大人の言葉遊び

これもキャンプでの話。

小僧相手にこういうひねた言葉遊びをやりました。
皆さんも近くの小僧に仕掛けてみましょう。

10中8.9ひっかかります。

その1
太郎君の家から次郎くんの家までは時速5kmで歩いて5分の距離にあります。
また、太郎君の家から三郎くんの家までは100mあります。
そうした場合、太郎君の家の前にあるお風呂屋さんの番台のおじさんは男でしょうか?女でしょうか?

答え　男　(風呂屋の番台のおじさんだから)

これは小学校の5年あたりが一番ひっかかる問題。
最初に「いかにも方程式だよん♪」というフリをしつつ、実はくだらないオチという・・・でも、ひっかかるんだ。これが。


その2
ある老人が大きな石を川に投込みました。
するとその石は、
なんと!
もぐったり、しずんだりしたのです。
なぜでしょう

答え　あたりまえ(潜るも沈むも同じ)

これも見事にひっかかる奴多いです。
この時、できるだけオーバーアクションで手振りなんぞを加えると、さらにひっかかるスカタンが続出です。
同じ内容で「閉じたり閉まったり」というのもあります(笑)

ちなみに小僧ども、1時間程悩んだあげく、答えを知って激怒してました。

大人の知恵よ、ふふん

ぼくちゃん

昨日も書きましたが、ぼくちゃんはＳＥです。
だから、クライアントがこれ作ってね♪っていうものを作成するのが仕事です。

ある日の事。
相方がぼくちゃんのところにやってきた(笑)

「あのさ、こないだ作ってくれたシステム、動かないんだけど」
「えっ?」
「原因調べてくれないかなぁ」

どうやらぼくちゃんが作ったシステムが作動しないらしい。
「おかしいですねぇ」

後で聞いたのだが、相方は別のスタッフ(ぼくちゃんと同じ派遣元)にも同様の確認をしており(ここまでくると不信感たっぷりやね)原因はキッチリわかってます。

要はぼくちゃんのプログラムがムチャクチャ・・・というより付け焼刃の設定。
簡単に言えば基本作業はできるけど、応用が全く効かない・・・そういう事。

「動きますよ」
基本動作を確認して、ちょっと得意げにいうぼくちゃん。でも相方は無表情で・・・
「それはいいんだよ。応用設定できないんだけど。俺、そういう要望も入れてたんだけどね」
「え?出来ますよ」

おっ、言い切った!

「じゃあ、やってみてよ」

もうこの段階での相方はほとんど鬼ですねぇ。
だって絶対動かないの知ってるんですから。それでそういう指示・・・
蛇の生殺しみたいなもんです。

ぼくちゃん、ちょっとたじろぎながらも、応用操作を始める。

動かない・・・

当然です。他のＳＥが「これじゃ、絶対動かない」というお墨付きですから。

んで、ぼくちゃんの発言はというと・・・
「あれ?あれ?おかしいなぁ。何で動かなくなったんだろう」

聞きましたか?皆さん『動かなくなったんだろう』ですよ。
「さっきまで、ちゃんと動いていたのに」

言い切るねぇ、おにいちゃん。

「動く訳ないだろ。プログラム設定ちゃんとやってないんだもん」
腹に据えかねた相方、遂に状況を知っている事をカミングアウト。

でもぼくちゃんは言い切る
「いや、だって本当にさっきまで動いてたんですよ。あれ、あれぇ」
「あのさ、悪あがきはみっともないから、素直にあやまればいいじゃんか」
「いや、ちゃんと動作確認したんですぅ」
「じゃあ、動かしてみてよ」
「今は動かないんです」
「今は・・・なのか?」
「はい、さっきまで動いてたんですよ」

言い張ります、ぼくちゃん。
「他のＳＥもこれは動かないって言ってるけどな」
「いいや、それはその人が間違ってるんです」

あーあ、他の人まで敵に回すか、この男。

まあ、ぼくちゃんからすれば、ここは一旦逃げ切って、後で修正、こっそりデータ差し替えを狙ってるんでしょうけどね。
そんなのお見通しですから(笑)

「もういいや。別の人に頼むから」
醒めた口調でぼくちゃんに言い放つ相方。

言っておきますが、普段の相方はこんな奴ではありません。
冗談も通じるし、温厚だし、マジメだし。
その相方が鬼になってますからぁ。

そして・・・
「あのさ・・・もう何も言わないから・・・がんばってね」

うわぁ、最後通告だぁぁぁ