ネットカフェ条例

ネットカフェ条例なんてものができるらしく、使用者は身分提示が必要、店側は記録の義務が必要、偽りがあったら罰せられるそうで、ネット犯罪防止が目的なんだそうですよ。

なるほどねぇ、最近多いですからねぇ。
ネットカフェでの書き込みで、しかもフリーメール使えばバレないだろうっていう輩からすれば、これは結構キツイですわ。

さてこの条例で浮き上がってきた問題がありまして・・・・
まず店側はいわゆる設備の問題。
そりゃそうですわ、使用された記録を残さなければならないって事はそれ専用のサーバーを新たに購入しないとならない。
ログを一定期間、全部残すって事は相当の容量を擁しているサーバーを必要とする訳で、これは正直結構なお値段。
ヘタしたらこれを購入する事で経営できないネットカフェが出てくるんじゃないですか？
特に個人経営しているところなんか本当にヤバイですね。

さらに
一時期話題になったネットカフェ難民。
これ、条例が出来たらヤバイですね。
身分証明できるものがないですから。

最近の公式身分証明は「居住地」があるという前提で発行されている訳で、居住地の記入がない身分証明となると、かなり限られてくるんじゃないかなと。
そうなってくると殆どの人はネットカフェを使用しなくなるんじゃないかと。

どっかのネットカフェがそういう難民を受け入れてうんたらパックみたいなものをやってたみたいだけど、今後はそれもどうなるんですかねぇ。

店側としては対応策としてゲームメーカーとタイアップするとか考えているようですが、そろそろこの業界も転換期という事なんでしょうか。