いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

生きていた

2010年04月30日 | 日記、独り言
何年か前から家の周辺でうさぎを目にしていました。

夜、車で家に向かう細い畑の中の道を走っているとき
時々畑を走る動物がいて、
はじめは猫かと思っていたら、
よくみるとウサギで、
以来今日は会えるかなと帰り道の楽しみにしていました。
冬の間はまったく姿を見せず、
春になればまた会えるのかなと楽しみにしていました。

3月のはじめころ、娘が散歩していて、
畑を通るやや広い道路に
ウサギが車にはねられたのか
死んでいたのを見つけたそうです。
娘は家からスコップを持ってきて、
埋めてあげたそうです。

その話しを聞いて、いつも夜に見かけていたあのウサギが
死んでしまったのかと思い
残念に思っていました。
もうあのウサギは死んでしまったと思いながらも
つい、ウサギを探していつも帰っていました。

先日、ゆっくりと細い畑の道を車で帰るとき、
畑にヒョッコリと首を伸ばす姿がありました。
「あっ、あいつ生きていたんだ。」
嬉しさでしばらく車を止めて
うさぎの姿を眺めていました。

草刈。今年の取り組み

2010年04月27日 | 日記、独り言
昨日は休院日。
天気もよく、気になっていた庭の草刈を行う。
午後1時から草刈機を使って終わったのが5時。
結構大変でした。

休み休みの作業とはいえ
機械を使ってこれですから、
よっぽど広い庭なのねと思うかもしれませんが、
庭というほどりっぱな物ではなく
単に放置された畑に家があると思ってください。
集められた草はもし90Lのゴミ袋に入れたなら
20袋くらいはなります。

いつも、
大分伸びたら草刈というふうにやっていたのですが
今年は以降、日々少しずつ草を刈ろうと思っています。

今回草刈をしながら、思いました。
今までのやり方を治療でたとえれば、
悪くなったら対応するといったやり方。

治療で言えばそれは、いいやり方とはいえません。
問題は早め早めに摘み取っていく。
雑草も同じ。

その時間をとるためにはどうするかも考え、
実行しなければならない。
今までは早めに摘み取る時間が無いということを
言い分けにして、問題の解決を先延ばしにしていたと言えます。
そんな癖を少し治そうかと思い、
草刈をその訓練としてやってみようかと思った次第です。

あらら

2010年04月25日 | 整体院案内,院長プロフィール
施術が立て込むと、昼食がずれ込んで遅くなったり、
食べる時間がなっかったりもします。
最近はあまりそういう状況は少なくなっていたのですが
今日のお昼は4時になりました。

4時に施術を終え、昼食のお弁当を食べていると
さっき施術を終えた患者さんが戻ってきました。
「忘れ物ですか?」と尋ねると
「お金を払うのを忘れました。」と言う。

お金を払いにわざわざ戻ってきていただいてしまった。

生活メンテナンスの説明をしているうちに
料金をいただくのをすっかり忘れていました。
お昼ごはんのことで頭がいっぱいだったわけではありません。

昭和39年

2010年04月24日 | 日記、独り言
この写真は昭和39年の正月。
実家の縁側で撮ったものです。
今から46年前の家族写真。
私はまだ3歳です。

戦争が終わって19年が経ち、
この年に東海道新幹線が開通、東京オリンピックが
開かれています。
高度成長期の日本経済のなか、
農家だった我が家はとても裕福とはいえなかったけど、
この写真を見ていると
今とは違った幸せを感じる。

いや、
今も私が思う幸せとは、この頃と同じだと思うけど、
それを忘れていた気がする。

ヨドバシカメラ

2010年04月23日 | 日記、独り言
ある目的のため、院の蛍光灯を一部変えることにしたのですが、
その蛍光灯を売っているところが見つからない。
そんなに特殊なものではないのですが、
あまり需要はないタイプのもの。
40W電球色の蛍光灯です。

2,3軒の大手量販店なし。
個人店もなし。ネットで探しても出てこない。

用事のついでに、ヨドバシカメラで聞いてみた。
店員が「ありますよ。」と即答。
一緒に案内してくれて、商品の説明を受けた。
当たり前の対応と言えばそうなのですが、
それまで回った電気店の対応とは何か大きな違いを感じました。

店内もお客でにぎわっていて、販売員も多い。
活気を感じるし、いたるところでお客に商品説明をしていた。
どの販売員も電気売り場のプロという感じで、
行動も機敏。その商品説明も的確だし、わかりやすい。

けっして売りつけられるといった圧力もなく、
商品の機能や他の商品との比較など、
説得ではなく説明に徹していると感じた。

今までめったにヨドバシカメラは利用していなかったけど
今回の件で見直しました。

競合整体院体験

2010年04月20日 | 日記、独り言
当院の近くには同業といえる整体院とか足裏とかが
いっぱいあります。

中にはかなり怪しいのがあって、
営業してるのかもわからないもの、
整体と表示していながら
ホームページをみればアダルト系もあったりと
いろいろです。

そういうのは除外して、まともな感じのところでまだ行ったことがない
お店はまだたくさんあります。
先日そのひとつの店舗で施術を受けてきました。

対応は丁寧で、これまで受けた近隣の施術院のうちでは
一番よかったと感じました。
私は強い手法では心身共にリラックスできないので、
弱めにとお願いしてうけました。

心地よいと思いながらも、それでも場所によって
痛みが感じられ、体や心に緊張が出てきます。
そこでさらに弱くしてもらった。
全体として受けていて心地よく、
施術も丁寧でよかったし
終わった後は幾分すっきりした感じをうけました。

でも、
直後はよかったと、そう感じたのに
しばらくしてから
背中や肩首が腫れたような感触が出てきて
翌日もその感覚が抜けていません。

振り返って何か施術に問題があるのだろうかと
思い起こせば、
力加減をいかに弱くしてもらったとしても、
当院に来ているような重篤な状態の人に
同じように手法を弱くやっても
このやり方では痛くて悲鳴をあげかねないなあと思います。

健康な人なら一時的なリラックスということでいいけど、
本当に不調をかかえる人だと受けられないだろうと思う。
私のやる手法では力加減というものを
調整すること自体力が入っているということだから、
それを考えていること自体やり方に問題があるといっていい。

それでもつい、力が入ってしまうことがある。
力を入れるつもりが無いのに入っている。
無くそうと思うこと自体もダメ。

禅問答のようだ。


それを考えていると、
競合のことは、どうでもよくなってしまった。






整体師という仕事

2010年04月18日 | 日記、独り言
「整体師になりたい」

先日患者さんに相談をいただきました。
この仕事は直接相手と接し、不調の解消や体調を整えるので、
感謝されてお金を得る印象があると思います。
この方以外にもこうした相談は多くあります。

見た目は確かにそうですし、実際その通りですが、
相手の要望に応え喜んでもらいお金を得るのなら、
たいていの仕事がそれと同じです。
医療関連に就きたいという何かしらの訳があり、
心身に興味があれば、この整体師という仕事も確かに
一つの選択肢です。

しかし、数ある手わざ療法のうち、
現状最も立場や評価が低いのが整体師、カイロプラティック、
リフレクソロジーなどの民間資格療法です。

例えば接骨院は柔道整復師という国家資格の場合
現在は保険が利くので安い自己負担で治療を受けられるので
患者はたくさん来ます。

また、按摩指圧マッサージ、鍼も国家資格。
一般に施術料は全て実費ですが医師の同意書があれば
保険適用もあります。


対してその他民間資格の手わざ療法は保険は使えません。
わたしの行う整体も同じです。
料金は全て実費をいただくので、
国家資格以上の何かを持っていないと太刀打ちできません。
技や効果などの国家資格をしのぐ何かを。
そうなると、かなりの努力と研鑽が必要です。

広告などで短期間で習得できるなどと宣伝しているものを
勉強すればやっていけるとは思わないほうがいいです。
また、期間が長いスクールなら良いとも限りません。
何を学べばいいかとなると説明しようがないほど、
沢山あって、それはスクールですべて教えてくれません。
それは自分で作りあげていくことといえるかも知れません。

ですので、民間資格の手法を生業にしたいという方がいても
まずその辺の資格、保険、技術、経営的問題などをしっかりと
認識したうえで決めていただかないとなりません。

ならば、接骨院や鍼灸按摩マッサージなどの
国家資格なら安定した収入としてやっていけるかというと
それも難しいことを覚悟しておいたほうがいい。

接骨院は最近、その数は急激に増加し競争が激しくなっています。
柔道整復師 国家試験受験者、合格者
2001年受験者1334人、合格者1041人
2002年受験者1439人、合格者1128人
2003年受験者2454人、合格者2108人
2004年受験者3000人、合格者2215人
2005年受験者4122人、合格者2902人

2006年受験者5127人、合格者3755人
2007年受験者5944人、合格者4416人
2008年受験者6702人、合格者5069人
2009年受験者6772人、合格者4763人
2010年受験者7156人、合格者5570人

10年前は年に1000人くらいの合格者だったのが最近は5000人です。
統計では
コンビニは全国で今約42900店。ここ10年で9000店増えていますが
その増加は年に900店の増加。
柔道整復師資格者はここ10年で約33,000人の増加です。
接骨院の数は資料があまり無く、平成12年に24500軒。
平成20年が34839軒。
8年間で10300軒、おおよそ年間平均約1300軒ずつの増加。
このままですと接骨院の数はコンビニの店舗数を上回る勢いです。

この状況ですから接骨院同士、患者の取り合いはもちろん、
せっかく3年の勉強をして、国家試験に受かり、開業しても
激しい競争で生活できないということになりかねません。

それが根底にあるのか、接骨院の保険不正請求、水増し、架空請求など
患者がいなくても保険を騙し取ることが時々ニュースなどで
取り上げられているのも、競合が多くなりすぎたという事情からと
思われます。
そのため接骨院の保険適用が今後問題になる可能性はあります。

接骨院に限らず、鍼灸按摩マッサージや民間療法士は
独立開業を目指す人が多く、
このような状況での個人経営はかなり厳しいことだと認識してください。

その厳しいなかでも、私自身はこの仕事に誇りをもっています。
私の仕事をみて、「整体師になりたい。」と言ってくれるのだとすれば
とても嬉しいことですが、そうなのかとは聞けませんでした。

古武術を生活に応用する講座

2010年04月09日 | 健康
私も以前、この講座に参加していました。(東京での同講座)
立つ、座る、歩くといった生活動作を楽にさせる、
介護などでの負担を減らすなど
古武術をの知恵を活用する講座です。

日常生活での動作はもちろん、スポーツや体を使う仕事など
その応用はいろいろです。
とてもわかりやすく工夫された楽しい講座です。
武道、武術の経験は必要ありません。
普段あまり体を動かさないと言う方でも大丈夫ですよ。

講師 中島章夫さん
お問合せは
四街道カルチャーセンター

講座名
毎日が楽々生活 古武術の技
(リーフレットPDF)

肩甲骨の痛み

2010年04月08日 | 肩こり、四十肩、五十肩、野球肩
半年前から肩甲骨のきわが、ズキズキと痛み、
週に1,2度接骨院やクイックマッサージを
受けていたという40代の女性。

動かすと痛むし、何もしなくても痛むことも多い。
触っても痛みがある。

胸椎(背骨の首の下から胸あたりにかけてのこと)が
ねじれているのと、触っても痛むので、
原因は複合的になっていると感じた。

まず、触っていたいということは、筋肉の損傷か疲労。
歪みがあるので筋肉の緊張と硬縮。
さらに首の椎間板などによる神経の問題などです。
聞けば度々強めの施術をクイックマッサージや接骨院で受けていたという。
それで筋肉が痛んでいる可能性がある。

4回ほど施術を受けたときからは背骨の歪みも減り、
触っての痛みも、動いてもほとんど気にならなくなったという。
もちろん、今まで受けていた強い施術は受けていない。

おそらく、その施術が長期間、回復を妨げるというか
逆に症状を悪化させていたのではと思う。




足首の痛み

2010年04月04日 | 膝痛 肉離れ 打撲 捻挫 O脚
小学6年生の女の子
バスケットをしている。

2ヶ月くらい前から足首が痛く走ったり、動かすと痛い。
病院で湿布をもらい、使っているが一向に良くならない。

かなり遠方からではあるけど
以前にその子のお兄さんがオスグット症で来院しており、
同様に足首も良くできればと来院。

体の疲労と足全体の筋肉が硬くなっている。
それをゆるめることで痛みなく歩行できるようになった。

当院で何をするのかと言えば
ただ、体をゆるめることで、疲労を流し、
血行を改善し筋肉を動きやすい状態にする。

言葉で言えば単純なことですが、
人はみな違うので、同じ症状でもやることはいつも違ってくる。
同じ患者でもその状態はこれも変化しているので
手法もまた違ってくる。
見た目は同じ手法でも全く同じ手法をしているわけでもない。

指先の感触から疲労や筋肉の様子を確認しながら
手法による変化を見ながら
どんな手法が有効か、どこに問題があるのか、
常に神経を集中させて施術をしている。

2ヶ月ちかく、ずっと湿布をしていたという。
湿布を長期間にわたり使っていれば血行が悪くなる。
当然疲れも流れにくくなる。
しかし、病院などではこういった治療としてやれるのは
湿布を使うしか方法がない。
ただ湿布を与えるのが治療になっている。