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伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

Myタックル「渓流トラウト2」

2008-04-24 | タックル
 アクセス解析を見ていると意外と「タックル」でのサーチが多かったりする。以前に自分が現在使っている小河川、源流用のトラウトタックルに行き着いた経緯などを紹介したMyタックル「渓流トラウト1」が有るが、今回はMyタックル「渓流トラウト2」と題して河津川本流の中・下流域や狩野川本流の中流域、大見川の下流域などで使っているタックルを紹介してみようと思う。月並みなセッティングであり、タックルに対するインプレッションなどは私の力量ではとっても書けないのであくまでも私が感じている事だけである。

 以前書いた通り私のトラウトタックルはufmウエダのスーパースティンガーSSS-60SiにTD-ito2506セット、ラインは山豊テグスのファメルトラウト3Lbである。このタックルで伊豆の渓流は問題なく攻める事が出来るのだが河津川の中・下流域に入った時に若干の弱さを感じてしまい。もう少し強いタックルが欲しいという事で色々と考えたが、SSS-60Siに惚れ込んでいた事も有り結局購入したのが同じスーパースティンガーシリーズのSSS-72Siである。河津川河口での鱸釣りに使っていたトラウトスティンガーTSS-77が有るので68Siかともと考えたがFishing club HUSLERに所属してからは遠征で大きな川たとえば利根川や大井川、九頭竜川等も行く事が有るので何本も持つほど余裕が無い貧乏アングラーとしてはオールマイティーに使える1本という訳での選択である。
 私が始めて手にしたufmウエダのトラウトロッドは前筆のトラウトスティンガーTSS-77で、当時はトラウトをやっていなかったので河口の鱸釣りに使う為に、沼津のさるショップにて中古で購入以来使い倒して少々ブランクがくたびれてきた事やゴールドサーメットリングでPEラインが使えないなどでガイドをチタンフレームSiCガイドに、セッティングは富士工業さんの提唱するニューガイドコンセプトに習ってセットしたのでステンレスフレーム、ゴールドサーメットガイドから小口径軽量ガイドに成りガイドの重量が軽く、セット個数が大幅に増えてスレッドでガイドを固定する箇所が増えた事から全体的に張りが戻り強く成った感じながら、ウエダさんの設計からはかけ離れた仕様に成ってしまったが、私が所有するトラウトロッドの中で長さ、強さ的にはSSS-60SiとTSS-77改との間でSSS-72Siが丁度良い位置に成った感じです。

 私は元々ロングロッド派の方なので長さ的にあまり違和感は無いのと私の場合ミノーにトゥイッチを掛ける時にはSSS-60Siと同じく、ティップを小刻みに振るのではなくロッド全体をバットからうねらす感じのロッドアクションを使いアスリートにトゥイッチをかけるのでロッドの長さがルアーにアクションを付けるのに負担に成ることは少ない。釣りビジョンで放映されている「Troutist Dream」を観てはこのロッドのチーフデザイナーである西村雅裕氏のロッドワークを研究しているのだが実際にはティップの振れ幅が大きく成りすぎたりでなかなか上手くいかず未だに安定したロッドワークが出来るまでには至っていない。
 60Si、72Siいずれも上手くロッドを動かせた時にはラインの先に付いたアスリートは艶めかしい動きをし、ティップの動きでミノーを引いている訳ではないのでラインが張っていない状態でもロッドの動きでちゃんとアスリートがアクションするのです。アップストリーム、サイドストリーム、ダウンストリーム共にリーリングスピードが非常に重要かつ微妙で川の流れ、ロッドワーク、リーリングが上手くシンクロした時にはアスリートが弱って流下する小魚や川に落ちてもがきながら流れていく虫のそのものの様な動きに成りますが、そういう満足出来るアクションがキャストの度に出来る訳でなく何回かに一度位でまだまだ使いこなしていない感じで、修行が足りていません。

 さて次はリールとラインですが、通常のセッティグではダイワのエアリティー2506の純正マシンカットシングルハンドルでハンドルノブをクリアーコーティングの圧縮コルクノブにベアリングを一つ追加し、取り付けてほんのちょっとドレスアップしたもの。ラインは本流を意識して山豊テグスさんのファメルトラウト4Lbをチョイスしていますが、実際の処、私がよく行く河津川や狩野川の魚を相手にするのであればロッドもSSS-72Siならばティップがしなやかでアスリート7SP位の重さのルアーでならば振り切れなどの心配も全くなく、たとえば狩野川や大見川で獲れるという40㎝クラスのアマゴを相手にしてもロッドが十分に追従してくれるので3Lbで十分であり、比較的細ライン指向の私ですがここ一発の超大物を意識してとTD-ito2506に3Lbを巻いている事もありラインのラインナップも意識しての4Lbをチョイスです。

 私の本流用タックル

 以前はロッドに合わせてそれぞれリール、ラインをチョイスしてセッティングしていましたが、リールもトーナメントSクラスの比較的安価なリールだった為に何とか成っていましたが、最近ではダイワのフラッグシップモデル(一昔前のモデルをヤフオクで調達)に手を出してしまうと後戻りはなかなか出来ずな感じながらロッドの本数だけリールをそろえる訳にもいかずで、今はトラウト用に調達した前筆のシングルハンドルのエアリティー2506とライトエギング用に調達のブリーデンのダブルハンドルが付いたエアリティー2506のハンドルの違う同一モデルのボディーにスペアースプールを含めヤマトヨテグスさんのファメルトラウト4Lb、ファメルSWスーパーPE0.6号、ファメルスピニングフロロ3Lbと息子のエギング用に調達したTD-X2506に付いてきた替えスプールにTD-X2506用のスプールノブを付けてエアリティー2506でも使える様にしてそれにはファメルトラウト6Lbを巻いて狙うターゲットやシチュエーションに合わせてボデーとスプールの組み合わせで使い分けているのです。たとえばライトエギングやMリグではダブルハンドル+PEライン、メバリングや止水域のスプーニングなど用にはリーリングに安定性が求められるのでダブルハンドル+スピニングフロロ3Lbやファメルトラウト3Lbを巻いたTD-itoのスプールをノブごと交換、渓流トラウトやメッキ及びシーバスなどのアクションを加える場合はシングルハンドル+ファメルトラウト4Lb、6Lbてな具合です。

 エアリティー2506に関しては共にヤフオクでの調達で中古なので新品もそうなのかははっきり解りませんが2台共にリールの回転時にシュルシュルとノイズを発生します。最初に購入したシングルハンドルの時に気に成ったのでオーバーホールに出したのですが解消されずで、次に購入のダブルハンドルの方も同じ症状、外にもラインローラーからも2台共にノイズが出るのでベアリングとそれを固定する為のスプリングを交換してみたが解消されずで何処かに当たりが在るとかの他の原因が有りそうです。同機種2台共に同じ症状が出ているのでエアリティーに特有の不具合なのかもしれません。ライトソルトの流行に合わせてボディー形状などよく似ているのでTD-Z2506を改良してウォッシャブルのライトソルト用のリールとして発売したのではないかと私は考えていまして、ダイワスピニングリールの前機構の最終モデルで発売期間も短く直ぐにリアル4システムのイグジストが発売されたこともあり、新システムの発売までのつなぎ的に開発を急ぎ、何処かに無理が生じている様な気がしています。
 静かな所では多少気に成る音ですが、流れや波が有る実際のフィールドでは殆ど気に成らないし、私の様に鈍感な人間では感覚的に異常を感じる様な事も無く、機関もスムーズに動いているので、壊れるまでは新しいリールを買えるはずも無いのでこれで良しとしています。

 この様な感じで私の本流用のトラウトタックルはごく普通のタックルに落ち着いています。本流で使うということもありで比較的サイズの良い魚と出会えているのですが、あまり数は獲れていないのと比較的大きいと言っても未だ尺越えは無い体たらくですが、ロッドを満月にし、ドラグを唸らせてラインを出す様な大物との遣り取りをする日を夢見てフィールドへ通うのですが、狩野川でこのタックルを使う様なエリアは後3週ほどで閉められてしまう。果たして今シーズン中に満月にしてくれる魚に出会えるのだろうか。

Myタックル 本流トラウト用は
ロッド:ufmウエダ Super Stinger Si BORON SSS-72Si
リール:ダイワ エアリティー2506
ライン:山豊テグス ファメルトラウト4Lb、6Lb


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タックル迷い中 (Open6E)
2008-04-25 14:51:39
お疲れ様です。

ちょうど今、タックルについて迷い中でして、自分とこのエントリを書いてみました。
ついでにメールもさせていただきましたんで、お暇なときにでも目を通してみてください。

部隊長さんのトゥウィッチ、注意して見ていませんでしたんで、今度ご一緒する機会があったら、またもやネットリと見させていただきます。
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インプレ楽しみにしてます。 (部隊長)
2008-04-25 20:10:19
Open6Eさん

どうもです。
ほんの少し背中を押させて頂きました。
何とか決めたご様子で何よりです。

使い心地などの感想文楽しみにしています。
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Unknown (裏川探検隊)
2008-04-26 22:40:35
どうも。お越し頂きありがとうございます。私の方も部隊長さんのブログは精読させて頂いていましたので先にご挨拶していればよかったのですが。

タックルですが、ウエダはストリームスピンSS56EXLが私のお気に入りです。とてもいいロッドで、これでウエダの飛距離の素晴らしさを知りました。トゥイッチは、もうちょっと堅めなのがやり易いとも思いましたが、総体的にはもの凄くポテンシャルのたかいロッドです。
本流は、トラウターT-73MLで、こちらはフツーにいいロッドだと思いました。でもいまの狩野川本流の状況ではもうすこし繊細なロッド、ウエダのSSSかSTS68くらいがいいのかな、とは思いました。

本流はどちらにしても回数が制限されるので、来年までタックルはおあずけですね。
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リンクありがとうございます。 (部隊長)
2008-04-28 09:15:54
裏川探検隊 様

突然のコメントでのリンクの申し込みでその節は大変失礼致しました。快くリンクして頂き感謝しております。
私のトラウトタックルはエントリーの通りですが、まだまだ腕が伴わず憧れの域を脱していませんが、良いロッドである事と愛着は感じています。次の狙いはSTS51ですが今年度娘短大、息子高校へと進学でとても買えそうにないので当分我慢で愛竿2本を使い倒します。
これからもよろしくお願い致します。
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