消費税先送り

うーん・・・でも仕方ないかな?

【消費増税再延期正式表明】経済界は賛否両論　日商・三村氏「次、引き上げられなければ日本は財政的に破綻…」

アベノミクスで景気引き上げを狙ったけど、結果としては『儲けられる時にお金を貯めこんで万が一の時に備える。または過去の損失補てんをする』って企業が動いてしまって、思ったように景気が活性化してないのが現状なんですよね。
そりゃあね、そう動きますわ。
それだけそれまでの不況が企業からすれば恐怖の対象でしかない。
いわゆるトラウマですよね。

企業からすれば社員を守らなければならない、会社を守らなければならないという感覚があって、景気云々はその余裕ができてからの話ですよ。
ここら辺は用心深い日本人の発想なんだけどね。
だから、景気が上向いた、売り上げが上がったとしても、万が一のプールに会社がため込むから、消費税を5%から8%に上げた時に
「あ、値上がりした」
って錯覚に陥る訳です。

実際色々なモノに税金がかかるから値上がりなんだけどね。

さて、そんな社会でじゃあ外貨に見出そうとして、外国、特に中国の観光客を大幅に受け入れてた訳だけど、結局中国マネーは『バブル』みたいなものだから、いつまでも続く訳ではないので、これも頭打ちですよね。

それでも民主のバカ政権に比べたら株価もそこそこ持ち直し、ドル単価もまあ100円オーバー。
当初はドル=90円後半が望ましいとか言ってたんだから、アベノミクスそのものはよく頑張ってると思います。
もう民進党には怖くて政権任せられないもんね。

で、今回の見送り。
やむを得ないでしょう。
多分ここで仕掛けたら、経済どころか色々なところでデメリットが生じるだろうし。
多分雇用も減るだろうし、社会保障も想定外の収入減で思ったほどの効果は期待できないだろうし。

でも2019年は何があっても引き上げないとまずいのも事実で、それまでは無駄遣いを減らしていくしかないんでしょうな。

まあ、景気の回復が遅れているのは、まさに日本人だからこその理由ですね。