映画を観に劇場へ行くときに、何のワクワク感も無いというのは初めてのことでした。それでも、あのとき何が起こっていたのか知っておかなければいけない気がして、観にいってきました。
連合赤軍に関しては、子供の頃にニュースで耳にしたことはありましたが、それが一体どいう団体なのか、親に質問してみても明確な説明が返ってきたことはなく、なんだか怖い組織というイメージくらいしかありませんでした。
この作品の最初の方で流れる当時の学生運動の映像を見ても、こんな時代があったのかと、ほんの数十年前の日本の出来事とは信じられない気がしました。
私には、彼らの言っていること、やっていることが、まったく理解できませんでした。それは、私が共産主義や革命という思想、時代の背景などを理解していないからかもしれません。
しかし、山小屋での「総括」とよばれるリンチ殺人の数々には理念など無く、ただ閉鎖的集団の狂気がもたらした行為であり、その様子は見るのが苦痛なほど吐き気がするものでした。
映画としての娯楽的要素は皆無ですが、集団の狂気が客観的に描かれている点においては、後世に教訓を示す「実録」としてこの作品が残される意義は大きいと思います。
連合赤軍に関しては、子供の頃にニュースで耳にしたことはありましたが、それが一体どいう団体なのか、親に質問してみても明確な説明が返ってきたことはなく、なんだか怖い組織というイメージくらいしかありませんでした。
この作品の最初の方で流れる当時の学生運動の映像を見ても、こんな時代があったのかと、ほんの数十年前の日本の出来事とは信じられない気がしました。
私には、彼らの言っていること、やっていることが、まったく理解できませんでした。それは、私が共産主義や革命という思想、時代の背景などを理解していないからかもしれません。
しかし、山小屋での「総括」とよばれるリンチ殺人の数々には理念など無く、ただ閉鎖的集団の狂気がもたらした行為であり、その様子は見るのが苦痛なほど吐き気がするものでした。
映画としての娯楽的要素は皆無ですが、集団の狂気が客観的に描かれている点においては、後世に教訓を示す「実録」としてこの作品が残される意義は大きいと思います。