昨日の学校行きたくない云々の話を書いたら、案の定
「いじめられる側に問題があるとあなたは言いたいんですね」
というコメントをいただきまして・・・
昨日も書いた通り、いじめは全面的にイジメている奴に責任がある訳です。
イジメはしちゃいけないの。
でも、イジメっていうのは無くならないという現実も存在する訳ですよ。
なぜならば、世の中の仕組みが競争社会でできているから。
人間の本質っていうのは
「自分より地位の低い、または未熟な人達を見て"こいつより俺は上"という感情を持つ事で心の安定を図る」
もんなんですよ。
よーく考えてごらんなさいな。
後輩が自分より先に出世したら、素直に喜べないでしょ?
今まで自分を頼りにしていた奴が段々実力をつけてきたら、割とストレスたまるでしょ?
そこで出る杭を打つ、つまりそういう連中を何らかの方法で強制的に押さえつけるのが「イジメ」という事ですわ。
子供なら暴力であるとか、モノを隠す等をして相手が困っている所を見て楽しんでいる・・・というより「今のこいつより俺はマシだ」と思っている訳です。
で、いじめられる側には責任はないけど、原因というのは存在する訳です。
原因というよりほぼ言いがかりみたいなものだわね。
体型の問題とか、不細工な顔とか、そんなもの自分ではどーにもならないところが原因だったりする事もあるから始末に負えない。
でも、いいがかりなんだけど、しっかりとした原因でもあるんですよ。
で、このクレーム入れてきた人も含めて、解説者は責任と原因をごっちゃにしている傾向があるんですわ。
原因を取り除くのが最善とかいうけど、取り除けないでしょ?言いがかりだもん。
だから尾木なんとかは無責任だなぁって毎回思う訳ですよ。
でね、昨日一番言いたかったのは
そんだけ酷い目に遭ってるのに、この夏休みの間、あなた達は何も対策をしなかったんですか?
って事ですよ。
親も当事者も先生も含めて。
ただ、いじめられない楽しい日々を過ごして気がついたらもう目の前には地獄の日々が再開されそうになってると。
少なくとも2学期から少しは環境を良くしたいとか、はたまたもう学校に行きたくないとか
自分なら動くし、実際そういう奴もいたし。
学校行きたくなければ行かなくてもいいとは思う。
思うけど、それで終わってたらいつまでも地獄は続くよ。現状維持のままだからね。
行かないなら、その間に何か考えるしかない。
まわりはサポートをしてくれるけど、結局最後は自分が決断するしかないんだよね。