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失速する「いきなり!ステーキ」って言っても、そんなのわかってた話でしょ?

2019-11-28 08:44:00 | Weblog
急激な業務拡大をするとこうなるよって散々書いてた事だけどなぁ・・・
失速する「いきなり!ステーキ」足が遠のいた人たちの本音は
やっぱりそうか…って感じになったいきなりステーキ。
まず安くお手軽にステーキを食べてもらいたいからのスタートで、その代わり立ち食いスタイルだよと。
これは確かここが始める前に上野のステーキハウスでやってた手法なんだけど、これを取り入れたと。
で、そういう話題性もあって、短期間でイッキにブレイクして連日超満員ですわ。
ただ、それで成功だと思ったんでしょうなぁ。
あちこちに店を出し、遂には海外進出したと・・・

でも、驕りが出たんだと思いますよ、これ。

地固めをしていないから、結局これって自転車操業なんですよ。
A店で出た利益を次の事業展開の資金にする。まあこれは企業の基本姿勢なのは間違いないんだけど、少なくともそれと同等の余力は残しておかないと、攻めている時はいいとして、いったん守りに入った時、イッキに体力を奪われる訳ですよ。
余力があればまだ立て直しが可能だけど、多分いきなりステーキはそこまで考えてなかった筈。
海外進出が実際とん挫に近い状況で、その余波は絶対今の店舗に降りかかってくるだろうなと。
さらにステーキ市場もライバル店が参入してきて、以前みたいな「独占状態」ではなくなってしまったし、そうなると必然的に客の囲い込み合戦が始まります。
サービスデーと称したダンピング合戦から、商品の値下げ断行。利益が当然薄くなるから人員削減からのサービス低下。
ここまで行ったらもう最悪です。

過去に東京チカラめしとかクリスピークリームドーナツとか、急激に店舗展開をして一世風靡した会社もあったけど、現状はご存知の通りです。
つまり自転車操業だったから、その回転が止まったら倒れてしまったという事。

いきなりステーキさんの系列はペッパーランチと同じなので、そっちの利益を調整してどうにかしようという腹積もりかもしれないけど、これもなかなか危険な賭けで、やり方を間違えると共倒れの可能性もある訳です。

やっぱり土台をしっかり作った上で業務拡大すべきだと思うし、こういう時は成功例だけ見て動くのではなく、失敗例をきちんと把握する事が大切だと思いますわ。

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