消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

或る朝、官憲があなたの戸口で逮捕状を示す!

2018年03月15日 08時21分00秒 | あまりに日常的な光景
  都合の悪い画像・記事は消去!
 ブロガー割り出しなんか簡単、簡単


 中国のネット状況を示す昨日の報道が目につきました。

 記事そのものは、政権に“お追従質問”をする記者に呆れ果て、嫌悪感いっぱいの表情をあらわにした女性記者を巡る話題です。
 
 下に掲載した記事を読んでいくと、いまさらながらではありますが、中国の国家権力によるインターネット統制の実態というものを肌身で感じることが出来ます。
 ネット上の不都合な記事・映像を削除するなど、さまざまなネットへの介入がひんぱんにおこなわれているであろう現実が浮き彫りになっています。

 日本でも、いやもっと限定して、身近なブログやユーチューブという限られた範囲でも、時折妙な現象が起きることに不審を感じている方も多いと思います。
 なんでも書きたい放題、upしたい放題と思っていられる時代はとっくに過ぎ去っているように思います。

 或る朝、突然に令状を持った怖い人が来て、あなたの何年何月何日何時何分何秒upのブログ記事のここからここまでは電網健全法に違反している、とか、どこそこの記事は政府誹謗禁止法第何条に抵触している、などとしてしょっ引かれる時代が来ないとも限りません。多分来るのではないかと思います。半専門家の話では、いとも簡単なことだというのです。

 しかし、テクニック的には簡単でも、誰を網にかけるかは、いちいちup内容を吟味しなければなりませんから、準備期間が必要です。
 いま現在、その準備期間の真っ只中であるとするなら、あなたはどうしますか?
 (文中の“お追従質問”とは、ABちゃんに対する大方の自民党議員の質問のようなものです。)


 形式的な質問にあきれ顔、女性記者の映像が拡散 中国  3/14(水) 19:06配信 CNN

 中国メディアの女性記者が13日、政府当局者の会見で形式的な質問をする別の記者をにらみつけ、嫌悪感をあらわにした場面の映像が、インターネット上で大きな話題を読んでいる。

 映像は、中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)の会場での一場面。上海を拠点とする経済情報メディア、第一財経(YICAI)の梁相宜(リャンシアンイー)記者が、隣で政府当局者に質問する記者の方を向いて視線を上下に走らせ、不愉快そうに顔をそむける様子が映っている。
 記者の形式的な質問は40秒以上も続き、その一部始終が生中継された。
 中国のネットユーザーの間では、梁記者の表情を切り取った動画が瞬時に拡散。検閲当局はこれを抑えるために、梁記者の名前を検索できないようにする措置を取った。

 全人代では全てが台本通りに進んでいる。11日には習近平(シーチンピン)国家主席の長期政権を可能にする任期撤廃案がほぼ全会一致で承認された。メディアの報道や記者会見での質問も、型通りの内容ばかりが目につく。

 ネット上では中国各地から、梁記者の率直な態度に共感を示すコメントが寄せられた。
 YICAIは梁記者とにらまれた記者の違いを示すとして、梁記者が商務当局の会見で簡潔に、実質的な質問をしている映像を流した。しかしこの映像は13日午後までに削除された。
 当局が梁記者の取材許可証を取り消そうとしているとの未確認情報もある。
 中国のネット通販サイトでは早くも、両記者の顔をデザインしたスマートフォン用ケースまで発売されている。
   中国ネットの事情はこちら

          ある朝 目覚めて さらばさらば 恋人よ
          目覚めて われは見ぬ 攻め入る敵を
  こういう歌