馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

ディープインパクト産駒の重賞勝ち

2012年10月20日 23時55分20秒 | 重賞短評、傾向
父のディープインパクトは一まくりで勝っていた馬、なのにその子たちの現状は。

ジェンティルドンナが三冠を取りましたが、三冠というのは運も絡んでのもの、そういう意味ではジェンティルドンナは運の良かった馬なのです。
もちろん引き寄せるだけの実力があったということも言えるのですが。
ここで書きたいのは、父が大外を回ってすべての馬を置き去りにするレースをしていたのに対して、その産駒はそうでない重賞勝ちが多いということです。
3歳牝馬でこそ、昨年の桜花賞のマルセリーナ、今年のジェンティルドンナと差しでGIを勝っているのですが、その他は意外と差し馬が苦戦してます。
例えば今年ダービーを勝ったディープブリランテは先行からの抜け出しでした。
一方で差しにまわって1番人気だったワールドエースは追い込み届かず。
もちろんゴールドシップを警戒しての騎手の判断もあるかもで、馬のせいではないかも知れないのですが。
ここで言いたいのは、先行馬も同じくらい重賞では勝っているということ。
そこには理由があって、前から書いてますが、ディープインパクト産駒は前が開いてないとなかなか伸びようとしません。
騎手もだんだんそのことが分かってきたようで、閉じ込めようという騎乗をするようにもなってきてます。
今日のいちょうSはそれの良い例で、能力的にはサトノノブレスが上でも、外には出せず、前の馬がふらふら(勝ったフラムドグロワール)すると、強引には伸びようとせず、開いてやっと伸びても勝負が決まった後でした。
すると、自然と外々を通って差すか、先行して前が開いた状態で追い出すかのどっちか。
2,3歳で差しが決まるのは、実力差があるのでばらけやすかったり、外を回っても勝てるだけの力があるからだったりするのですが、古馬になると力が拮抗しやすく、そうなると外を回ってはロスが響くし、そうなると先行する方が楽になる。
トーセンレーヴ、ドナウブルーあたりはそれで活躍していたのですが、ここにも一つ問題があって、先行すると決め手を削がれる危険があること。
秋になって負けたレースはそういった部分もあるじゃないかと思ってます。
今後もこの傾向は続いていくんじゃないかと思うのですが。
だからこそ、ジェンティルドンナが古馬になっても活躍するかは見もの。
イメージとしてはブエナビスタにダブるので、そういうレースができれば良いのですが、果たして古馬牡馬とどれだけ戦えるのか。
それによって、これからのディープインパクト産駒の育て方にも影響しそうです。
明日の菊花賞もディープインパクト産駒のは沢山出てきますが、どういった馬が活躍するかも気になってます。
ステイヤーな産駒も出て来るのか、あれだけ有力どころが抜けても菊花賞にこれだけ出てくるのだから凄いの一言ですが。
まだまだ興味の尽きない血統です^^。
では、こんなところで。

菊花賞の傾向

2012年10月20日 19時52分44秒 | 重賞短評、傾向
春の活躍馬が一掃、生き残ったのが果たして勝てるのか。

菊花賞
3000mはこの中で走った馬は1頭もいない、そこは別世界で2000mあたりの強さとは別の強さが要求されます。
スタミナはもちろん、通用する能力もどこかで見せてないと厳しいし、出来ももちろん重要。
ペースがどうなるかは出たとこ勝負、前半1000mは意外とラップが落ちない年も多いのですが、位置取り争いに時間がかかればさらに。
中盤は隊列決まってたんたんと、そして終盤には坂の下りで加速して、直線の叩き合い。
失速する馬続出なので、たいてい直線はばらけて、叩き合い、最後はスタミナ勝負、最後まで伸びるのはどの馬か。
という感じで傾向。
①ここ3走で2000m超を走っていない長距離血統の馬。(スリーロールス、ソングオブウインドなどがこれに該当、3000で化ける)
②ここ3走で2000m超で3着以内2回。(距離向くことの証明、平場でもOK、フォゲッタブル、アルナスラインなど)
③ここ3走のうちに2連勝が含まれていて、神戸新聞杯を使っているor重賞勝ちがある。(勢いあって、神戸新聞杯で負けていても本番で巻き返すことが)
④ラジオNIKKEI2歳S、皐月賞、ダービー、神戸新聞杯で3着2回。(世代の最強馬が揃うレースでの実績はここでも生きる)
⑤④にあるレースに2回以上出ていて、そのレース以外はほとんど崩れていない。(このタイプはフローテーション、クラシック上位馬が回避した時に来ることが)
⑥最低1000万以上から。(前々走も1000万以上なので、経験は大きいようで)
⑦2000超で崩れてない馬。(3着の馬のたいていが該当、GIとかは多めに見るのが良いかも)


という感じで、チェック。
①なし
②スカイディグニティ、タガノビッグバン
③なし
④ゴールドシップ
⑤ゴールドシップ、ベールドインパクト、ロードアクレイム、マウントシャスタ、コスモオオゾラ、トリップ
⑦ゴールドシップ、ラニカイツヨシ、ロードアクレイム、エタンダール、マウントシャスタ、ダノンジェラート、ユウキソルジャー、スカイディグニティ、タガノビッグバン

まずは④がある馬は春の活躍馬、当然主力になりやすいし、⑤も⑦もあるなら仕方ない感じ。
問題は次でしょうね。
①がいると穴的に面白くて、昨年もハーバーコマンドが4着に来ていて、例年なら来てたかもなのですが、相手も強かったですね。
今年はいないのが残念。
あとは、⑦の中から本当のステイヤーを選ぶのが大事です、一応入っている馬もいるので、それをうまく減らせばおのずと対抗が見えてくるのかと。
あとは、⑦のみだと少し危険かもです、ビートブラックがそうだったのですが、この馬は明確に2000超が得意な感じで、そういうイメージが大事そう。
という感じで予想。
◎ゴールドシップ@ここは仕方なし、本当に強い馬が他にいないので、軸にするしかない感じ、負けたら騎手は言い訳できないでしょうね。
○スカイディグニティ@前走のレースぶりは圧巻、時計勝負でダービー2着馬に唯一詰め寄って、長距離が確実に得意と言える馬、差しも身に着け更に。
▲タガノビッグバン@上位との対戦経験はないものの、長距離実績があって、父はフジキセキでも母父がリアルシャダイなら面白い、先行で一発あるのかも。
△ロードアクレイム@距離が長い方が良いタイプで、前走は唯一追撃の脚、3000に向くかはやってみないと分からないものの、血統から来る良さもあるのかも。
×ベールドインパクト@前走はさっぱりも、春からの生き残る馬の中では上位に位置、春すでに2200mも2勝して、3000が吉と出る可能性も。
×エタンダール@しぶといが決め手に劣る馬、それだけに3000mの適性次第では台頭の可能性も、決め手勝負になると分が悪い。
×マウントシャスタ@前走はしぶとく3着も、最後の脚は鈍く、宝塚好走も同じ内容、距離に関しては素質でカバーしている印象で、これが3000mになるとどうか。
×フェデラルホール@使い方から体質が弱いようで、今回は大丈夫とのことも、輸送や外回りコースと課題もあって、連勝中とはいえ休み休みだったり、信用できない面が。
×ユウキソルジャー@父はダンスインザダークの全弟だけに距離は恐いが、前走の粘りの無さは心配、ただ大穴の可能性も感じさせるだけに恐さはある。

という感じで長々と。
2着は本当に分かりにくい、そうでなくてもとんでもないのが突っ込んでくるレースだけによく考えてでしょうね。
あとは騎手の感じは、追える騎手よりうまい騎手って感じでしょうかね。
一応こんな感じで。