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ゆっくり行きます。

夜明け前。(横浜1-2マリノスさん@横酷・天皇杯)

2012-10-11 00:56:20 | フットボール
 このクラブの現状、あちらのクラブの現状、自分の立ち位置はどうあるべきか・・・


 等々、今回の試合を通じて、色んなものが鮮明に見えたように思います。それが今回の試合での最大の収獲ではないかと思います。


 フルメンバーの相手に対し、過密スケジュール中で巧みな選手起用をしながらも互角に戦えた訳ですし、最後は完全にこちらのペースに。確かに相手のプレスは早かったけど、オンプレーで怖かったのはそれだけ。

 これほどまでに誇らしい敗戦は滅多にないことです。そりゃ、多少のたらればはありますが、それはこれからの遥かに重要なJ2での決戦や来年の舞台で活かしてくれれば良いだけの話。選手を休ませつつ、怪我人を出さずに互角にマリノスと戦えたというのは今後の横浜にとってこれ以上ない財産です。


 ま、そんな訳で、結果は負けであっても、このクラブは本当に強くなったんだなと実感。試合中の盛り上がりも純粋に素晴らしいものがありました。

 ようやく今のフリエでも正面から正々堂々とマリノスと対峙できるところまで来たし、更なる可能性をも感じ取れたこの試合、間違いなくこのクラブにとっての分岐点になるのではないかと確信しております(もしかしたら、あちらのクラブにとっても)。ようやくここまで来れたんだなとしみじみしました。試合後の傘音頭を見ても、今までのような恨みや怒りがさほど込み上がらなかった自分がいました。



 よって、この試合は、このクラブにとっては立派な勝利です。

 もう、あちらのクラブを必要以上に意識したり、ひがんだりする必要はない。

 「我々は水色と白の横浜」。街で正々堂々と胸を張って歩ける時がようやく訪れようとしています。



 闇はもうすぐ明けてくれる・・・そして、明けてしまいましょう。




 ・・・とまで思えたわけで、自分自身も今まで多少は色々なことがあっても、試合前と試合後の一部行為についてはちょっと付いて行けませんでしたが(苦笑)、でも、そんなことはどうでもよく、いずれにしても極めて重要なのはこれから先の試合!!


 J1、行っちゃいましょう。今の横浜はそれだけのクラブなのですから!!