開店前の近所のスーパーですが「あんなところにカマキリモドキが!」と、こんな距離から分かってしまうところが我ながらスゴイです。
こんなところに・・・写真では見たことありましたが、実際目にするのはこれが初めてです。
カマキリとはかまの折りたたみ方が逆だったりして、まさに「モドキ」です。
やはりカマキリモドキ拳法の使い手なのでしょうか?
上から見るとカマが見えず、ちょっとお腹が太めのカゲロウといった感じです。
いや実は、この虫の幼虫は見たことあって、冬眠中のコアシダカグモの体節に巻きついて寄生しているのを、新開孝さんに見せていただいたことがありました。
寄生動物はとにかくたくさん卵を産みますから、それでこのヒメカマキリモドキも腹が膨れているのかもしれません(この個体の雌雄は分かりませんが)。
国分寺市
GX200
クモの新海さんは近所ですがまだお会いしたことはありません・・・
14-42mmのリバース改造は、いちおう中学の電気工作レベルで可能のはずですので、ぜひチャレンジしてみてくださいw
因みにマイクロフォーサーズの用の標準ズームでは、あまり高い効果は得られないようです。
クモのシンカイさんですかW?
でも雑木林にいるよりスーパーの壁のほうが目立つので、見つけやすいですね。
関東に点在する雑木林ではたびたび見られるようですが、特殊な生態を考えると「都会派」の虫ではないはずです。
うちのような田舎にもいるのでしょうか?w
虫に対する「情熱」と「愛情」は別物ですね。
新開さんと何度かフィールドを同行させていただいて思ったのは、「情熱」はともかく「愛情」はぼくのほうが格段に上だと言うことですw
新開さんは冬に、何かの葉っぱにくるまれたクモの卵のうを分解してぼくに見せてくれましたが、ぼくにはそういう「かわいそうなこと」はなかなかできません。
もしかすると虫に対してあまりにも「愛情」のありすぎる人は、研究職に向かないのかもしれません。
虫に対してドライな情熱のある人じゃないと、虫に対して各種実験を行なうことはできません。
カマキリモドキの飼育にしても、一方ではつぶらな瞳のいたいけなハエトリグモが犠牲になるわけで、自分でも不条理と思いながらそういうところに躓いてしまいます。
まぁしかし、ぼくはカマキリモドキの微小な幼虫を撮れるレンズを持ってるわけですから、これはぜひ試したいですね。
スーパーの近くで産卵してもどうせ無駄になるだろうから、雑木林に巻いて分布のお手伝いをしてもいいかもしれません。
14-42mmのリバース改造には、新海さんが一番反応してましたw
RICOH Rシリーズの「前玉切断魚眼」は、知り合いの知り合いの若い女性が試していたのを聞いて、ちょっと驚きましたが。
しかし、自宅近くの雑木林の林縁などの草むらに、せっせと卵を放置しておいて春を待つという、投げやりなやり方もうまくいくかもしれません。
なにせ、カマキリモドキの幼虫だって必死です。何百、何千のふ化幼虫のうち、ラッキーなヤツに出会えることは大いにありなのです。
以前、6月の秋が瀬公園で見つけた幼虫たちは、狭い範囲に集中して見られました。
卵ばらまき作戦、もし糸崎さんがモドキ♀を確保なさっているのなら、必ず卵は産みますから、試してみてください。
もっとも、ばらまいたこと、来春まで覚えておくことも肝心です。
これは博打みたいなもんですね。
14-42ミリバース改造、どれくらいの人が試しているのか想像もつきませんが、反応はどうなのでしょうか?
これはぼくも考えましたよ。
生ゴミを捨てに出す頻度をちょっと減らし、ハエトリグモを部屋で放し飼いし、するとある朝、枕の下からカマキリモドキのつぶれた死体が発見されるという・・・
やり方によっては観察者が町内会から駆除される可能性はあるわけですが。
クモを飼うにはえさを飼う必要もありますね・・・
よく考えたら、ハエトリグモも一緒に飼育しないといけないんですよね。
難易度が高そうです。
しかしカマキリは特に認知度が高い虫なので、この虫の名前も「カマキリモドキ」が素直でいいかなと思います。
「熱心なお母さん」だったらこのブログの読者にも少なからずおられるかもしれませんので、産卵以降の観察記録はそういう人にバトンタッチ・・・という手もありますねw
あと、14-42mmリバース改造の情報がお役に立ったようで、良かったですw
飼育ケース内でも簡単に産卵します。卵は小さくて、すごい数です。数える気がしないくらい。卵の形状を見れば、なるほどカゲロウの仲間かと、再認識できるでしょう。
かつて、カマキリカゲロウという和名もあったのですが、カマキリモドキに落ち着いてしまいました。カマキリのほうがはるかに認知度が高いので仕方がない結末ですね。
ふ化した幼虫を部屋で徘徊しているハエトリグモにたからせて、飼育も可能です。もちろんハエトリグモが♀の成体であり、来年春に産卵するまで、我慢強く世話をしなければなりません。
そういう飼育の世話が苦手な私は、じつはやったことありません。これを実際に行ったのはある熱心なお母さんです。
虫好きなお母さんも珍しいですが、やはり子育て同様、虫の世話もお母さんの方が上手のようです。