いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

変形性膝関節症、膝が深く曲げられない

2010年01月29日 | 半月板損傷、変形性膝関節症
50代女性
3ヶ月前から右膝の違和感があり、
階段の昇り降りで痛みがでて、徐々に痛みが強まる。

整形外科でMRI,レントゲンを撮り変形性膝関節症と
関節包が弱まりだと言われる。
ヒアルロン注射を何度か行って、
痛みは減るが深く曲げるのは痛くて出来ない。

1ヶ月前に当院に来院し施術を受け、
自己療法や生活上の工夫をアドバイスしたところ、
2回目来院時は
当初の痛みが10あったとして、それが6に減ったという。

3回目の来院時では、正座も出来るようになり
階段での痛みもなくなっていた。
ということで3回の施術で終了となった。

比較的軽症の状態でもあり、早めに来たことで
回復もスムースだったと言えます。


仲間

2010年01月24日 | 日記、独り言
昨夜は整体仲間と遅い新年会。
串焼きとお酒を飲みながら、
近況や今後のことなどを語り合う。

同じ手法の仲間ではあるけど、
人が違えば、手法もそれなりに違う。
しかし、目指すことは共通。

互いに情報交換し、今の思いや考えを語り合うことで
勉強になり、刺激にもなる。
そういう仲間がいることはとてもありがたいことだと思う。

成長痛と病院で診断されるが

2010年01月23日 | オスグット、成長痛、セーバー病
膝の痛みや、膝下の痛み(オスグット病)、
かかとの痛み(セーバー病)などで
小学生から中学生が病院に行くと
「成長痛」という診断をされることが多い。

病院や接骨院に通うが、良くならないので
ネットで「成長痛」やオスグット、セーバー病などを
調べていて当院を知ったという場合が多い。

ホームページやブログにも記載しているように
これらの症状の根本的な問題は、筋肉の疲労と緊張です。

筋肉を緊張させる訓練、つまりスポーツなどでの練習により
筋肉を収縮させる訓練をしているので、
筋肉は収縮しやすくなるものの
逆にゆるむことが困難になって、伸ばされにくくなっています。

そこに成長期における骨の伸びが加わればさらに筋肉のテンションが
強まり、その結果、筋肉の端にあたる患部の靭帯を痛めます。

また、練習による疲労は筋肉の可動性能を低下させます。
疲労した筋肉は収縮も伸張もしづらい状態となっていれば
さらに靭帯を痛める可能性を高めます。

上記のような状態の体は筋肉の張り、疲労の蓄積により
血行が悪い状態であり、疲労物質の流れ、リンパの流れも悪い。
細胞の新陳代謝も低下します。

こうした状況の悪循環から硬い筋肉、回復力の低下を進行させて
靭帯に問題を起こすわけです。

つまり「成長」という要因は原因の一部です。
それ以外の要因のほうが問題だと言えます。
成長が原因ならば子供はみんな成長痛になるわけですが
そんなわけではありません。

大人になっても治らないという人も来るし、
ココに来る「成長痛」の方の90%以上が
スポーツをしていて、
体が硬いという共通点がある。

成長のせいにすると、他の要因に気が回らず、
単に「成長が止まれば良くなる」とあきらめるしかなくなる。
今だに「成長痛」という診断をされたという子が多い。

もしも「成長痛」と診断されても、あきらめる必要はありません。
「成長痛」という診断自体間違っていると思ってよいでしょう。


四十肩、鍼灸院では1年間通ってくださいと言われたのが

2010年01月19日 | 肩こり、四十肩、五十肩、野球肩
40代女性。
昨年の11月から腕を上げようとすると肩が痛く、
水平にしかあげられない。腕をうしろに回せない。

近所の鍼灸院にいって何度か治療するが良くならない。
鍼灸院では「治すなら1年以上通わないとダメです。」と言われたそうです。
そんなに通えないと思い、当院に来院。

しかしよくある四十肩、五十肩とは状態が大分違う。
肩周辺の筋肉にはほとんど問題が感じられず
原因は何なのかはじめはわからなかった。
五十肩、四十肩の場合、筋肉が硬くなっている場合がほとんどだが、
この方の場合はそれがない。

肩、脇、胸、腕、肘、手首、手、首とからだの状態に問題は見られず。
悪いところが見つからない。首、椎間板も無関係。

最後が背中と肩甲骨。
肩甲骨の動きを回復すると

痛みが消えました。動かしても痛みが出なくなりました。
原因がわかったものの、それだけで劇的に痛みが消えるのは
私も不思議に感じました。
患者も不思議そうに何度も腕を動かしています。

完治1年のはずが、1回で終了となりました。







オスグット 早めに来たかいあって

2010年01月16日 | オスグット、成長痛、セーバー病
12月末から膝が痛み病院にいくと
オスグットと診断されたという中学生男子。
クラブチームで野球をしている。

長引くと困るのでネットで当院を探し来院。
しかし、普通のオスグットとは違い、
痛む場所や症状が違う。

走ると痛むのは普通のオスグットと同じだが
痛むのが膝上、脚を伸ばすと痛む。
押痛も膝の上で脛骨粗面という膝下ではない。

診断は私の仕事ではない。その不調を無くすのが私の仕事。
初回では痛みは残るが、2回目では痛みはなくなっていた。

原因はオスグットと同じ。
だから早めに来てもらったことは大正解です。





体の柔軟性

2010年01月15日 | 健康
肩こり、五十肩、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、
オスグット症、成長痛、半月板損傷、股関節症、膝関節症、
これらの症状が当院は多いのですが
これらの不調に悩む方に共通なのが
体の柔軟性が失われてきているということです。

時には、バレエダンサーや体操競技の選手など、
体が柔軟な方の来院もあるが、
その回復のスピードは早く、回数も日数もかからない。

ですから、たいていの方に、
ストレッチなどの自己メンテナンスのやり方を指導することが多い。
体の柔軟性、筋肉の柔軟性をいかに早く得られるかが
不調解消の大きなポイントだと言えます。

五十肩 優しい手法だから良くなる

2010年01月14日 | 肩こり、四十肩、五十肩、野球肩
60代男性。
半年前から右肩を動かすのが辛い。
右手を上げると肩や上腕が痛む。
整骨院で「五十肩」と言われ、電気や温熱治療をしていたが
3ヶ月間週に2回通っているが、
あまり効果が無いので当院に来院した。

整骨院ではマッサージもやってもらっているという。
しかし、肩はもちろん、体はどこもカチカチでした。

どんなマッサージなのか聞くと硬いので肘を使ったり
かなり強めにやってもらっていたそうです。
そこの院長ではなくマッサージ専門でやっている若い男性が
何人かいるそうです。
おそらくは、マッサージ師ではなく、
整体師の勉強をしたアルバイトのようです。

強い刺激での施術は気づかないうちに、
体を緊張させて、しだいに体が硬くなっていく可能性があります。
それを3ヶ月続けていたためか、体はかなり硬い。

まずは、そこの治療を止めていただきました。
その後週2回、3週間の施術を受けていただき、
6回目では痛みはほぼ無くなり、
週1回のペースにして都合10回目では、
体の筋肉の硬さもゆるまり、
もう全く問題なくなり終了となりました。

硬いなら強くやるといった単純な事ではありません。
強く刺激すれば、それに合わせて体は負けじとさらに固まったり
場合によっては筋肉を傷つけることになります。

当院は心身に優しい手法だからこそゆるみます。
優しい手法でありながら、この方は初めてここの手法を受けたとき
「今までにないゆるみ方だ。」と驚いていました。


オスグット 早めの治療を

2010年01月11日 | オスグット、成長痛、セーバー病
冬休み中は、オスグットを治そうと小中学生の来院が多くなります。

1,2週間でも体を休める機会と併用して施術を受ければ
効果も高く、休み中に来院したほとんどの子は
良くなりました。

しかし、重症な子はまだ痛みをかかえる子もいます。
オスグットは早めに施術を受ければそれだけ早く良くなります。
ですから、我慢せず軽症のうちに、
来てくれるとよいのです。


筋肉トレーニングの専門家なら

2010年01月09日 | 腰痛、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛
2年前にオスグットで来院した中学生の野球部員。
久しぶりに予約を入れてこられた。
膝が痛いのかと聞くと膝は問題なく、
今回は腰が1ヶ月前から痛く、ここ1週間練習は休んでいるという。

ボールを投げると腰の脇が痛み、
体をひねる動作では、左右どちらにひねっても
ひねる側の腰の脇が痛む。
施術中、軽い圧迫でも痛みがあり、かなり筋肉に疲労がある様子。

痛める前に、筋肉トレーニングの専門の人が来て
背筋などを鍛えるトレーニングをかなりやったという。
しかし、鍛えた後のメンテナンス、つまりゆるめるようなことは
指導していないという。

トレーニングの専門家ならば、鍛えることによるデメリットも
考慮してゆるめるトレーニングも指導していただけたらよかったのですが。

施術後大分筋肉がゆるみ
痛み無く体をひねられるようになりました。
若干の痛みがまだ出るときがあるのですが、
自己メンテナンスでやれそうだと言うことで1回で終了。


変形性膝関節症、膝が曲がらない

2010年01月08日 | 半月板損傷、変形性膝関節症
以前から膝の痛みを持っていて、接骨院に通っていたという
50代女性。

昨年の7月に旅行で長く歩いて以来、
痛みが強まり階段の昇り降りが困難になり、
歩行でも痛むので今度は整形外科を受診。
変形性膝関節症と診断され、
ヒアルロン注射や電気を当てるなどの治療をしていた。

しかし、今度は膝自体が曲がらなくなってきて
膝の動き自体がうまくいかない。
曲げようとすると痛いという前に曲がらない。

病院では手術を検討したほうがよいと言われたが
手術でも完全に良くなるわけではないと説明され、
なにか他によい方法は無いかと
ネットで当院をみつけ来院した。

膝の筋肉が固まっていて、膝は20度くらいしか曲がらない。
はじめの3回はあまり可動域に変化は無かった。
膝や体は楽になるとは言っている。

5回の施術で膝はおよそ60度になる。
自分で出来るメンテナンス方法をさらにアドバイスしたところ
その後改善のスピードも早まり
10回目でしっかり曲げて痛みは無いほどになる。
ただし正座はまだ痛む。
しかし、歩行は痛みがほとんど無くなる。

15回の施術時には短時間なら正座も出来るようになり、
階段での痛みもなくなった。
その後月2回のペースでメンテナンスをしてゆくうちに
正座が全く問題なくなるようになったという。

もう心配は無いと判断し終了とした。

楽にはなるとはいえ、はじめは大きな効果がなく
心配だったと思う。
しかし、劇的に症状が解消することはまず無い。
少しずつ良くなっていくことのほうが圧倒的に多い。