で始まったステージは、背景に花鳥風月の自然の映像が音楽と合わせて流れ(花びらや葉っぱが風にふうわり、水がゆるゆる、風や空気感が伝わってくるよう!)、ゆったりと優美な世界を魅せる。

馬王堆導引術では背景に映し出されたの図の可愛らしいこと。。。!古い図版らしいが、シンプルで洗練された線で色も効果的。デザイン的にも完成度が高い!好きだな〜この絵!!並んだ図の中の一つが抜き出るように大きくクロースアップされ、それがステージ上の演舞と対応しているのも面白い。

五禽戯をやられた張 芮先生の動きの柔らかいことにもビックリ!😳 虎、鹿、熊、鳥、猿の5種類の動物の動きを真似た一連の動きは舞のように優美!スクリーンに映し出されるシルエットは、本当に動物の姿態のよう。背中も腰も、全身がしなやかで柔らかく、見ているこちらの身体も伸びるよう!!

この他にも太極拳では陳式、武式、呉式、孫式の伝統拳各種と、百八式長拳とか十三勢とか、易筋経、十二段錦、導引養生十二法等々、言葉だけは知っていても見たことがない種目が次々と。。。 

古轍(=わだち)とは、つまりは歴史。パンフレットに「健康効果と文武を兼ね備えた奥深い身体文化」とあったが、太極拳が生まれたその背景を、健康効果の面からひもといた歴史起源の舞台。

 

歴史や養生・健身との繋がりなどの全体像を通して太極拳が中国の伝統文化であることがよく分かり、と〜ってもお勉強になりました!

 

 


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