消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

東電PGが目の前に余計な電柱を新設!怒り心頭に発す!

2019年09月22日 12時15分07秒 | おらあ、文句があるだよ!

      1本の電柱移設で2本を新設!

    なけなしの海眺望が台無しに

     敷地提供を断った経緯あり。

  いやがらせではないと思うけど、ほんまに必要なんかね

  こんな山の中に住んでいるのだから、世事のわずらわしさから逃れられる、と思ったのはわずかな期間でした。

  早朝、まだ真っ暗な時刻から、なんだか知らないけれど庭先で作業の騒音を立てまくるおっさん。年がら年中、飼い犬を室外で吠えさせている夫婦、野良猫にえさを撒きまくってあとは知らん顔のおじやん等々、山の中とはいえ、人が近くに住んでいる以上、都会同様の軋轢に悩まされるということがあるのを肌身で感じました。

  今度は新設電柱に、大事な景観をぶち壊された、というお話です。

  この夏前だったか、「東京電力パワーグリッド」社という東電の関連会社らしいところの電柱敷地担当者稲本武文氏がおみえになって、おらちの敷地と隣地(上物なしの更地)の境界線の隣地側に立つ電柱1本につき、おらち側に移設させてもらいたいと頼んできました。隣地所有者が敷地提供を断ってきたのだといいます。それで、そのときはまあいいだろうと、軽く内諾したのです

  ところが、隣地をよくよく見ると、電柱だけならそれこそ何十センチの円状の面積を要するだけですが、電柱の強度確保のために地中に打ち込んである補強ラインが2本あり(もう1本はNTTのもので、おらちの敷地にあり)、その影響を受けるスペースはかなりの面積に及んでいることがわかりました。隣地所有者が電柱撤去を求めるには相応の理由があったのです。こんなのがあったら、売りにくいですよね。

  んで、おらも移設を断ることとし、そのような趣旨の書面を稲本氏に送りつけておきました。下の画像は、隣地所有者が撤去を求めた電柱(手前)です。だいぶ暗くてすんません。

          

 そうしたところ、数日前になって、上の画像の電柱=22番という表記あり、に移設工事予告の貼紙掲示が出て、おらちのポストにも予告チラシが入っていました。発注者は前記パワーグリッド社の伊豆支社、施工は「東配工」伊豆営業所(担当・木村某氏)ということで、電柱新設、電線改修、旧電柱撤去につき、9月20日から10月17日の工期が書かれていました。この期間の都合の良いときに工事する、という意味なのでしょう。どこに新設電柱を立ててくれるのか、一抹の不安がおらの頭をよぎりました。

 

             

  工事予告が出た翌日か翌々日の去る20日の金曜日、昼過ぎに出先から戻ると電柱新設工事は始まっていました。

 以下の画像のような具合で工事は進められており、2分割された電柱をはめ込んで1本立てに仕上げる様子が見てとれました。新設電柱の敷地は、おらがながらく車を停めさせてもらっている別荘地管理会社の所有なので、管理会社と交渉して現電柱の反対側に新設するのだということがわかりました。ここならおらちには影響はない妥当な場所であるので、ほっと胸をなでおろして、午後3時過ぎにまた出かけたのです! 

                

 ところがぁ、夕方6時前に帰宅したところ、作業完了後の平常に戻った管理地に、とんでもないものが立っているのが目につきました!

 

        これは先刻見た新設ですが、

       すぐ近くの反対側に!  もう1本新たに立ててやがるんですわ!

 

 おらは怒り狂いましたね! 

 なんでかって言いますとね、おらちの2階から見える相模湾は、眼前左右の山の狭間にちょっとばかし見えるだけ。それも邪魔くさい電線の隙間に見えるものでした。不動産広告で言うと、「海一望」ではなく、「海望む」それもちょっとだけでしたが、それでも海無し県に生まれ育ったおらにとっては貴重な景観だったのです。

 それがまったく台無しになってしまいました。これから、新設電線が張られれば、もう台無し×2or3、ということになるのでしょう。

 文句をつけようにも電柱が新設されたのが他人の所有地ではどうにもならず、まったくやり場のない怒りにぶるぶると震えているおらなのです! 

 法理論的には、「景観権」というようなものが主張されることがありますが、確立されたものではありません。20年以上も前のことですが、東京・国立(くちたち。matsu1217氏の居住地)のJR中央線国立駅前から西へ延びる閑静な並木道「(一橋)大学通り」に面した高層マンション建設をめぐる訴訟の一審では、高さ20メートルを超える部分の撤去が認められましたが、上訴では取り消されてしまいました。このように景観をめぐっては、「後から、やりほうだい」状態が続いていて、どうにもならないようです。

 さてさて、従来、電柱1本で事足りていたのに、この度はなぜ1本余分に必要なのか、ひょっとしておらに対するなんかのいやがらせではないのか、尋ねても無意味とは思いますけど、そんなことを近々稲本氏に問い合わせてみたいと思っています。

 

         

           昨冬の景観。夏場は木々の葉で右のV字谷のところしか望めない。そこに新設電柱が立ち上がってしまった!

 

           

             今朝9月22日の同じ場所の景観。ほんまにどうしてくれるんや、と言いたいがねえ。電線は現況のものの一部

 

     

 

 

 

 


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