松山市高岡町に鎮座する生石八幡神社の春祭りが行われ、伊予里神楽を奉納致しました。
当日は神社の参道にたくさんの出店が並び、賑やかな子供たちの声が境内に響き渡っていました。
階段を上がった先の岡の上には、町を見守るように静かに佇む生石八幡神社。
山の上に鎮座する神社ならではの、穏やかで厳かな雰囲気に包まれていました。
春祭りの祭典では、町の安全と五穀豊穣を願い、厳かに神事が執り行われ、その後、伊予里神楽を奉納いたしました。
大魔に抱っこされるお子様の微笑ましい姿もあり、和やかな空気に包まれていました。
境内には末社・摂社も静かに鎮座し、訪れる方々をあたたかく迎えてくれます。
祭りの締めくくりには恒例の餅まきが行われ、境内は笑顔と活気にあふれました。
【生石八幡神社の由緒】
往古、神功皇后御駐蹕の遺跡の岡に鎮座し、「伊佐爾波の岡の宮」と称えられていました。
貞観元年(西暦859年)、奈良大安寺の行教和尚が八幡山に八幡宮を勧請し、岡の宮と合わせて「生石八幡宮」と称したのが始まりです。
延長元年(西暦923年)には越智良利が水田を寄進し、高山に鎮座していた三女神を合祀。のちに越智親経が国司・源頼義の命により社殿を改築し、以来、河野氏代々の尊崇を集めてきました。
伊予里神楽を奉納する神社の一覧をアップします。
4月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸5-1569)
4月19日 生石八幡神社(高岡町917)
5月 1日 奥土居神社 (東垣生町697)
5月 2日 日吉神社 (南斎院町1224)
5月15日 素鵞社 (西長戸町角田788)
5月16日 久枝神社 (古三津町1257)
5月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜町4丁目乙74)
7月17日 嚴島神社 (神田町1-7)
7月28日 住吉神社 (西垣生町1369)
10月下旬の日曜 橘若宮神社 (立花1丁目10番27号)
※日程の記載があるところは毎年曜日に関係なくこの日に行います。