一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

ついに無給

2012-09-21 | 仕事関係
 ついに無給になった。でも休職して1年間給料が細々と出ていたのだから、文句はない。
あと半年は無給でがんばる。
 でも、社会保険料などは補助が出るので、それは助かる。月1回診断書を出すらしい。それは、今度通院したときに主治医にお願いすれば問題はない。
 この事態は、自分の「やるぞ。」の気持ちに火を付けるだろう。人間は、緊急事態にならないと本気には慣れない動物らしい。
 午前中に、そのことを効いてから、なぜか頭がスッキリ。身体も元気が出たような・・・気がする。中途半端な生活もおさらばして、来年4月を目標に体力造りをがんばる。あ、頭もぼ~っとしているので、頭の中身もスッキリさせるよ。年齢が年齢なので、記憶力の衰えは感じるけど、少なくとも文章力や読解力は衰えないように日々鍛錬することが課題だ。

「生きる悪知恵」は悪知恵なんかじゃない

2012-09-21 | 本の感想
西原理恵子著「生きる悪知恵」文春新書



 以前、新聞広告で「面白そう」と思っていた本。書店に並んでいたのをたまたま発見して、購入。
この方「にしはら」さんではなく、「さいばら」さんとお呼びするのを初めて知った。

さて、内容のこと。
「はじめに」の部分で
「芸人のお母さんが生活保護をもらった事件で、騒がれていたけれど・・・お金あげるっていうなら「ほな、もろか」って当たり前。特に西の方はそういう文化なのだ。」と書いてあるときは「え~っ」「過激~」と思った。
 でも、中身を読んでみると、実は世の中の荒波を生き抜いてきたオバサンが、弱音を吐く人間に「喝」を入れている構図が見えてきた。
 この本は、相談があって、西原さんがそれに回答をするという形式になっている。
一例
相談:「義母からの「早く子供を」のプレッシャーがつらい」
回答:「義父母は干渉するのが仕事。この程度で波風を立てていたら、長い人生やっていけない。ダンナが味方してくれるなら、これぐらいはヨシとしないと・・・ガタガタ言っていたら、舅を殺さなきゃならなくなる。どうせ年寄りは先に死ぬんだから放っておきなさい。今、放射能がどうしたで、「産むのが不安」と言ったって、道を歩いていたって車にひかれることもある。不安をたぐり寄せて、何かのせいにして生きたって楽しくない。」

という具合。
 確かに、今の人は打たれ弱い。そういう風潮にイライラしているタイプなのだろう。もっとしっかり生きろ・・・みたいなメッセージを感じた。だから、共感できた。

 話は違うが、お昼用に買ってきた駅弁は、なかなか量があってお買い得だった。味も、良かった。
山形の「牛肉道場」



たまには贅沢をして、気分一新。