伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
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渓流オフは海を楽しむ。

Fishing club HUSLER「7月例会岩手釣行」報告 2日目②

2008-07-25 | Fishing club HUSLER
 朝一、私としては十二分に満足出来る釣りが出来たので気分上々。遅くにお願いしてあった朝食を摂りながら皆んなで昼の部はどうするかの相談である。この地に来通い始めて3年目だが、幹事や会長の配慮で普段から気心知れたメンバーで川に入るのが良いだろうと、私達は良いポイントへ入れて頂き心おきなく釣りをさせて頂いてきた。しかし、Fishing club HUSLERに入れて頂いて以来、例会には雄登、kid、と共に参加する機会が多く、また当日は気心知れた組み合わせで釣りをするのが多くて他のメンバーの方と一緒に釣りをする機会少ないので予てからいつもの組み合わせでなく、メンバーの色々な方々とご一緒させて頂ければと考えていたのでちょっと提案してみた。で、決まったのが風海庵会長に雄登がお伴し、私がサカモト副会長のお伴で水温が上がっている下を避けて源流域の支流へ入る事に成った。
 
2日目昼の部
 初回、2回目といつも夜走りから直行で入ったよく知る流れ。林道が川沿いに走り入り易いコースだ。連休の土曜と日曜の朝を過ぎた後だけに果たして私の腕で魚に会えるのだろうかと一抹の不安を抱きながらサカモト副会長と共に林道を歩き予定の入渓ポイントを目指す。私はお伴なのでサカモト副会長に先行して頂いた。その光景がこんな感じです。



 サカモト副会長はスプーンやハスルアーなどの金物の使い手でバリバリのHUSLERで、得意技はピュアの転がし釣法とハスルアーのナチュラルドリフト、ハスルアーの空中釣りである。後ろからじっくり観察させて頂くとかなりスローなリーリングでロッドワーク巧みにポイントを通して渓魚を惑わしている。
 後ろから着いていくと時々姿が見えなくなる。始めのうちは川を遡行しないでポイント、ポイントを打って行くスタイルかとも思ったが、2つ3つのポイントを過ぎる頃から後続の私の為に幾つかのポイントを残しながらの遡行である事が見えてきたので残してもらったポイントを丁寧に打って行くのだが、攻め倒されているらしく魚が出てくる事は出て来るのだが直ぐに見切られてしまい追う事は無い感じだ。太い流れのヤマメポイントばかりやっていたのでそろそろ東北のイワナに会いたくてサカモト副会長さんにお伴したので流芯脇のヨレや巻き返し、石下のエグレ、際のエグレなどイワナが出そうな感じの所を重点に攻めるが黒く細長い魚体が顔を出すが直ぐに戻ってしまう。ナーバスな魚をフッキングにまで持ち込める程の腕を持ち合わせていない私には辛い状況である。そんな中サカモト副会長さんは28㎝のイワナをきっちりキャッチしていました。一度だけ落ち込み脇のヨレから流芯脇の緩い流れにアスリートを通した処黒い魚体が追いかけて来る。リーリングスピードどに変化を付けてみたがアタックせず、残るは秘技ティップから5㎝8の字だがその技は未だ私には身についておらずで立ち位置の直ぐ横まで来て始めて人間の存在に気が付いたのか慌てて下流に逃げて行ってしまいました。このイワナを食わせる事が出来なかった腕の無さ、全く情けない。
 途中、支流との出会いでサカモト副会長に追いついた。どうもキャッチした様子なので聞くとなんとシンキングミノーで始めて魚を獲ったとニコニコです。私の様にミノーイングからトラウトを始めた者ににとってはびっくりな話ですが、バリバリのHUSLERにとっては珍しく無い事なのかもしれない。

 予定の退渓ポイントは合流から本筋をもう少し上った所だが、サカモト副会長とは一回り半ほど年がいっている私は足元がおぼつかなく為ってきたので支流に入って直ぐの橋から林道に一足先に上がらせてもらう事にして支流へで真新しい足跡を見て思わず「やっぱりね。」と一人納得してしまいました。本筋を上っている時はサカモト副会長さんの後だったので半信半疑でしたが、どうも朝誰かが遡行した後を上っていた様です。橋の所から林道へ上ろうとしている処でMyキャラバンが通過で先にサカモト副会長をピックアップとの事で雄登が私に合図してから奥へ走って行き、戻りでピックアップしてもらい遡行の事などの話を聞くと仲間で一つの川に入った時には先行は幾つかポイントをとばしてその時はなるべく川から離れて遡行するのがFishing club HUSLERの教えとか、私達のいつものスタイルは並んで遡行して交互に先行してポイントを打ち、攻めきっていないポイントをその時の後続がフォローするスタイルだったのでちょっと驚きでした。
 風海庵会長のお伴で別の沢に入った雄登はイワナを4つか5つ獲ったとか言ってましたが、風海庵会長が気を遣って雄登に釣らせてくれたのでしょうが、連休真っ直中のそれも午後にちゃんと魚が獲れるとは素晴らしい。私は「ボ」なのに。
 別の沢に入ったkidと鵜殿さんの根こそぎコンビをピックアップでひとまず宿に戻る。根こそぎコンビは今回もウヒャウヒャの釣果だった様である。鵜殿さんの秘技「5㎝8の字」炸裂とか言ってました。

2日目夕間詰めの部
 宿で一休み、kidと雄登は疲れが出たとみえて昼寝から起きない。鵜殿さんも夕間詰めはやらずに休むと言うので、普段あまり釣りが出来ない都会の貪欲組の風海庵会長とサカモト副会長と下流の様子を見たい私の3人だけが夕間詰めに出撃です。この日も風海庵会長はフライタックルを持ってイブニングのライズ狙いでこの日の朝私と雄登が退渓した所をやると言う。サカモト副会長はそこから遡行すると言うので2人を降ろして私は初日の朝一に入った所より少し下流を目指す。途中道を間違えてだいぶ遠回りをしてしまい僅かしか釣りをする時間が無かったがそれでもサカモト副会長が初日に5本出した瀬よりも少し下流で良さ気な所を見つけそそくさと川に行ったが、流れに入った途端に温っと感じる位の水温で案の定何も起こらずで直ぐに時間切れで戻る事に成ってしまいました。
 風海庵会長とサカモト副会長を時間通りにピックアップで様子を聞くとフライの方はライズ待ちしたがなかなかライズが無く一度だけフライを咥えてくれる魚出たがあっさりはき出されたとの事。サカモト副会長の方はいつもより水量が少ないので楽に遡行できて今回も20㎝上を4つ獲ったと言ってました。流石です。


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4 コメント

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お疲れです (鵜殿です)
2008-07-25 21:12:34
お疲れさまでした。
私、今回は二日とも夕間詰めをやりませんでしたが、ちゃ~んと理由があるのです(笑)
雲野さんが用意してくれた地図で朝と昼にやった場所の確認をする(これは各班のもね)、結果を地形と照らし合わせる、そこから翌日の釣行で最も効率の良い場所を割り出す。
それが今回の私の結果です(^○^)v
いや~実に楽しい釣行でした!ありがとうございました!
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流石です。 (部隊長)
2008-07-28 08:13:03
鵜殿さん

当社の気まぐれ社長が突然夏場の土曜は全休にするとの事で急遽土曜に伊東湾に浮かぶ事に成っていたT.Okamotoさんのボートにご一緒させて頂く事に成り炎天下海に浮いていました。結構疲れるもんですね、日曜は腑抜けでさんま観てて家から一歩も出ず状態でおかげで遠征の疲れもボートの疲れも全て取れましたが頭の腑抜けは悪化(笑)

今回、岩手の私は相変わらず欲をかかずにな感じでやっていましたが、エントリーの通り好みのエリアをやれたので大満足。出来れば水温が上がらない季節に下の方をやれればなんて感じでしたが、過去二回に比べて水量が少なく私の様な軽量級、足腰軟弱者にとってはとっても良い感じの川の状態でした。
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遅ればせながら (まこ@釣庵)
2008-07-29 23:12:52
岩手遠征お疲れさまでした。
地震のニュースを見て心配してましたが、ご無事で何より。
釣れた魚も素晴らしいコンディションのものが多い様で、ウラヤマシイ限りです。
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私達が帰ると何かが (部隊長)
2008-07-30 08:06:25
まこ@釣庵さん

まこ@釣庵さんの方こそ沖縄の青い海羨ましいッス。

地震の件ですが、3回行って初年は台風襲来、昨年は最終日に長岡の地震で帰りの東北道で新潟に向かう災害応援部隊と会ったり、今年は帰ってきた直後に岩手地震でした。

流石に東北です。いつも良い魚に会う事が出来ますから、毎年の楽しみに成ってます。
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