今日は国立にある国立北保育園のご厚意により、園内の計測を行いました。
園児のご父兄にガイガーカウンター「RADEX QUALTA」をお持ちの方がおられて、ぼくの「GM-10」との比較も行いました。
まずはこのような教室ですが・・・
ぼくのGM-10は子供用机の上に置き計測したので高さ約0.5m
平均約 0.13~0.16マイクロシーベルト
RADEX QUALTAでは
高さ1mで0.14マイクロシーベルト
高さ0mで0.13マイクロシーベルト
__
教室前ベランダ、高さ0mでの比較。
GM-10 平均約 0.15~0.17マイクロシーベルト
RADEX QUALTA 2回計測 0.15~0.16マイクロシーベルト
__
グランドの雨水が落ちた窪み、0m
GM-10 平均約 0.13~0.17マイクロシーベルト
RADEX QUALTA 2回計測 0.11~0.14マイクロシーベルト
__
砂場、高さ0m。
GM-10 平均約 0.14~0.19マイクロシーベルト
RADEX QUALTA 2回計測 0.14-0.15マイクロシーベルト
__
菜園、0m。
GM-10 平均約 0.08~0.16マイクロシーベルト
RADEX QUALTA 2回計測 0.14-0.14マイクロシーベルト
__
雨水マスの上。
GM-10 平均約 0.11~0.17マイクロシーベルト
RADEX QUALTA 2回計測 0.13-0.15マイクロシーベルト
プール、0m。
GM-10 平均約 0.13~0.19マイクロシーベルト
RADEX QUALTA 2回計測 0.16-0.16マイクロシーベルト
プール排水溝、0m(RADEX QUALTAのみ)2回計測 0.21-0.24マイクロシーベルト
__
計測の結果ですが、ぼくが計測した範囲ではこの幼稚園の敷地が特に高いようには思えません。
もっとも数値が高かったのはプール排水溝で、落ち葉の吹きだまりがありいかにも数値が高そうに見えました。
これ以外に幼稚園の敷地内で「吹きだまり」的な場所はなく、どこも清潔にされていたので他に数値が高い場所はありませんでした。
RADEX QUALTAとの比較ではGM-10の方が若干高めの数値が出ることもあるようですが、だいたい同じような感じではないかと思います。
いずれにしろ2代がピッタリ同じ数値と言うことはないので、あくまで「目安」なのだとあらためて思いました。
都内では放射線測定を嫌がる学校も少なくないようですが、それだけに国立北保育園のご理解とご厚意には感謝いたします。
ぼくは父兄の方に依頼されて計測に伺った「部外者」ではありますが、しかしいくら「よその子」とは言え未来の日本を支える人材でありますから、ぼくにとっても無関係とは言えないわけです。
今のところぼくにできるのはただ計測することだけですが、データはみなさんのお役に立てていただければと思います。