旧正月も過ぎて、寒い日が続いております。
時節柄、お身体には十分お気を付け下さい。
今月の言葉は心と体の健康について取り上げてみました。
アメリカのハーバード大学の「ハーバード成人発達研究」は75年にわたり、経済的に貧しいグループと豊かなグループ二つを対象に心と体の健康を追跡してきたそうです。
その結果、次のようなことが明らかになりました。
1、周囲と良い関係を築いている人は、身体的にも精神的にも健康で長生きする。
ほしいだけのお金を手にし、仕事で成功し、肉体的に健康な状態であっても、周りから孤立し、愛情に満ちた人間関係がなければ、結局、人は幸せにはなれない。
家族や友人などと良い関係を築き、地域社会とより良い関係を築けている人は身体的に健康で、精神的にも充足して、長生きするそうです。
反対に、周囲から孤立し、孤独を感じている人は、健康が早く衰え、短命である傾向が強いそうです。
2、人間関係で重要なのは量より質
大切なのは、友人の数やパートナーの有無ではなく、心の底から信頼できる人がいるかいないか、一緒にいて安心できる人、ありのままの自分をさらけ出せる人がいることが重要だそうです。
仕事帰りに愚痴を言い合える信頼できる友人や、つらい事があったときに弱音を吐ける家族の存在が幸せな人生になにより不可欠なようです。
家族と一緒に食事をしながら話をするとき、人はリラックスした状態になり、心を開いて会話をすることができます。食事は家族の人間関係を深める重要な役割があります。誕生日や記念日等、何かあるごとに家族の交流を深めて、和やかなひと時を過ごしましょう。
「心の平和は健康への鍵」
今日も良い一日を!