いしころにっき

石原石子の日記です

枕元の酒盛り

2010-10-11 20:34:06 | 血縁
ついこのまえ
私のおばあ様が亡くなったので
実家に帰りました。


私の母上に連絡をいれると

酒盛りがはじまった

とのことです。


行ってみると
数人の親戚たちが
呑んでおりました。


私の父上の弟さんは
昨日の夜八時から
ずっと呑んでいるとのことです。


時計をみてみると
夜の八時でした。


私はしばらくのあいだ


12時間も呑んでいるのかぁ
すごいなぁ


とおもっていたのですが
よくよく考えてみると
私の勘ちがいでした。

自分の物差しで考えてはいけません。

教訓になりました。


さてそれからは
私と昌美もくわわり
夜中の二時まで呑みました。

父上の弟さんもそこで帰りました。

どこまでも呑めそうでした。




翌朝



この日は通夜です。

私が十時すぎに起きて
ぼぉーっとしていると
父上の弟さんがやってきて


ちょっと呑むか


とおっしゃりました。
私は冗談かとおもって
とりあえず断りました。



弟さんがビニール袋を持っています。
よく見てみると
ビールの缶がはいってました。


冗談じゃありませんでした。
彼は本気でした。
缶をあけます。
呑みます。
迎え酒です。


私には到底成し得ません。


おばあ様の枕元で
たまに線香をあげながら
お酒を呑みたいようです。


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