9~10月は金木犀の香りが漂う時期ですが、秋も次第に深まってくると
香りも消え、花が散ってしまった庭が殆どでしょうが・・・
我が家の庭の一番奥、ヤマボウシの近くに植えた2株の金木犀・・・
金木犀の香り・・・2015/10/3
金木犀の花を乾燥させてのお茶は、試した経験がありませんが
ハーブの葉っぱや花(カモミール)同様、金木犀の花も漬けた(ホワイトリカー/氷砂糖)ことがあります。
いろんな果実酒や花酒、どれも味わい深いお手軽酒として重宝しています。
大きさに差があり、ふたつでひと株扱いの剪定(花後)を済ませました。
金木犀のほのかな香り・・・2013/10/6より
銀木犀(原種)の変種が金木犀のようですが、塀沿い(間口)にも何本か植え込んでいます。
貧弱だった株も、数年前から開花するようになりました。
オレンジっぽい黄花の強い香りを放つ金木犀が先に咲いた後に、遅れて咲くのが白花の銀木犀・・・
庭に銀木犀を植えていた’子供の頃、優しい爽やかな香りの記憶が少しあるだけです。
金木犀の香り・・・2012/10/14
銀木犀と間違えやすいのが、銀木犀に似た淡い黄色(クリーム色)の花を咲かせる薄黄木犀(ウスギモクセイ)・・・
葉っぱは銀木犀や金木犀より幅が狭く長め、香りは銀木犀と同じく’控え目(弱め)で実が生るようです。
青紫色から熟すと黒紫色になる実(楕円形)”薄黄木犀(ウスギモクセイ)が知られず、銀木犀に実が生ったと
勘違いされる例もあるようです。別名四季咲きモクセイが、薄黄木犀(ウスギモクセイ)のことなのでしょうか?
今年は金木犀の蕾の姿も、楽しむことができました。
長年育て続けているトキワシノブ(石化シノブ)や洋シノブ
斑入りのセッコクなども、金木犀の香りに満足そうでした。
「セッコクって’この時期にも咲くの・・・?」と、庭を覗きに来てくれた花友さん!
秋は花芽が充実する時期だと思いますが、確かに金木犀と共に咲いていました。
春と秋は日当たりを好み、夏場は明るい日陰で管理するのが良いセッコク・・・
季節外れの気候(環境)などもあり、秋に開花したのでしょうか?