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いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

動かす

2024年12月21日 | 身体と心
身体を動かす、体温を維持する、内臓を動かす、脳を使う、
どれもエネルギーを必要とします。
ご存じのように、そのエネルギーは食物を摂り、それを活動のエネルギーに変えています。
特に脳と筋肉はともに20%程度を使いますから身体を動かし、頭で考えることで全体の40%くらいのエネルギーがそれだけで使われます。
 (基礎代謝での臓器別消費割合 骨格筋22%、肝臓21%、脳20%、心臓9%、腎臓8%、その他で計20%)

今時期の季節の変わり目は、体温調整など脳も負担が高まるし、寒さで筋肉も熱を出さなければで結構身体は忙しい時期です。
そこに年末のいろんな身体的、精神的なストレスなどが加わるのでエネルギーはかなり使われることとなります。

ならばたくさん食べればいいのかとなりますが、消化吸収能力が追いつかなければ無駄だし、限度を超えれば消化器系の不調となってしまいます。
そこは適度に調整していただくとして、
問題なのはエネルギーを使ったらその後、発生する物質を回収、排出することができないと、新たなエネルギーをつくりづらい、ということです。
こうした代謝を、血液の停滞が妨げていることが疲労の原因の一つと考えられます。
血行は心臓の働きでは不十分であり、身体を動かすことで筋肉などがポンプ作用となって促進されます。

その筋肉をスムースに動くよう、施術の対象もまず筋肉となります。
硬く、縮こまって、動きにくいゆえに、痛みがあればなおさらに動きにくく、動かさないようにしたりして、疲労がたまってゆく。硬いために流れが悪いこともあります。
硬く縮こまった筋肉をほぐし、伸びやすくする、ゆるめることが施術ではまず行なわれます。
しかし、ゆるまればOKというわけでもありません。
使われず動かないことで、固まり、結果筋肉が弱まっている場合もあります。
筋肉は縮める、ゆるむ、伸びることが出来なければなりません。
よってゆるめるの次は鍛えるです。
当院は筋肉に頼らない動きも研究の対象ですが、ある程度は筋肉は必要です。
痛みなどの問題なく、心地よく動けることを死ぬまで維持して行くこと。
筋肉、身体のバランス、使い方を見直し、楽しく心地よく身体を使えるようにするのが当院の整体施術の目標です。


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身体と対話

2024年03月31日 | 身体と心
ストレッチは身体との対話と言いました。
身体との対話は感覚、感触を通じて行うわけですが
それで身体の声の奥までを理解出来るわけではありません。

心も深層心理という自分ではあまり意識できない心があり、
身体も同様に無意識の部分があります。
代表的なのが臓器の活動で何も意識せずとも身体を保つ活動をしてくれています。
ただ、臓器においても、意識できる心の状態に、
ある程度の影響を与えられて活動が変化します。
緊張すると胃腸の活動が鈍ったり、
リラックスすると活発になったりと。

深層の心理が身体の深層にどう影響を与えるかは判別は難しい。
なにしろ深層の心理自体がまだまだ未知の部分ですから。

ストレッチして痛いとき、
それは心の緊張から身体が同調して緊張しているのかもしれません。
日頃の精神的ストレスで心が緊張したままで、
心がリラックス出来ていないということです。
自身の精神的な感覚ではリラックスしていると思っても、
身体は「まだ緊張しているよ。」と、身体が教えてくれていることもある。

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ストレッチもからだとの対話

2024年03月29日 | 身体と心
ストレッチを行うときも、
自身の体との対話のようなものと思います。
 こうすると痛い。
なんでこうすると痛いのか?
、、、、、 、 、
筋肉が硬くなっているからかな?
、、、、、 、 、
では柔らかくなるようにするにはどうしようか?
痛いところを伸ばしたらどうだろう?
 少し痛くなくなった。
これでいいのかな?
、、、、 、 、

まあ体が言葉を返してくれるわけではないので
感覚が通訳をしているような感じでの対話になります。

道ばたにタンポポが出てきてました。



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自己メンテ

2024年03月22日 | 身体と心
白血病となって、自分自身の心身の調整についても
より関心をむけるようになった。
病気まえもやっていたつもりだったけど、自己メンテナンスもそれまでとは見方や取り組み方など少しづつ変わっきていると感じます。
病気になってから足のしびれがあり、入院中は歩行がぎこちないこともあった。
その後は常に感覚が無いような部分があるのを自覚してはいたのですが、そう生活に支障がない状態でもあったので放置していました。
ようやく数日前からその解消に取り組んでみました。
結果として9割方、症状がなくなっています。
単純に足と脚のゆるめをしただけ。
なんでもっと早く対応しなかったんだろう?
自分の身体なのに、時間が無いなどと後回しにしたり、おろそかにしてしまう。
病気を経験した現在でも。

自分自身を見直すべきところがいっぱいあるのだろうことに、
目をそむけてしまう自分がある。
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思う通りにならない

2024年03月18日 | 身体と心
自分の心、自分の身体でありながら、
思うようにならないのが普通であり、それが出来るという人はいない。
それが出来るという人がいれば、その人は単に認識不足なだけ。
思うようにならないから、病気や怪我で苦しむし、
少しでも思うようにしたいから、勉強やスポーツで努力をしたり、
経験を重ねて、考えて、なりたい自分に近づこうとする。

私自身でも、病気になりたくてなったわけではありません。
思うようにならないと言えばそうですが、
病気になる前はそう真剣に病気になりたくないと、
考えていたわけでもないかと思います。

病気になってはじめて、真剣になった。
そういう自分にさせてくれたという点においては、
病になった意味があり、良い経験をさせてもらったと思う。

真剣に思っても「思うようにならない」のは変わらない。
それでも病気にならないように努力するしかない。
少しでも健康な自分に近づきたいから。
だから自分自身へのメンテナンスにかける時間がかなり増えています。

ただ、自身の健康だけが望みではない。
仕事、家族などいろんなことに思いはあります。
それらすべてに、たとえ少なくともなりたい自分に近づこうと努力すると、
時間がいくらあっても足りない。
それこそ、思うとおりにはならないと、また思わされる。
だからといって、努力することを諦める気はない。

2,3日まえからウグイスが鳴く声が聞こえる。
冬の終わりを感じさせらて、
季節の変化、過ぎてゆく時間に焦る気持ちもあるけれど
春の訪れが楽しみでもある。
あまり自身の成長にこだわりすぎて、季節の変化を楽しめないのももったいない。
たとえわずかずつでもなりたい自分に近づいていればいいか、、、

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感覚を取り戻す

2011年02月26日 | 身体と心
当院の施術の考え方に、感覚を取り戻すということがある。
痛み、緊張、疲労などで感覚が鈍くなっているのを
正しい状態に戻すということです。

ただし、感覚が鈍ると痛みや辛さも感じやすくなる?
確かにそうなのですが感覚を繊細にすることは
痛みや緊張、疲労をとることです。
だから症状自体も軽くなるのでその心配はない。

ただし、ほかの問題を感じるようになる。
それは一番辛かった問題(症状)がなくなっていくことで
ほかの問題がわかること。
当然その問題も解消させていかなくてはなりません。

その痛みがなくなれば、また次の問題を感じる。
治るたびにべつのところが痛むということは
よくあります。

すべての痛みがなくなる。

それが最終的な目的でしょうが
痛みはすべて無くなることはないと考えています。
????

つまり治ることがないということか?
いいえ、そうではありません。 

続きは次回に
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見方を変える、オーラの見方

2010年06月25日 | 身体と心
自律神経失調症や精神的な悩みをかかえる場合、
いや、多くの怪我や病気にもいえることですが
その根本である問題やストレスをどう解消するかが
最も大切なことです。

しかし、その解決が困難だからこそ、
治らない、再発するということとなってしまう。

その困難なことを、
視点を変える、見方を変えるということが、
解決のヒントとなる場合も多い。

その訓練、きっかけとして
時々、患者にオーラの見方を指導することがある。
これは、見方を変えることで、
今まで見えなかったものが見えるという一つの例として
遊び感覚で体験してもらうわけです。
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I’m MG(重症筋無力症とほほ日記)

2008年01月21日 | 身体と心
当院の患者さんのお友達が書いた本。

重症筋無力症について、
作者は発病から執筆をはじめ、
現在までの足掛け5年の執筆による本です。

MGってどんな病気か、
著者の発病の様子、診断、治療経過など
マンガをふんだんに使い、読みやすく書かれています。

マンガでの情報は、文字を読まなくとも
かなり伝わるので、さらに書き加わる文字を
読むことでより理解しやすいと感じました。

また、様々な生活上での不自由さを工夫、創造力で
克服していく発想に感心させられたり、
辛い経験でありながらも、その中でも喜びを見出せる著者の姿に、
なんら不自由のないからだを持つ私でさえも、
大きな勇気を与えてくれた本でした。

渡部 寿賀子 著
三輪書店発行
定価1470円
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体を鍛えて身体を壊さないように

2007年05月02日 | 身体と心
筋肉は身体を動かすのに当然必要ですが、
筋肉は鍛えれば鍛えるほど身体にいいかというと
それは間違いです。

筋肉は縮む、ゆるむが自在に出来てこそ、
体を自由に動かせます。
例えば肘関節を曲げる動きは力こぶのできる側の筋肉が
縮まって肘が曲がるのですが、
その反対の筋肉は伸びる、つまりゆるまることが必要です。

筋肉を縮めるON、反対側をゆるめるOFFを同時に行うことで
関節が曲がります。
反対側がONの状態で関節を曲げるには、さらに大きな力が必要です。
その状態を「リキミ」と言います。

筋肉を鍛えるのは、何のためなのか?
体を自由に動かすためですよね。
ならば、ゆるめることも鍛えないと。

ゆるめるプロフェッショナル
いっぽ自然整体院 http://www.ippo2.com
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肋間神経痛

2007年04月26日 | 身体と心
わき腹、肋骨の痛みが続き整形外科で診てもらったところ、
骨には異常が無いとのことで肋間神経痛と診断。
湿布をしていたが、変化が無いとのことで来院。
少し触るだけで痛みがあり、うつ伏せ寝や、腕の動きでも痛む。

全身を整え、患部を整える。
腕を動かしたり、うつ伏せになってもらったりするが
痛みは無い。
「あれ?さっきまで痛かったのになあ」

「いや、それが痛いからココに来たんでしょう。
良かったですね。」
そんな症状の方が、今日はもう一人あり、同様に解消となりました。

いっぽ自然整体院http://www.ippo2.com

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