一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

熊野古道を歩く

2012-12-09 | 旅行
  
先月、熊野古道に行ってきた。+アドベンチャーワールドと高野山。



 計画立案は今までもほとんど自分。今回は古道のどこを歩くかがポイントである。ガイドブックを買い、インターネットで調べ、素人でも何とか歩ける場所はどこかを必死で調べた。
 
 古道歩きは2日目。今回は比較的ツァーでも歩くことの多い発心門王子~熊野本宮大社の役8kmの道のりを選定。3時間くらいはかかるらしいが、運動靴で歩ける道ということで決めたのだ。
 本宮大社の駐車場にレンタカーを置き、バスで発心門王子の停留所に着き、そこから大社へ戻るという行程だ。初心者にはまあまあ楽な場所だと思ってこの方法を選んだ。



 最初のうちは、山村の道をのんびり歩くという感じだった。道端には面白い人形も。



 これが甘かった。
 途中から「いかにも山を歩いてます」的な道が続き、石ころの道では滑りやすくなっていた。
 それでも、歩くのは何とかなったが、飽きてきたのは予想外だった。周囲は杉の木が生い茂り、それがずっと続くのに耐えられなくなった。やっぱり山ガールは無理っぽい。
 それでも、3時間後ようやく大社に戻った時には、「やった~」という気持ちになった。山の神様のおかげだろう。

 熊野本宮大社は結構地味で、那智大社のほうが派手で観光客も多かった。本宮大社は歩いて「ああ、やっと着いた。」というゴール的な役目をしている場所のようだ。ここの八咫烏(やたがらす)は日本のサッカーチームのシンボルになっていて、ユニフォームも飾られていた。



ポストも八咫烏が止まっている黒い珍しいポストだった。




 ただ・・・ この後お尻の筋肉と、その下の太もも付近が異常に痛くなり、そのあと2日間はガニまたでヒョコヒョコ歩いていた。
 「めはりずし」はやっぱりおいしかった。



 1日目は白浜のアドベンチャーワールドで、のびのびと暮らすパンダさんたちを見た。






 1頭は朝からず~っとお食事タイムだった。自由だ。




 ガラスもなく、周囲から見られながらのんび~り暮らす生活は、上野のパンダにはうらやましいだろう。
 お昼もパンダカレーで気分を味わった。



 その他に、1人2500円也を出してジープで回る体験をした。平日だったので9人乗りに我が家だけの貸切状態。贅沢な気分。




 ここはライオンが30頭いるし、ペンギンもたくさんで、数で勝負のようだ。全体的に、きれいに掃除された場所で、餌をたらふく食べ、幸福に過ごしている幸せな動物達だった。





 キリンと同じ顔の高さ。これも貴重な体験だ。


 3日目の高野山。
 行ったときにちょうど修行僧の皆さんがお勤めの時間だったらしく、塔や金堂に向かい短いお経をあげていた。最後に自分たちがそっと立っていた手洗い場に来てお経をあげ、まるで自分たちのために読経してくれたようだった。(たぶん、この場所もいつものルートなのだろうけど・・・)



 こんなにたくさんのお坊様にお経をあげてもえらえるなんて、幸せ者だ。

 これで、「世界遺産を訪ねよう」の目標はほぼ達成。また来年から仕事に頑張れそうだ。あ、知床はいつか行けたらいいな。


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