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Fukushima50と太陽の蓋という2つの作品

2020-03-12 08:51:14 | Weblog
さて、一昨日見てきたFukushima50については既にこちらでも書かせていただきました。
そして昨日、チャンネルNecoでもうひとつの3.11映画である太陽の蓋が放送されていたので、こちらも鑑賞していました。
面白いのはひとつの題材でありながら視点を変えるだけで、全く言っていいほど別の内容になる事。
Fukushima50は福島第一原発側から見た3.11で、太陽の蓋は総理官邸側から見た3.11なんですね。
で、Fukushima50を見ると
「あー、菅さん引っ掻き回しているなぁ」
って思うんですよ。
いや、現場からすればドタバタしている時に突然来られてもかえって邪魔になるのは確実だし。
でも太陽の蓋を見ると
「こりゃ菅さんいても経ってもいられないから動くわなぁ」
ってなる。
何せ東電の本店も原子力安全委員会もどーにもならないレベルの集まりなんで。

太陽の蓋では現場の状況が全く知らされてなくて、官邸側から再三情報開示を要求しているのに対し、Fukushima50では官邸側からの要求云々で混乱が生じているというシーンが出てきます。

両作品とも東電本社は徹底的にクズだったという点は共通しているものの、それぞれの言い分が全く食い違っているのも面白いなと思いました。

Fukushima50を観た人は是非太陽の蓋も見てもらいたいですね。
多少民主党寄りの作風ですけど、なんとなくFukushima50で生じた疑問の回答がそこにあるような気がします。
逆に太陽の蓋を見てからFukushima50を観ると、官邸と東電本店がいかに意思の疎通が取れていないかがよくわかる内容になっています。

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