ただの偶然なのですか

私のお気に入りと日々の感想  

(笑)

2007年03月30日 | いろんなこと
パソコンや携帯でメールをするようになった最初の頃、
メールの文末に「(笑)」って付いているのを読んで、
その意味が理解できず、「何、これ?ここで笑えってこと?」と、とまどいました。
しかも、全然面白くない所に「(笑)」って付いているので、
「どこで笑うかは、私の自由でしょ…」
「私の笑いのツボがズレているのかしら…」などと思ったりしました。

メールにも慣れてきた今では、「(笑)」の意味は、
「照れ笑い」「苦笑い」
「深刻な内容だけど笑い飛ばして」
「これはジョークなので真に受けないで」
などなど、そのニュアンスが分かるようになってきました。

私は、バラエティー番組があまり好きではないのですが、
家族と『エンタの神様』を見ていると、
笑いのツボって人によって違うんだなぁと感じます。
他の家族が爆笑しているときでも、私には面白く感じられなかったり、
私が面白いと感じるところでは、他の家族の受けがよくなかったり…。
笑いって、奥が深いですね。
その人のセンスや、ものの見方や受け止め方、
人生経験や趣味趣向などによって、どこで笑えるかは違うみたいです。
ブラックユーモアなんて、人生哲学とかも入っているような気がします。

私は、メールで「(笑)」を使うことは、ほとんどありません。
私のメールの文末に多く付いているのは「…」です。
「…」を使う理由を考えてみると、
断定的な言い方を避けて責任を逃れたい
きつい表現にならないように和らげたい
適切な言葉が見つからなくて、説明するのが面倒臭くなって、
「あとは想像にまかせます」って感じでごまかしたり…。

実生活でも、ぶつぶつ独り言をつぶやいていることが多いので、癖なのかも…。
優柔不断な性格なので、断定的な物言いができないというか、
迷いながら書いているので・・・。




安心しました

2007年03月28日 | 音楽
よかった~。今年も、玉置さんに会えるのですね。
今年はコンサートに来てくれないのかと、心配していたんです。
アルバムも作っている最中みたいで、嬉しいです。
今回は、玉置さんと私の“ふるさと”旭川で詞を書かれたのですね。
素敵なアルバムになりそうで、楽しみです。
何があっても、きっちりと音楽をやって行く。
いろんなことあるけど、音楽だけでなく、
玉置さんの生き方も、私を勇気付けてくれます。




「ウルトラマンメビウス」最終三部作「絶望の暗雲」の感想

2007年03月26日 | お気に入り
皇帝、強すぎです…。
そのパワーは、もはや一生命体の域を超越しています。
これは悪の権化か、天変地異か、苦難の象徴か…。

そして太陽までもが侵食されて、この世から光が失われていく…。
光の国の者たちの愛が、優しさが、友情が、負けてしまうなんて…。
ウルトラマンの世界観に、絶望は存在してほしくないです。
最後まであきらめず、不可能を可能にする、
希望を失わず、信じる力を勇気にすると教えてくれたウルトラマン。

暗雲に覆われて、この世が暗闇に支配されたとき、
それでも、そこに見えたものは…

ウルトラマンと地球の人々との絆
GUYSの仲間達とミライくんの絆
そして、ザムシャーやヒカリたちとの絆

困難に直面することで、気づくこともあるのですね。
この苦難を突き抜けたときに、そこには何が見えるのか…。

もう、こうなったら、ゾフィーの人間体なんて、どうでもいいです。
サコミズ隊長は、ウルトラマンと肩を並べるまでに成長した地球人のリーダーとして、このまま人類自らの力で地球を守ってほしいです。
それが、これまで私たちを守ってくれたウルトラマンの気持ち、ミライくんの頑張りに応えることになるはず。
いつまでもウルトラマンに守られてばかりではいられない。
だって、もう、ウルトラマンには、しばらく会えなくなるのだから…。

ああ、次回で最終回なんて、イヤだ、イヤだ、イヤだ~!!!

映画「ターミナル」の感想 (DVD)

2007年03月21日 | 映画
国際線の空港は不思議な場所ですよね。
出国審査を終えてゲートを出たら、そこはもう日本ではないのですから…。
でも、そこは日本の国土ですし、国内に国境があるなんて…。
以前から考えていたそんな不安感を、映画にしてくれたって感じです。

そして、外国に行ったら、パスポートだけが自分の存在を保証してくれる唯一絶対の証明書って感じで…。
日頃はあまり意識していないのに、外国に行くと「自分は日本人なんだ」「日本という国に守られているんだ」と感じてしまいます。

でも、そんな祖国が突然無くなってしまったら…。
自分の身分や立場を保証してくれる後ろ盾が無くなってしまったら…。
言葉も通じない、持っている通貨も使えない。
入国も出国もできないまま、国際線のロビーで暮らす生活…。

国境も法律も、人間が作ったもの。
法律の隙間に落ち込んでしまっても、確かに個人としては存在している。
その個人を拘束するにも追い出すにも法律が必要なわけで…。
結局、私たちって法律や規則に守られているから自由なのかも。

そんな法律や規則に縛られている税関国境保護局局長が、
なんだか滑稽だけど憎めない感じです。
局員達が局長の命令を無視して規則を破り人情をみせるところが、
規則と人間らしさの関係について考えさせられます。

頼れるものが自分しかないとき、自分の本質だけで勝負しなければならない状況で、人としての力量が試されるなんて、考えただけで怖いです。

何にも所属しないで、それでも個人として何かでいられたら、
それは素晴らしいことだと思います。



「ウルトラマンメビウス」最終三部作「皇帝の降臨」の感想

2007年03月19日 | お気に入り
「最終三部作!」 ああ、この文字を見ただけで泣けてきます…

サコミズ隊長の凛々しい表情から伝わる決意、
全世界の人々の心を動かす崇高なメッセージ、
感動しました、泣きました。

そして、人生経験がにじみ出ている背中で語る姿~!
これぞ、大人の男性ならではの魅力です~。

総監だということを隠していた理由が、
「一緒にいたかったからだ」なんて、かっこよすぎです~。
“隊長”って、頼りになって、行動的なイメージですよね。
リーダーでありながら共にに戦う姿が“仲間”って感じがします。

そして、今回はトリヤマ補佐官も素敵でした~。
熱いお言葉に、感動しました~。

メビウスの戦い方も、見違えるほど強いです!
しかし、それ以上に、インペライザー強すぎです!
いくらフィナーレだからって、花火打ち上げすぎです~!

そして、ミライくんの、けなげな姿が痛々しいです。
あんなボロボロの体で、あんな強敵に立ち向かっていくなんて…。
私も、ウルトラマンを声援しよう…。
それが、ミライくんの心に応えることになるのですよね。

そして、やっぱり鍵を握っているのがサコミズ隊長。
あの鍵は、一体何なのでしょう。
サコミズ隊長は、どんな決意を胸に秘めているのでしょうか。





映画「エリザベスタウン」の感想 (DVD)

2007年03月16日 | 映画
なんか“ゆる~い”映画だった…

人生を茶化しているのか、真面目に語っているのか…

でも、こういう“ゆるゆる”“だらだら”過ごす時間も、
人生には必要なんじゃないかしら…

私は“ゆるゆる”過ごすの好きですよ…

時間や仕事に追われると、イライラしますしね…

落ち込んだときには、どっぷり感傷にふけるのもいいんじゃないですか…

…って、こんなダラダラした感想ですけど…



映画「モーツアルトとクジラ」の感想

2007年03月14日 | 映画
「自分は他の人と違うのではないか」
「自分は他人に理解されない」と感じている人は、
私もそうですが、けっこう多くいるような気がします。

この映画を一緒に見た私の友人には、自閉症のお子さんがいて、
私の子どもにも、知的障害があります。
そして、私たちがこの映画を見たあとに口にした感想は、
主人公の二人は「普通だよね~」でした。
自分たちの子どもと比較して、もっと重い現実味を、この作品に求めていたのだと思います。

何を基準として「普通」と判断するのかは、主観的な部分もあるのでしょう。
主人公の男の子は、「普通」でありたいと願っています。

でも、主人公の二人は、とてもキュートで魅力的だと感じました。
愛されたい、他の人と関わりたいという思いは、
誰もが持っている気持ちだと思いますし、
それと同時に、他人に自分の心に踏み込まれたくないという気持ちも、
誰もが持っているのではないでしょうか。
お互いを傷つけ合いながらも、求め合う様子も、
多くの恋愛って、こんな感じじゃないのかしら…。
こんな純粋なラブストーリー、久しぶりに見た気がします。

この映画を見てから、私だったら、ハロウィーンの仮装で何になるだろうと考えているのですが、なかなか思い浮かびません。
「本当の自分」というのは、自分でも、わからないものですね。





「ウルトラマンメビウス」第47話「メフィラスの遊戯」の感想

2007年03月13日 | お気に入り
今回は、ミライくんとGUYSの仲間達との絆が試されるお話でした。
GUYSの隊員達がミライくんに銃口を向ける緊迫した場面で、
隊員達の表情が驚いた顔に変わり、次に映し出されたのが、

ミライくんの涙~!

この、ミライくんの涙を見て、爆笑したのは私だけですか?
他人と笑いのツボがズレているのかなぁ…。
ミライくんの最強の武器は涙だったのね。

「ウルトラマンメビウス」は、ミライくんの成長の物語だと思っていましたが、
私の中ではミライくんは、いつまでたってもカワイイ男の子って感じで、
子どもの頃に見たヒーローのイメージじゃないんですよね…。
私がオバサンだから、そう感じるのかしら…。

そして、次回「降臨」するのは、「神」でもウルトラの父でもなくて「皇帝」。
ミライくんの「受難」の道のりは続く。


映画「ホテル・ルワンダ」の感想 (DVD)

2007年03月07日 | 映画
人間は人間に対して、何故これほど残虐になれるのでしょう。
この惨状の原因は、怒りか憎しみか狂気か。
人類の歴史を振り返ってみると、紛争が繰り返されてきたわけですが、
過去の歴史から学んできたのであれば、
今は過去より事態はよくなっているのでしょうか。
1994年に、こんな出来事があったことを私は知りませんでした。
今も世界のどこかで同じようなことが起きているのかどうかさえ知りません。
恥ずかしいです。
 
ホテルの支配人である主人公は、内紛の渦中で、家族とホテルの品格を守ろうとします。
ホテルに宿泊していた品格のある外国人も国際社会も、ルワンダを見捨てた。
人間としての品格を失わなかった主人公の誠意が、多くの人々の命を救った。

この映画は実話であり、軽々しく感想を書いている自分が恥ずかしいです。
しかし、この映画が作られたということは、
そこには、この真実を多くの人に知ってもらいたいという願いがあるはずです。
今、もし、また同じようなことが起きたら、
国際社会は救いの手を差し伸べることができるのでしょうか。
この悲惨な出来事を教訓にして、何かが改善されたのでしょうか。
それすらも、私は知りません。