いっぽ自然整体院

いっぽ自然整体院のブログ。千葉市中央区新田町にて再開院しました。

草刈り

2022年08月31日 | 日記、独り言
一時退院とはいえ家に帰れば、じっとしてる気になれない。
庭の草は入院1か月でしっかり伸びてる。
恒例の草刈りをせねば。
あまり無理はできないけど、このまま入院したら廃屋みたいになってしまう。

やすみ休み、休み休み、草払い機で2時間くらいか。ゼイゼイと息が切れる。
刈った草をところ処に集めて、わきの林にすてる。
ゼイゼイと息ぎれ。
血がまだ足りてない、筋肉が衰えてることを実感します。

入院中はずっと外には出られなかったが、
強い日差しと蝉の声、今は夏だということを実感しました。
作業後、シャワーを浴びて梨をむいて、
息はようやく落ち着きました。

健康とは2(社会と健康)

2022年08月30日 | 健康
個人的な心身の健康の大切さは、すでに理解されているといって良いでしょう。

しかし環境問題や異常気象、その他様々な社会問題や、社会の仕組みが、私たち一人一人の健康に関わりをもっているという認識はまだまだ不十分ではないか、と思います。
それはたとえ直接影響している事であっても、すぐに目に見えて影響しない程度のことだったり、遠い地域、遠い未来、つまり自分にはまだ関係の少ないことと思っているからです。
けれども、これからは社会状態の重要性が高まってきていると感じます。

温暖化問題や異常気象など、ここ最近は災害となって大きな被害が多発するようになりました。家屋の被害、道路や電気ガス水道などのインフラの破壊、農作物被害など、大きな経済的被害が発生しています。被災者だけでなく、消費者にも価格や料金の上昇として影響は大きくなってきています。
今、ロシアがウクライナに侵攻しています。遠い東欧の出来事です。しかし、すでに食料、資源エネルギー価格の上昇が、日本でもあり、多くの多くの品目の物価上昇を引き起こしました。
もはや、他国の問題は、日本にとって、さらに私たちにとって、関係のないことではなくなっています。
また、ロシアの侵略も、これが成功してしまえば、ほかの国も同じことをしてよいという前例になりかねません。中国は台湾に軍事侵攻するかもしれません。そのとき近隣の日本はどうする?どうなる?難民問題、領土問題から政治的、経済的問題の悪化へとつながり、私たち自身に及ぶ影響はどんどん大きくなってゆきます。

世界情勢や地球規模の問題だけでなく、もちろん家族、地域、仕事、それぞれでの人間関係など身近な社会との関わり、つながりが良好であることが自身の健康につながります。





一時退院です

2022年08月29日 | 急性骨髄性白血病
今朝の血液検査により、一時退院となりました。
また、来週あたりで再入院でしょうが、一旦、自宅で体力回復を図ってます。
まだまだ、治療が続きますが治療を諦めることはありません。
今は状態が良いので、気力も出ます。けど、状態が悪いと気力も低下する。
つくづく健康は体と心の両面なんだなあと感じます。

健康とは

2022年08月25日 | 健康
「健康とは」というテーマについて
新しいホームページ制作のために、改めて考えてみました。

健康とは、
単純にいえば
心身ともに、良好な状態である。」といえます。

しかし、そのためには、様々なことが関わっており
自分一人で実現することはどんどんと困難になってきています。
個人の健康のためにも、社会のよい状態が不可欠になっています。

なぜ社会的なことが健康の実現に必要なのか。

例えば地球の温暖化、大気汚染、水質汚染などの環境問題。
異常気象による災害、農作物への被害。
医療体制や年金、健康保険、介護、育児など社会福祉体制ほか
社会の出来事や仕組みは
直接我々の生活、健康に関わることは多いからです。
それらをつかさどる政治の世界も同じことが言えますし、
家族、友人、仕事、地域など、身近な社会的関係から世界の情勢までが、
私たちの生活、健康、経済ほか様々な面で関わるようになっています。

1947年に採択された世界保健機関(WHO)憲章では、前文において「健康」を次のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態にあることをいいます。
(日本WHO協会訳)」
この健康の定義は、世界中でひろく使われています。

個人の健康には「社会的」な良好状態も大切という考えは少しずつ
実感してきているのではないかと思います。
しかし、WHOが提唱してから70年以上経った今でも、それを実現できているとは言い難い。
個人として、国としての、そして世界全体の意識としても
より努力を必要としている状態です。


日本は医療体制や健康保険制度、
上下水道などのインフラ、衛生環境や教育水準などは、
比較的よい方だと思います。
この状態をさらに向上させてゆきたいものですが
はたして、それは可能なのでしょうか?

コロナウイルス蔓延は日本の医療体制の脆弱さを露呈しているし、
少子高齢化、格差社会など将来の経済、福祉面では大きな問題をかかえています。
国際的にも近隣国との領土問題や、資源エネルギー問題、
地球規模の異常気象や環境問題などもあります。
今は直接的な影響は少なくとも
将来は深刻なことになることは明白です。

国の財政、企業の経営、家計の悪化、
治安の悪化、福祉サービスの悪化などから
個人の健康を維持することが次第に難しくなってゆくかもしれません。


死ぬ覚悟

2022年08月20日 | 急性骨髄性白血病
なかなか血球回復しないけど、心身は楽な状態で過ごしてます。

さて、
私は造血幹細胞移植を希望しています。
年内に移植の計画ですが、
改めて自分の病気をネットなどで調べると
移植後でも、生存率は5年で50%などという数字が出てきます。
いつのデータなのかがわからないものが多く
より新しいデーターならもっといい数字になるかもしれない。
でも、そんなことは、
去年診断されたときにも調べたから、わかってたはず。

それで覚悟して去年身の回りの片付けをしたけれど、
覚悟ってなんだろう?
また、今年になって再発して、また白血病のことを調べてる。
去年、覚悟したんじゃなかったっけ?

まあ、覚悟したつもりになって、
片付けしたりで、準備をしたことで
結果、少し気が楽にはなったんだけど、
また、不安になってる。
たぶん、また、何度も何度もこんな不安が起きるのだろう。

結局、覚悟できないのよね。
覚悟できても、またゆらぐのよね。
そのたびに覚悟し直すとだんだん不安が少なくなるのかも。
いや、その逆で不安が大きくなるのかも。
そもそも「死ぬ覚悟」って答えあるの?
何すればいいの?どんな状態?


あーあ、めんどうになってきたので、
覚悟の仕方をやれそうなものに変えることにしました。

「死ぬまで生きる覚悟」

発熱

2022年08月16日 | 急性骨髄性白血病
好中球ゼロと書いた途端に発熱。37.7度から、その後38.8度へ。
ただ、熱の割には苦しくない。
まあ、だるさは少し感じるけど、
少し頭痛が感じるけど、、、、、

好中球、血球が回復するまでは
あと1~2週間かかる。
発熱もそれまで続くかもしれない。
それが終われば今回の治療も終わり。

また、体力を回復してから、
こんな治療を繰り返すわけですけど。

好中球ゼロ

2022年08月15日 | 急性骨髄性白血病
抗がん剤により白血病の血球を倒すと同時に
正常な血球をも倒してしまう。

今、私の体の血液は赤血球、白血球、血小板の血球すべて
通常の数を大きく下回っています。
昨日は血小板の輸血をしました。
赤血球の輸血も状況をみながらすることとなります。

白血球にも多くの種類があってそのうちの細菌などをやっつける
好中球という白血球があり、私の今の好中球数はゼロです。
だから感染症にかかりやすい状態です。
しかし、白血球の輸血はありません。
これは自身の回復を待つしかない。
たいていは、あと2週間くらいか。
手洗い、うがいはもちろんアイソレーターという空気清浄機器のベットを
使ったりしており、
幸い感染症にも、発熱もなく過ごしています。

そもそも、
白血病は血球が育たず途中で不要な血球ばかりになり
必要な血球が足りなくなってしまう状態です。
抗がん剤で倒すのはその不要な血球です。
その代わり正常な血球も倒してしまう。
その正常な血球を輸血や自身の回復により増やしてゆく。
つまり血球を正常なものに差し替えてゆく治療です。
それを繰り返して治ればいいけど、
それでも再発するなら移植となります。

大本である血球の種、株とでもいうか
造血幹細胞自体を入れ替えるのが移植です。
私は今回再発ということで、
移植をすることを基本に治療に臨んでいます。




夏休み

2022年08月11日 | 急性骨髄性白血病
今日は発熱も大きな副作用もなく、平穏な入院生活。
山の日の祝日で、外来もないので病院内はひっそりしている。

お盆の行事は不参加。というか夏を病室で過ごして終わりそう。
一度入院すると外の空気に触れることがありません。
病室は、風もなく、蝉の声さえ聞こえない。
窓から見える木々の色や、空や雲の様子、パソコンのニュースなどからしか
夏を見つけられない。

これが、普段家にいるなら、
「ああ、暑い暑い」愚痴りながら、
冷たい飲み物などを飲んだりしてるのだろう。

夏らしい生活は今は望めないけれど、
こうして、心身が今日のように楽なときは
落ち着いた気分で物思いにふけられるのは、幸せなことです。
まあ、今日は私にとっての夏休みみたいな日だったのかもしれません。



一歩ずつ

2022年08月09日 | 急性骨髄性白血病
病気との闘いとよくいうけれど、
それがコロナウイルスとか、インフルエンザとか、
明確な悪役がいるならわかりやすいけど、
がんや、白血病など、そもそもは自身の細胞、自身の一部である。
相手の悪役はいうことを聞かない自分自身、とでもいうものか。

がんは自身の細胞故に、抗がん剤は
がん細胞だけでなく、正常な細胞をも倒してしまう。
抗がん剤治療がつらいのは、正常な細胞がやられることによるダメージなのだろう。
がん化した細胞のみを倒す薬が開発されれば
抗がん剤治療のつらさは変わるのかもしれないけど、
まだ先のようです。

私の今回の治療は投薬5日間がおわり、
副作用に備えてる段階に。
がんを倒すと同時に、血液の血球も抗がん剤でやられますから、
これから血球は激減します。

赤血球、血小板は輸血で対応できますが、白血球は輸血できないのです。
輸血のリスクも少しはあるし、血球不足のリスク、
白血球減少による感染症リスク、など
予断できない状態です。

ただ、抗がん剤投薬が終わったのは精神的に楽です。




CV

2022年08月05日 | 急性骨髄性白血病
再入院して4日目。
再入院初日は血液検査と尿検査のみ。
2日目は骨髄検査とCV挿入(中心静脈カテーテル)
CVは点滴を首から入れた管から中心静脈へ流すルートで
点滴や血液検査のためにいちいち針を刺されなくていい。
それを入れる時ちょっと我慢すると後が楽なんです。
このCV挿入、骨髄検査、髄注が治療における試練といえる。

まあ、どれも2,30分くらいの処置で、CVは1ヶ月くらいはそのまま、
今回は髄注ないしいー(多分)
骨髄検査は多分3~4週間はしないだろう(多分)
つまり大きな試練はもうクリアした。

次のミッションは抗がん剤治療です。
すでに抗がん剤治療は2日目に入ってます。
抗がん剤点滴もCVからです。
今回は午前と夜中に3時間くらいずつ点滴。それを5日間。
今のところ副作用はすこし食欲がないかなというくらい。
このくらいは想定内です。

まだ先は長いので
このままでは終わらないとは予想してるけど、
5日間の投薬後、副作用はたいてい出てきます。
まあ、なってから悩みましょう。
なったら、ここで愚痴ります。