消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

ネコの赤ん坊に悩まされる気配が…

2018年05月03日 13時28分00秒 | 困ったのう!
  何もない春!

 ことしは早春の作業日程をすべて放り投げたので、ミニ菜園には何もありません。
 葉っぱものも、のとても楽しみなさやえんどうもなしです。
 撒かぬ種は生えぬ、とはまさにこのこと。

 しかし、木のものは大したもんです。
 きのうのっけたオオテマリの花ほか花木はもちろん、夏みかんもちゃんと実をつけてくれました。

   

 ところが、マーマレードをつくる時間がなかったので、花が咲き始めてしまったのに、実はそのまま残っちゃてて…。
 あしたあたりは少しはつくってみようと固ーく決心しております。

 ところで、4月のあたまに冬タイヤから夏タイヤへ交換しようと、物置から夏を4本出して、家の前の駐車スペースに積み上げたのですが、そのまま一か月。
 腐ってしまうのではないか、と心配になり、今しがた交換しました。
  
   

 んで、それはいいんだけど、交換作業をしていると、上に百メートルほど離れた隣の大杉さん、84歳、この間まで個人タクシーというか故人タクシーというか、が見えて、「困った」という。

 「どしたの?」

 「庭の小さな物置に野良猫が入りこんで、五匹も子を産んどるんじゃ。ちょびっと扉が開いていたんじゃよ」

 「えっ、ほんまきゃー、どんな模様の猫なの」(まさか、キジトラじゃあるまいのう!)

 「白に黒の島がいくつかあるやつ」

 「どうしたもんじゃろね?」

 「うーん、管理事務所にお願いするしかないかもね」
 
 「いや、あそこはだめ。去年の夏、スズメバチの巣をつくられちゃったんで、頼んだら、はいはい、と二つ返事で来たのはいいけど、
  終わったら参万円だと請求しやがるんだよ。しゃあない払ったけど、猫五匹じゃ、今月はメシが食えなくなるほどのゼニを取られそうで、だめ」

 ともかく、様子を見に来てくれというんで、おらは腰がひけて行きたくなかったが、しゃあない行って見た。
 ほんとに五匹が五匹とも白に黒だった。
 母親は、両眼ブルーのひとみに、白地にうすい黒。
 ここ数日、これまで見かけなかった赤ん坊とまったく同じ模様の巨大な猫がうちの庭先を歩いているので不思議に思っていたら、こいつが父親のようだ。
 うちに寄り付いているキジトラのオスネコのゆうに2倍はある大きさで、どうも喧嘩にならないぐらい強いように見えた。

 大杉さんは、月の半分ぐらいをこっちで過ごし、あと半分は都内にいる人なんで、どうするのかと案じているが、
 クンちゃん山荘で飼いなさい、とか言われそうなので、目先、顔をあわさないようにするしかない有様なのです。