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百貨店の年末商戦はお歳暮からおせち・中食にシフトしている・・・という話

2019-11-29 07:25:25 | Weblog
まあ、今ではお歳暮コーナーとかもう会場の片隅に追いやられてるもんね。
百貨店、最大商戦・歳暮の苦境を“食”で乗り切る動き軽減税率を活用、「家庭で贅沢」提案
うちらの若い頃といえばお中元、お歳暮なんてのはメーカーにとっては一大イベントで、お中元の時期が終わったと同時にお歳暮ギフトの製作に取り掛かって、大手の百貨店さんなんかには本部員が応援という形で店頭での呼び込み販売をしてましたわ。
しかもどこの百貨店も最上階の催し物コーナー全部使ってお歳暮コーナーを展開してそらもう大盛況。
でも、まあ・・・
いつの日かお歳暮、お中元の風習がなくなり、ギフトコーナーもかなり縮小されました。
先日、知り合いに数の子を送ったんですが、その時そこの大将曰く
「お歳暮の風習が無くなったから、当時の半分位しか売れないんですよ」
って言ってました。

じゃあ、百貨店が指をくわえて黙っているかというとさにあらず。
その代わりに最近人気が高まってきたのが「おせち料理」とか「なべセット」みたいなもの。
ギフトと思うとバカバカしいと感じる訳ですよ。
実際化粧箱代とか乗ってるし、決して安くはないし。
でも、この場合、人間って不思議なモノで
『この価格でお手軽に本格的な料亭の味が楽しめる』
という謳い文句にやられて、売れる売れる。
確かに、有名フレンチで家族4人食べたら一人1万はすっ飛ぶけど、おせち料理なら3万円で、しかも色々な種類が食べられる・・・見た目もキレイでインスタ映えしそう・・・
『そら買わない手はないやろ』
『ないやろ』
そんな感じでおせち料理市場が新たに伸びている訳です。

考え方を変えれば、ギフトが大体5000円位だから、おせち一台で2~5個くらいのギフトに相当する訳ですよ。
だから各百貨店もどんどん手を変え品を変えおせち料理や地域の名産セットに力を入れていく訳ですね。
人のあげるとギフトだけど、自分の為のご褒美とかハレの日のご馳走を我が家で食べるという頭の切り替えで百貨店は生き延びようとしている訳ですね。

さて・・・今年はどうしようかな・・・
たまにはおせち重買ってもいいんだよなぁ・・・


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