自由軒は難波の商店街にあります。この店は昼間行列をしていますが、ほとんどが観光客であり、地元の人はあまり来ないらしいです。
でも、当時の自分たちはそんな事知るわけも無く「凄い人気店なんだ」と驚いていました。
当時はカレーといえばごはんとルーが別々に運ばれて、自分でかけて食べるというのが主流だったので、こういう最初から混ぜてあるカレーは確かに得体の知れない食べ物でした。
「うまいのかよ」
「俺も初めてだよ」
「気持ち悪りぃじゃんか」
でてきたそれは、ご飯とルーが最初からまざってあり、中央に生卵が一つ落されている。
「えっ、生卵かぁ」
「混ぜて食えって事だよなぁ」
回りの人を見るとほぼ全員ソースをぶっかけて一心不乱に混ぜながら食べている。
なるほど、どうやらそれが正しい食べ方みたいね。
見様見真似でみんな試してみる。
感想はというと・・・
「あ、俺はこれアリだな」
「俺は多分2度と食べない。やっぱり肌にあわないよ」
「生卵とカレーって合わないような気がする」
「そうかなぁ。味がマイルドになって俺は嫌いじゃないな」
「まずくは無いけど・・・カレーかというと・・・」
人それぞれでした。
いい加減お腹いっぱいなので、そろそろ京都に戻ろうと提案すると、カレーが口に合わなかった河田・細野・馬場が
「タコヤキ食べたい」
ダダこねます。
「食べられるの?おなかいっぱいじゃないの?」
「大阪まで来てたこやき食べないわけにいかんだろう」
「大阪最後の味があのカレーっていうのはやだ」
「大丈夫だから、みんなで1舟食えばいいんだから」
我々は馬場のるるぶを頼りに道頓堀へ。
タコヤキ売場はどこも長蛇の列。
ここらへんは地元の高校生も並んでるみたい。
せっかく来たんだし、有名店がいいかなということで、一番行列ができている店に。
代表で河田が1舟買って来て、みんなで食べる。
「たこでかいなぁ」
「ソースが甘いんだね」
「マヨネーズかけるのは初めてだけど、うまいね、これは」
多分この時初めてですね。たこやきやお好み焼にマヨネーズをかけて食べるという行為をしたのは。
でもって、これがうまいんだという事もわかりました。
さて、大阪でロクに観光するでもなく、ひたすら食べまくった我々は、再び阪急電車に乗って河原町まで戻っていくのでありました。
次回へ続く。
でも、当時の自分たちはそんな事知るわけも無く「凄い人気店なんだ」と驚いていました。
当時はカレーといえばごはんとルーが別々に運ばれて、自分でかけて食べるというのが主流だったので、こういう最初から混ぜてあるカレーは確かに得体の知れない食べ物でした。
「うまいのかよ」
「俺も初めてだよ」
「気持ち悪りぃじゃんか」
でてきたそれは、ご飯とルーが最初からまざってあり、中央に生卵が一つ落されている。
「えっ、生卵かぁ」
「混ぜて食えって事だよなぁ」
回りの人を見るとほぼ全員ソースをぶっかけて一心不乱に混ぜながら食べている。
なるほど、どうやらそれが正しい食べ方みたいね。
見様見真似でみんな試してみる。
感想はというと・・・
「あ、俺はこれアリだな」
「俺は多分2度と食べない。やっぱり肌にあわないよ」
「生卵とカレーって合わないような気がする」
「そうかなぁ。味がマイルドになって俺は嫌いじゃないな」
「まずくは無いけど・・・カレーかというと・・・」
人それぞれでした。
いい加減お腹いっぱいなので、そろそろ京都に戻ろうと提案すると、カレーが口に合わなかった河田・細野・馬場が
「タコヤキ食べたい」
ダダこねます。
「食べられるの?おなかいっぱいじゃないの?」
「大阪まで来てたこやき食べないわけにいかんだろう」
「大阪最後の味があのカレーっていうのはやだ」
「大丈夫だから、みんなで1舟食えばいいんだから」
我々は馬場のるるぶを頼りに道頓堀へ。
タコヤキ売場はどこも長蛇の列。
ここらへんは地元の高校生も並んでるみたい。
せっかく来たんだし、有名店がいいかなということで、一番行列ができている店に。
代表で河田が1舟買って来て、みんなで食べる。
「たこでかいなぁ」
「ソースが甘いんだね」
「マヨネーズかけるのは初めてだけど、うまいね、これは」
多分この時初めてですね。たこやきやお好み焼にマヨネーズをかけて食べるという行為をしたのは。
でもって、これがうまいんだという事もわかりました。
さて、大阪でロクに観光するでもなく、ひたすら食べまくった我々は、再び阪急電車に乗って河原町まで戻っていくのでありました。
次回へ続く。