ただの偶然なのですか

私のお気に入りと日々の感想  

「GAIAにおねがい」

2010年09月16日 | お気に入り
毎朝、空を見上げて草くんに「おはよう」と心の中でつぶやいて私の一日は始まります。
そして毎日、何度も心の中で草くんに語りかけているんです。
そんな私の気分にシンクロ率100パーセントなのが、アルバム「We are SMAP !」の中の「GAIAにおねがい」という曲です。
相対性理論というバンドが作った曲なのですが、今の私の気分をこれ以上表現してくれている曲は他にないんじゃないかと思うくらい、わかってくれている感じなんです。
どんなに好きでも現実の世界では遠い存在の草くん。でも精神世界ではとても近くにいる感じがして、いつも私の脳内で大きな存在の草くん。
うまく説明できませんが、「GAIAにおねがい」はそんな精神世界と宇宙とのつながりを感じられる曲だと思います。
そして草くんの歌声って、電脳系の曲にも合う萌え声なんですよね~。
相対性理論の曲が好きな人には是非聴いてみてもらいたい一曲です。

映画「クレイジー・ハート」の感想

2010年09月08日 | 映画
歌手にとって、酒と女は歌を作るためには必要不可欠なものなのでしょうか。
でも、どちらにも溺れ過ぎちゃいけないよ…ってことで、4度も結婚に失敗してアルコール依存症になっている主人公の姿に、あるミュージシャンの姿が重なって見えてしまいました…。
体型の崩れたオジサンがゲロ吐きまくる姿を見せられるのは気分のいいものではありませんが、それでも身につまされたのは、私も歳をとったオバサンだからでしょう。
若い歌手に説教くさい歌を歌われると、あんたに人生の何がわかるんだ!と思ってしまうのも、私がオバサンになってしまったからでしょう…。

アメリカのカントリーミュージックには馴染みがないので音楽にはいまいち乗れませんでしたが、自堕落な主人公の姿には似合わない、ゆっくりとしたテンポの懐かしい感じのする曲が多かったです。でも、一曲以外は歌詞の日本語訳が表示されなかったので何を歌っているのかわかりませんでした。
主人公がドサ周りをする街も田舎ばっかりで、いつの時代なの?と思うほど素朴な街並みと、広々とした自然と空が映し出されて、のんびりとした風景は見ていて癒されました。
ストーリーもオーソドックスで、そんなに上手く立ち直れるもの?と思いましたが、題名のわりには落ち着いた雰囲気の作品だと思います。


それにしても、歌手って意外と精神的に辛い仕事なんじゃないかなと思います。メンタル面のバランスを保つのが大変なんじゃないかって…。歌いたくない気分のときもあるでしょうし、そのときの自分の気持ちがいつも歌詞と合っているとも限らないでしょうし、歌うことで他人にエネルギーを送り何かを伝えていくのは、魂をすり減らすような作業なんじゃないかなと感じるときがあります。
歌を作って伝えていくためには、やはりそれなりの人生経験と苦悩が必要ってことなのでしょうか…。