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いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

病院の治療とホメオパシー

2010年09月18日 | 健康
現代は医学、科学の発達で過去に治せなかった病気が
どんどんと克服され、それをになってきたのが
病院での治療である科学的医療です。

その近代科学医療はかつてアメリカにおいては
最近問題視されているホメオパシーに
医療の主導権を奪われた時期もあるそうで、
それは科学的医療側の治療効果よりホメオパシーの効果のほうが
高かったからです。(1800年代のことでまだ科学的ともいえない
医療をかつては医師が行っていたからともいえますが)

しかし科学的医療はその後、ビタミン、抗生物質、ホルモンなど薬剤発見に
より驚異的な進化を遂げ、ホマオパシーの効果をはるかにしのいでいきました。
そのためホメオパシーは次第にすたれていき、
保険扱いしていた国も次第になくなっています。

近代科学医療が発達していない国ではまだ盛んといえる
ところもありますが、それは近代医療はお金がかかるので
医療にお金をかけられないという国の事情も関わっています。

では近代科学医療が発達すれば、
ホメオパシーは必要のないものなのでしょうか?
ホメオパシーは本当に効かないのでしょうか?
なんでホメオパシーを今も利用する人がいるのでしょうか?

今の科学医療はこれまでにたくさんの病気や怪我を克服してきました。
しかし、それでも解明できないことはたくさんあります。
病院で良くならない病気や怪我が、
ホメオパシーほか民間の代替医療などで良くなったということは
たくさんあります。

当院においても(当院はホメオパシーではなく整体院ですが)
当院に来る方の多くは、
病院での治療で良くならない方です。
それが良くなるということは、
当院の治療は病院よりすごいのでしょうか?

病院よりすごい、効果が高いという比較ではなく、
病院の治療では治らないからこそ、ここでは治るのです。
病院とは違ったことをするから治っているのです。
あるいは、ココでの施術がその方に必要なものだったから
治ったのかも知れません。

(ただし、当院では対応できないことはわきまえています。
骨折や出血、救命救急、伝染病などは
当院の手法は無力であるということです。)


ホメオパシーを利用する方も同様な理由でホメオパシーを使っているか、
現在の科学医療における、いわゆる薬浸け医療への不安を
持つ方だと思います。
そうした薬の問題、病院治療の問題、病院治療では
対応できない事が根底にあるのを医師側も見直すべきと思う。

医師会が「患者を通常医療から遠ざけることになる恐れに対し
「本人の意思に反して、病院に行かないようなことがあれば問題」
と述べたことはその通りだと私も思います。
薬の弊害はあっても、現実に効果が実証されているものまでもを
ホメオパシー側が否定して、病院の治療の全てが悪いような
患者指導をすることは非科学的なことです。

逆に実際に病院の治療以外で良くなるという事実を
「非科学的」「科学的に効果が無い」ということで
医師側が認めないのも問題と思います。

科学で解明するにはまだ、科学の力が不十分であることが
まだまだたくさんあるのですから。



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