糸崎公朗ブログ1・路上ネイチャー協会

写真家・糸崎公朗のブログです。『子供の科学』と『デジカメWatch』で連載をしています。

3.11から1年(子供の科学1202年4月号)

2012年03月11日 | 原発・地震関連

今月10日発売の『子供の科学』2012年4月号ですが、『3.11から1年』という特集が組まれています。


その中で『危険から身を守る「考える力」を養おう』と言うタイトルで、コラムを書かせていただきました。
テーマとしては「メディアリテラシー」なのですが、その用語を使わず、子供にも分かりやすいよう頑張って書きました。


そして連載は、『カメラで見つけた!よりみち自然観察』とタイトルも新たにリニューアルしました。
第1回のヒキガエルは去年の今ごろ撮った写真で、その当時のことを振り返っています。
正直、この写真は昨年『日本カメラ』に掲載したネタと被ってますがw、切り口は変えてあります。

思えば3.11以来、当初は『子供の科学』の自分の連載で、原発事故について暗示的な記事を書いていました。
しかし、ガイガーカウンターを購入して実際に自分で各地を計測するに至って、どうしてもそのことを記事に書きたいと編集部にお願いして、放射線のデータを含めた記事を書かせてもらえるようになりました。
それで今月号のコラム記事は、編集部から「連載に収まりきれないメッセージがあれば、書きませんか?」と提案していただいたのです。
ぼくはもちろん、原子力や放射能の専門家ではないですが、「自然を読む」ことと「情報を読む」ことと関連づけて、「メディアリテラシー」について書いたのでした。
小さな記事ではありますが、読者のみなさんにとって、何らかの役に立てばと思います。

本日のRICOH LENS A16 24-85 / GXR

2012年03月11日 | カメラ網


ネイチャーフォトの撮影機材ではないですが、「カメラは虫の一種」なのでこのブログで取り上げますw
本日のRICOH LENS A16 24-85 / GXRは、純正レンズフードと、オリンパス製35mm相当の光学ファインダーを装着。
「マイセッティング」に35mm相当の画角を登録して、モノクロスナップ撮影してみました(ブログ4に作品があります)。
このリコー純正フードはなかなか出来が良く、システムとして合理的に考えられています。
対してオリンパスのファインダーVF-1(バルキリーじゃないよ)は、ブライトフレームの見えが悪く、基部もグラグラするイマイチの製品です。
しかしモノクロ写真は、ファインダーの視界と撮れた写真のズレが面白いく、創造意欲がかき立てられるのです。

思えば去年の3.11、地震があったその時は「写真とは何か?」とか「自分が写真を撮る意味は?」など深く考えながらtwitterをやってて、正直地震どころではなかったのですが、しかしやっぱり写真のことを考えてる場合じゃなないわけで、とりあえず家に戻ったり、しかし余震が怖くて再び外に出たり、右往左往してました。
しかしそんなこんなでともかく1年経って、現在は4月3日からTAP Gallryで開催する個展『反ー反写真』の準備をしてるわけです。

モズのはやにえ(ミミズ)

2012年03月11日 | 脊椎動物門

雑木林の枝に、干からびたミミズが引っかかってましたが、モズのはやにえでしょうか?

テスト中の「RICOH LENS A16 24-85 / GXR」で、いちばんマクロが効く85mm相当で撮影しました。
しかし実焦点距離は55.5mmで、開放絞り値がF5.5ですから、背景ボケがそれほど大きなレンズではありません。
なので少し絞って、あえて背景描写してみました。
このユニットは、内蔵ストロボを使うとけられてしまうので、外付けストロボを使用しています。
ピントですが、驚いたことにAFで合ってしまいましたw
リコーのデジカメは背景が明るいと、手前にピントが合わない「中抜け」が起きがちでしたが、少しずつ改良されているようです。


比較としてRICOH CX6の広角マクロで撮影。
より広い背景が写り込んでますが、被写体にさらに接近してるため、ボケ量そものもは思ったより差がありません。

国分寺市