いしころにっき

石原石子の日記です

メガネの置きどころ

2009-05-22 08:16:02 | 山の手事情社研修生活
きのうの山の手の稽古で
岩淵さんの
メガネをあずかりました。

山の手の芝居は肉体派なところがあるので
稽古をするにあたって
あぶないからです。


そこで私は
岩淵さんがどのくらい目が悪いのか
リサーチするために
岩淵さんに内緒で
メガネをかけてみました。


くらくらしました。


かなり目が悪いようです。
これでよくあんなに動けるものだとおもいました。


ところで私が岩淵さんのメガネを
あずかるようになったのは
このまえ岩淵さんが稽古場で
メガネをさがしているときに
私がみつけたからです。

岩淵さんはよく


メガネ、メガネ・・・


になります。

それ以来
といっても数日前からですが


メガネ番長


と名付けられ
きのうはじめて
岩淵さんのメガネの管理をまかされたのですが


メガネ番長


昭和の情緒ただようネーミングです。


私もよく昭和の香りがすると
いわれますが
そこらへんは同類のようです。


稽古が休憩にはいったとき
岩淵さんはまた


メガネ、メガネ・・・


になりかけていたようで
私がのびをしようとしていたときにやってきて


俺がこうなっているときには
メガネをさがしているときなんだよ


と笑顔でさがしている動きをしてくれました。
くったくのない笑顔でした。

私は油断した

とおもい
これで私まで


メガネ、メガネ・・・


にでもなったら
それこそ本当に


アレです。


あえて書きませんが


メガネ、メガネ・・・


の人になってしまうとおもいました。


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