消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

賃金不払いをどうする! 労働問題ケーススタディ⑦期限徒過の昨年12月19日に支払いあり!三島労基署からの連絡

2019年01月18日 18時06分38秒 | 賃金は払わにゃあかんよ!
 当方が通告した支払期限12/18の翌日に支払い
 当方には指定振込口座を誤認していた過誤あり!
 不法な行為にもブログが威力を発揮することが改めてよくわかったぜ!
 

 昨年10月に7日間、おらが伊豆の学校法人に雑役おじさんとして勤務したこと、そのわずかなパート代と交通費が支払日の11月25日に支払われていなかったことについて、このシリーズで実況中継をしてきました。
 既報のとおり、当方が設定した12月18日の支払い期限に支払確認がとれなかったので、同20日に三島労働基準監督署に不払い事案として指導を求める申立てをしました。その回答を本日1月18日、先ほど午後3時過ぎに同署監督官から電話でいただきました。(1月8日には、本件を担当することになったという連絡がありました。)

 「雇用主の公益財団法人に呼び出しをかけたところ、年末の12月19日にゆうちょ銀行口座に支払ったという回答があり、支払いを確認した(大意)」という内容で、まったく愕然としてしまいました! おらは、三菱UFJ銀行口座を振込先として指定したと誤認していたからです。おら自身は山を下りないと郵便局がないので、この記事を書いている段階では振込みを確認していませんが、監督官の言うことに間違いはないと思われます。

 というようなわけで、「昨年12月28日までに支払いはなかった」とする同日付の記事には事実誤認がありますので、お詫びして当該部分を取り消します。実際の事実関係は下記のとおりですが、おらは指定した口座ではない三菱UFJ銀行口座をネット上で確認し続けてきたという実情でありました。

 11月下旬  三菱UFJ銀行口座入金なし確認・・・・・・・・・・・・・ゆうちょに実際に入金なし
 12月18日 三菱UFJ銀行口座入金なし確認・・・・・・・・・・・・・指定した支払い期限のこの日に、ゆうちょに入金なし
 12月19日 確認せず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・実際にはこの日にゆうちょに入金あり
 12月20日 監督署に行く前に三菱UFJ銀行口座入金なし確認・・・・・実際にはこの日にはゆうちょに入金済み
 12月28日 前回記事up前に三菱UFJ銀行口座入金なし確認・・・・・実際にはこの日にはゆうちょに入金済み


 「指定した支払期限のこの日、12月18日」について註釈を入れておきます。
 まず、大雑把にこの間の経緯をふりかえります。黒字は当方、赤字は先方

 11月25日の支払期日に実際に支払いなし→メールで督促→いろんな書類が未提出なので支払えない→何を出せば良いか?→卒業証書、成績証明書など多数→必要なものはマイカードと身分証明書だけ。学校法人に出向いて提出→提出資料は破棄した。財団法人宛に提出せよ→必要書類は提出したから12月18日までに支払え。支払いがなければ交渉は終わり、と下記のとおりメールで2回通告した。

 ①2018年12月17日 7:09       
 前略 12月14日、わざわざ学校事務局を訪れ、私のマイナンバーカード裏表と身分証明書を**さんに提出して参りました。画像ご参照ください。
 つきましては、明12月18日正午までに、私の労働債権全額をお支払いください。(中略)
 万が一、明日、お支払いが確認できない場合は、貴殿との直接やりとりは結了といたし、
 私独自の方法で支払い完了へ向けて世間に訴えていく考えです。
 以上、連絡します。

 ②2018/12/17 22:20
 (前略)以上の次第ですので、当方からの提出物はまったくありません。
 よって、先にお知らせした明18日正午までの入金は「明18日中の入金」に期限を繰り延べますので、
 宜しくお手配くださいますよう連絡申し上げます。以上です。


 以上の事実関係に基づき、おらの「振込口座誤認」がどのように作用したのか考えてみました。
 12月18日までのやりとりについては、おらが間違った口座につき確認していたのですが、実際にも振込みはなかったのですから、なんらの影響はなかったということになります。
 すなわち、11月25日の賃金支払日に先立っておらに対して通告なり提出督促なりをすべきだったにもかかわらず、沈黙して現実に支払わなかったという点。また、おらから支払い督促がなされるや、正規従業員採用時の提出書類・資料のすべてを提出せよなどとする嫌がらせをおこなって支払いをしなかった点にはまったく変わりがないのです。
 ただ、結果的に労働基準監督署に対し無用の申立てをおこなってしまったこと、先に述べた12月28日付当ブログの記事には事実と異なる記載があることはおらの責任であり、監督官に対しお詫びするとともに記事については訂正を入れました。

 実際問題としては、18日の支払い期限を徒過した事実は、翌日19日に支払ったからといって、俗に言う「ちゃら」にはなりません。
 18日を未払いのまま徒過すれば、直接のやりとりはしないよ、と前記メールで当方が通告しているという事情はありますが、ひんぱんにメールのやりとりをしていたのですから、12月19日から今日に至るまで、「支払った」旨のメール1本をなぜよこせないのか、腕組みをしている次第です。

 なお、監督官が「余談」としておらに伝えてくださったボクちゃん事務局長の意向を付記しておきます。
 前記メール①の「私独自の方法で支払い完了へ向けて世間に訴えていく考えです。」という部分の現実的手法、つまりこのブログのことですが、これがいたく気に入らないらしいです。「エーン、こんな記事書かれてるんです! これは、威力業務妨害にあたるので、しかるべき機関に対し、相談だか訴えるだかしたい!」と、まったくお門違いの監督官にさんざん泣きついたらしいです。そして、それをおらにどうしても伝えてくれ、と懇請したそうです。(こんな懇請を受けたとしても、監督官は無視すべきで、反対当事者たるおらに伝えるのは本来的に間違っていることは言うまでもありません。)

 まさに、この事務局長の繰言こそが、この不払い問題の結論だと思います!

 一応会社やら学校法人とか公益法人の看板をかかげているところの理不尽な行為には、蟷螂の斧のようなブログであっても、相応の武器になるのです。まだ、当事者の特定もしていないのにね。



 さてさて、今回の問題、「払えば済む」という問題ではありません。しかし、お詫びのひと言もないとはいえ、一応支払いがあったということですので、第一の幕は下りたということなります。そこで、この嫌がらせ不払いがなぜ敢行されたのか、などの視点から、いよいよ実名での背景記事を書こうかなと思っています。面倒くさいのですが、既に予告しちゃってますのでね。
 この学校法人だか財団法人には、どういう必要があるのか、学生ひとりあたり、大きなクルーザーが1艘宛あったりして、とても興味深い実態があるのです。まさか、ボクちゃんのおもちゃではないと思うのですが…。 

 
    

 


   

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雇用者を馬鹿にした対応 (松田まゆみ)
2019-01-19 09:24:44
自分で指定した口座と確認していた口座が違っていたとは吹き出してしまいましたが、こういう勘違いというのは私もしばしばありますので他人事ではありません。でも、労基署への申し立て以外は何ら問題なかったわけで、まあそれは幸いでした。

しかし、ブログで公開されることを恐れているのなら、なぜさっさと払わなかったのかと思います。今の時代、悪評などはネットでどんどん広まってしまうのですから、危機管理ができていないとしか言いようがありません。雇用者を軽視しているのでしょうね。
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口座誤認、お恥ずかしい限りで…恐縮! (izukun)
2019-01-19 10:44:42
松田まゆみさま

コメントありがとうございました。

このボクちゃんは、すべてがどんぶり。
まあ、なめとるんでしょうね。
学校法人の求人に応募したのに、いつのまにかまったく別法人の財団法人に採用されてるんですから、あきれました。
この人、ふたつの法人の区別も、公私の区別もつけてないんじゃないか、と疑っちゃいます。

提出しなかった「雇用契約書」を読んでびっくりしました。まったく雇用側に都合がいいように仕立ててあります。
就業場所として副次的に、「必要に応じ、他の場所での勤務を命じることがある」とあります。
へぇー、どこでもドアかい!
また、業務内容についても副次的に、「他の業務を命じることがある」とあるんです。
はあ、これなら保養所の宿泊管理でもなんでも命じられるな!

これじゃ、求人票の内容なんてまったく意味がなくなるわけで、使用人は好き勝手に使い放題ということになります。
働くものを、世間様を、なめとる!としか言いようがない輩でした。
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あらら… (結羽)
2019-01-19 12:32:34
クンちゃんさま

あらら、指定した振込口座を勘違いした(笑)との事。
会社によっては、振込先の銀行を指定してくるところもあるので、普段使わない金融機関だと勘違いすることもあると思いますよ。

まあ、経理を担当している身とすれば、それはほとんどこの問題の大筋には関係がないと思います。

まず、11月の時点でお給料の振り込みが遅れるのならば、前もって従業員に通知しなければなりません。

大体、お給料の遅れる会社はヤバい(会社の経営状態が)と世間一般では認識され、仕入れ先の支払は待って貰っても従業員のお給料は支払うのが一般的です。
でないと、「あそこは給料も払えないほどになっている。そろそろ手形が飛ぶかもしれない」と噂が立ちます。

そして、事務的な事を言えば、退職者の賃金を支払ったら、ただちに支払い明細と源泉徴収票、離職票(これは先行して送っている場合が多いです)など一式書類を送付します。
それが当たり前です。
支払い後、一、二日でそれらの書類が届けば、すべて終了しますから。

とくに解雇とか今回のようなトラブルがらみなら、どこの担当者もなおさら迅速に処理して、一刻も早く事態を落着させることを考えるでしょう。

今回は支払い後、なにも連絡がなかったようですが、それがこの法人の対応のまずさを象徴していると思います。
まずは、書類一式と、お給料の支払い遅れのお詫びと、いつ何処の銀行に振り込んだかのお知らせ、そして入金確認のお願いを文章にして送るのがいいかと思います。

そもそも11月の支払日に未払いを生じないように手を打つべきだったのに、事務局長の嫌がらせかどうか知りませんが放置していたことに、無責任さと甘さを感じますね。
ボクちゃんさんも、今回のことで少しはお勉強になったでしょうか?そうならいいのですが。

最後に、実際私もこういうところには勤めたくありませんね。
ところが、事前にはなかなか実態がわからない…
そこが一番困るわけです。
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機械的に処理すべきところに妙な感情を (izukun)
2019-01-19 20:50:26
結羽さま

そうなんですよ、明細と源泉を送ってくればそれでけりがつくのに、いまだに送ってこない。
二度も三度も念を押して、伊豆の居所に送るように連絡したんですけどね。
事務処理には機械的に済ませるべきエリアがあると思いますが、
そこに妙な個人的感情を入り込ませているような気がします。

記事にあるように、労働基準監督官に泣きついて「威力業務妨害」なんたらとかほざいたということです。
おらを脅したつもりのようですが、逆効果でしょうね。
こっちがせっかく匿名のまま終結させようとしているのにわざわざ問題をややこしくしたいらしいです。
おらがこういうお誘いには「おう、やってみろや」と、すぐ乗るタイプなのを知らんようで、
まったく身の程知らずとは、このお方のことですなあ。

コメント、ありがとうございました!
寒さの中、ご自愛ください。
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雇用者をなめてる! (tetuya)
2019-01-21 21:39:45
クンちゃんさま

色々大変だったんですね。
そのそもの原因が給与の遅延ですから、ボクちゃん事務局長に言い逃れできないと思うのですが、未だに謝罪もないとは?

それにしても、その会社の私物化も非常に気になります!

実名をあげてやっつけちゃうって、、、、


オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
(゜ロ゜)ギョェ
返信する
「雇用者」って、「雇う側」「雇われる側」の両方に使われるんですね!ビックリ! (izukun)
2019-01-22 10:23:08
tetuya さま

コメント、ありがとうございます。
実はメッセージ欄から同じ趣旨の連絡を2通もらっておりまして、どないしたものかと…。
匿名だと、なんだか靴の上から足を掻いているようですよね。

このお方、ちょっとばかし自分の才覚に自信過剰のようで困ったもんです。
世間の水準で言うと実際には「浅知恵」「猿知恵」の程度なんですけど、自分だけ妙に自信満々のタイプね。
とりあえず、その事例をひとつupしてみようと思っています。
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Oh!心配! クンチャン、ここは自制で! (kyon)
2019-01-22 10:41:52
クンちゃん、こんにちは。大急ぎで書きました。
未払い金を支払ったからOKと言うわけではないですけど、
実名云々というクンちゃん記事での予告や、
実名で書けとかいうコメントを見て、とても心配です。
なんか次の争いがもちあがりそうな気がしてイヤーな感じです。

向こうの、威力業務妨害とかいうたわごとは、無視してやってくれませんか?
意味もわからず言っているだけでしょうから。
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ご心配、ありがとう! (izukun)
2019-01-23 06:18:48
kyon さま

わざわざご連絡いただき恐縮です。
おっしゃるとおり、「威力業務妨害とかいうたわごと」を労働基準監督官のクチから言わせるなど、
ボクちゃんのサル知恵そのものです。

まったくあり得ない荒唐無稽の話ですが、仮におらのブログ記事が「威力業務妨害」に該当するとしましょう。
そうして、ボクちゃんが刑事告発なり告訴なりをしたとしましょう。
そうすんと、おらはどうするか。そりゃ、躊躇なく実名で一連の流れを記事にしていくことになります。

これこそが、いまボクちゃんが一番恐れている事態なんです。それで、お門違いの監督官にさえ泣きつかざるを得ない心境になっているということです。
それもこれも、もとをただせば、わずかな賃金を支払わないという、てめえのおとなげない嫌がらせが発端なんですから。
ブロガーを怒らせるとこんな事態を招く、なんていうことはいまどきの中学生なら知っていますよ。
それがわからない水準なんです、このお方の頭の中はね。

おらは退職前およそ10年間は、名誉毀損、偽計業務妨害、威力業務妨害といった問題の対策に専従していた人間ですので、ご心配には及びません。
コメント、ご心配、本当にありがとうございました。
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