伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

河津川釣行(2008.10.26)

2008-10-26 | 河津川水系
 今シーズン最終の渓流釣行である。伊豆の河川の多くが11月からアマゴ漁が禁漁に入る。漁協が管理していない川でも静岡県の条例によりアマゴ漁は禁漁に成るのでこの日曜日は川が開いている最後の日曜日で当然シーズンラストの渓流を楽しまなければ成らない。てな訳でいつもの鵜殿さん、kidと共に河津川に出かけた。

 前夜鵜殿さんと二人で伊東港でエギングを楽しみそのままMyキャラバンで爆睡。kidをピックアップを約束した0530に合わせて伊東港を出発で一度鵜殿さんの車をMyハウスに駐車してからkidをピックアップで一路河津川へで、道のり間何処に入るか相談したが、この時期の河津川は何処も難しいのでなかなか決まらない。結局私が考えていた本流に架かるハイキングコースのつり橋から大堰堤までを選んだ。今年は年券を買っていない鵜殿さんとkidはいつものコンビニで朝食と日釣り券を購入、私は朝食をで駐車すべく奥原川出合の所にでいつもの如く仕度の遅い私は二人に「奥原川をちょとやってて。」とお願いして、ゆっくり仕度で何となく怪しい雲行きなのでウエーディングジャケットを背中に背負って奥原川に架かる橋の所に行くと既にkidが2匹キャッチとの事でした。のそのそ仕度の私も揃い3人でハイキングコースを下り目的のつり橋の所へ。

 つり橋の下流側から入渓、今シーズン最後の渓流スタートだが川の様子がちょっと変である。いつもより石に滑りが多い感じで水質が悪い様で河津川釣行(2008.08.10)Open6eさんと一緒に釣り歩いた時と石の感じは回復していない様に思われる。その時は大鍋川出合から今回のつり橋までをやって惨敗したのでちょっと厳しい予感と石が滑り易いので危険が漂う感じです。
 既に渓流終了モードながらkidは上手い事アマゴを掛けているが、私にはぽつぽつチェイス有るもののなかなか掛からない。以前より魚影が薄い感じなので他の川がクローズに成り叩かれているからではないかと小さなポイントも丁寧にチェックするがなかなか出てこない。やっと掛ける事が出来たアマゴはこんな魚でした。

 尾鰭の付け根に傷があるアマゴ

尾鰭に近い所の傷は両側に付いていたのでもしかするとサギに一度銜えられたが何とか逃げたのではないだろうか、折角命拾いしたのに今度は私のトラウトチューンに掛かってしまったが、写真を撮ってからリリースしてやったのでこれで2度目の命拾いですかな。

 その後はぽつぽつチェイスが有るものの獲れずですが、産卵の為なのか大物が河床に小砂利や砂がある流れの中に居たりして秋の渓流を感じさせる光景も有ったりですが獲れません。

 増水の時だけ流れる分流

 ちょいともよおしたので私は上の画像の枯れた流れに入り用をたしてと言っても小さいのですが、そのままショートカットして奥原川出合まで先に行き二人を待つことにしたのです。再び合流して相談で鵜殿さんとkidは奥原川へ入り、私は「産卵を意識した渓魚は源流を目指す。」を確かめたくて魚止めに成っている大堰堤まで本流を上る事にして遡行を続けるがチェイスも殆ど無いまま久太郎淵まで遡行してきた。以前ならばこの淵で何匹ものチェイスが確認出来るのだが、今回は姿が見えない。それでも流れ込みの白泡の中から小さいアマゴだが1キャッチ、1バラシでアマゴの姿を見ることが出来たのですが、この淵に差し掛かった辺りで雨が降り始めてしまい段々強く成ってきたのでゴアのウエーディングジャケットを背負っていて幾つか気に成るポイントはあるが何となく遡行を続ける気力が無くなり本降りに成る前に退渓する事にしてMyキャラバンに戻り奥原川に入って行った2人を山葵田の辺りでピックアップしようとMyキャラバンを停めてあった所から走らせた直後にkidから入電。「元の所へ戻って来て下さい。」との事で元の駐車位置に戻って2人をピックアップで様子を聞くと奥原に入って少しした処で急に濁りが入って釣りに成らなく為ってしまったとの事。丁度山葵の収穫時間に填ってしまったようです。

 何となく物足りなく、時間も有るので奥原川の中流域へ向かい橋の袂に駐車で堰堤くぐりのコースの様子を見ることにする。kidは既に終了モードに成っていてMyキャラバンで待っているとの事で鵜殿さんと私とで再入渓。今シーズンはフルシーズンルアー解禁に成った狩野川水系に精を出していてこのエリアに入るのは今シーズン初めてだが堰堤をくぐり小滝を高巻きして水道管の横断する橋の辺りまでやってみたが以前とは比べものに成らない位魚影が薄く成っていて二人で数回のチェイスを確認した程度でかなり厳しい状況。この辺りで二人とも諦めがついて退渓。

 2008年の渓流終了。シーズン最後の渓流釣行は攻め尽くされたエリアに入るので厳しい釣行に成るのはいつもの事なので今年も例外に漏れず同じでした。今シーズンは本流は途中閉められたもののフルシーズンルアーが解禁に成った狩野川水系に精を出して、私のホームとも言える河津川への釣行回数はいつも一緒に釣りをする鵜殿さんとkidが河津川の年券を買ってなかった事などもあり、10回と以前に比べ随分少なかった。
 来シーズンはもう少し通って来ようと思いつつ、2008年の河津川に感謝して退渓。河津を後にして帰路についたのでした。


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2 コメント

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お疲れ様でした (Open6E)
2008-11-10 13:16:43
渓流の〆、お疲れ様でした。

部隊長さんにとって、今年はほんとに狩野川の年でしたね。
来年こそ、いい時期に連れてってください。

俺の方は、今年丹沢が釣行5日に対して河津(水系)が7日と、むしろ河津がホームグラウンドな感じでした。
つか、年券買った方がヨサゲっす。
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2008年の渓流が終わってしまいましたね。 (部隊長)
2008-11-10 18:41:48
Open6Eさん

毎度の事ながら渓流の〆はいつもこんな感じで厳しい釣行に成るのですが、やはりシーズンの最終はホームの河津川ですね。

来シーズンは是非とも一緒に狩野川へ行きましょう。それと私を丹沢へ連れてって下さい(笑)
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