夏休みも終盤。
そろそろメディアが取り上げてくるのが
「夏休み明けの子供達の自殺とか登校拒否」とか。
確かにイジメに遭ってる子からすれば、夏休みが終われば地獄の日々が再開される訳だから、そんなところに行きたくないし、それなら死んだほうがマシだと考えたりする訳ですよ。
で、最近の関係者さんの言い分はというと・・・
「無理して学校に行かなくてもいい」
なんだそうですよ。
まあ、そうだよなぁ・・・
そんな嫌な思いをする為に学校に行く必要はないし、無理やり行ってもストレスが溜まって、メンタルクラッシュが酷くなるだけだし。
休める環境ならいっその事休んじゃえばいいんだろうなぁ。
でもさ・・・
これだけは言っておきたいんだけどね。
じゃあイジメられている子、その親ってこの夏休みの長い期間になんか対策考えたんだろうかね?
約1か月の間、いじめにどう向き合うのか、考えたんだろうか?
多分、何もしてないんだろうなと。
ただただ"イジメに遭わない夏休み"を堪能しただけなんだろうなと。
イジメられっ子に責任はないのは大前提。
イジメる奴が悪いのも大前提。
でも、いじめられるのに原因は存在する。
イジメられる側にとっては物凄く理不尽な原因かもしれない。
勉強できて生意気とか、デブだからとか、そんなの関係ないだろ的な理由だったりする事もある。
で、多分イジメられる側だって、なんとなくイジメられる原因は理解している筈。
イジメというのは多分無くならないんだと思う。
それはなぜかと言うと、社会の仕組みが競争社会だから。
自分のメンタルを維持するために一番手っ取り早いのは、自分より立場が下の人間を見つける事なんですよ。
それを具体的な行動で叩き潰す事で、自分の優位性を実感する・・・これがイジメです。
昔から"出る杭は打たれる"ってあるけど、まさにそれに近い。
こうやってイジメをする事で、自分の優位性を確かめて心の安定を図っている・・・
ひどい話だけど、これ、現実の問題。
だから、イジメから逃れるには
・徹底的に闘うか
・徹底的に逃げるか
いずれかしかない訳です。
徹底的に闘うというのは、とにかく自分に自信をつける事。これだけなら誰にも負けないというものを身に着ける事。
言うのは簡単だけど、難しいです。でも、ある程度突出すると"出過ぎた杭は打たれない"となります。
まず、周りの大人が黙ってない。イジメてる奴が哀れに思えてくる。精神的優位に立てばイジメは少なくなります。
徹底的に逃げるのは一番手っ取り早い例だと転校ですね。とにかく環境をガラッと変える。
でも、どこにでもいるんだよなぁ・・・その手の連中は。
多分担任にクレーム入れました、校長にクレーム言いました・・・ではイジメは止まらないですよ。
で、繰り返しますけど、イジメに遭ってる方々・・・
この夏休み、何か対策考えました??
