一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

こまつ座「キネマの天地」を観た

2011-09-08 | 観劇記録
金曜日の午後、新宿南口の紀伊國屋サザンシアターへ。

井上ひさし作「キネマの天地」

なにせ、今回は麻実れいさんや三田和代さん、大和田美保さん、秋山南都子さんという芸達者な女優人目当てに行った。

お話は昭和一桁台、我こそは大女優とばかりに出演作品を誇示する4人の映画女優が集まったところで、次回の大作を制作する監督が現れ、稽古をしようという場面から始まり、彼の妻を殺害したのは誰か?という推理劇風になっている。

私は麻実れいさんの大ファンなので、もう彼女の出演する舞台は欠かさず観に行きたいと思っている。(残念ながらファンクラブらしきものがない)
去年大きな賞をもらった舞台も観ているしね。

でも、悔しいのは、麻実さんがとってもイイ演技で素晴らしいのに、内容が地味なので満員になっていないことも多いこと。

今日も平日ということもあり、満員ではなかった。
でも、こまつ座は固定客がいて(モチロン昔からの)、そんな方達が大勢いたような気がした。(年齢層は当然高め)そんな空間が心地よい。
だって、人気者が出ると、つぶやいたり、相づちを打って超迷惑な人がたくさんいるから迷惑。

れいさんは、プライドの高い大女優役、似合っている。細かい仕草にも気を配ってさすが。
そこに一歩も引けを取らないのが、三田さんと秋山さん。

三田さんは年齢設定が?な点もあったけど、それは演技でカバー。

美保さんも親の七光りと言わせない実力を着実に身につけてる。

最後は木場さんが持って行ってしまった感があるけど、今回の井上作品はちょっぴり生ぬるい作品だった。
亀蔵さんが出た雨に比べて緊張感が半分だった。
あ、今回は、唄はカーテンコールに歌うだけで、音楽劇ではなかった。

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