ただの偶然なのですか

私のお気に入りと日々の感想  

見えない金メダル

2010年02月26日 | 日記
今日は、みんなで集まってオリンピックの放送を観た。


他人とコミュニケーションをとるのが苦手で同級生から苛められている我が子が可哀想だと泣いていたお母さん。

窓ガラスを破って何度も家から脱走して車道に飛び出し警察に捜索を依頼した我が子を施設に預けたお母さんも「子どもを離したくて手放したわけじゃない」と泣いていた。

子どもがウンチを食べるようになり、うつ病になってしまったお母さんは今日は来られなかった。


オリンピック選手のように賞賛されることもなく、スポーツ選手のように自ら選んだ道ではないけれど、人知れず困難な道を歩いている人たち。
そんな人たちにこそ私はエールを送りたい。




ダークマターって何だ?

2010年02月23日 | いろんなこと
ちょっと古い記事ですが、1月17日の読売新聞のサイエンス欄に暗黒物質(ダークマター)についての記事が載っていて、それによると、この暗黒物質は宇宙全体の質量の23パーセントを占めているのに、その正体が不明で見えない物質だそうです。
私たちの体などを作っている原子などの物質は宇宙全体の質量の4パーセントにすぎないと知って驚いてしまいました。
それで、その見えない物質を検出するためのプロジェクトが始まっているようです。
いつも漠然と疑問に感じていることなのですが、人間は五感で感じることができない世界を知ることができるのでしょうか。
この世界は人間の感覚器官によって受け取られた情報によって脳内に作られた世界であって、そもそも感覚器官がなければ光も音も臭いも存在せず、この宇宙も人間の脳内にしか存在しない世界のような気がしているんです。
もしかしたら自分のすぐ近くに感じることはできないけれど別次元の世界が存在しているかもしれないような気がします。
暗黒物質が見えないのは他の粒子とほとんど衝突したり反応したりしないからだそうですが、単独ではその存在が証明できないという点においても、やはり何かが存在するためには、それを受け取る存在が必要だということでしょうか。
自分を知るには他者との関わりが必要なことも、なんだかこれに通じるように思えます。
そして、それ以上に驚いたのが、残りの73パーセントを占めているのが正体不明の暗黒エネルギーとされていることです。
暗黒エネルギーってなんですか?神様の意思エネルギーですか?(妄想しすぎ?)
そもそも何で「暗黒」なんですか?イメージ暗いです。どうせならレインボーパワーとか呼んでください。73パーセントなんですから…。
なんだか自分でも何を言っているのかわからなくなってきたので、このへんでやめておきます。
物理学の専門家の方は「何言ってるんだ、このおばさん」とお思いでしょうが、スルーしてください。




彼に振り回されるのはもうこりごりだけど

2010年02月16日 | 音楽
突然一方的に別れを告げてファンクラブの会費を返してきた彼。
その彼が、また突然帰ってきました。ラジオで「ぼくに人生を預けてください」なんて言ってたけど、信じていいんですよね?
でも私は今回のCDは買いません。そこまで都合のいい女にはなりたくないので。
でもアルバムを製作中のようなので、それは買うつもりです。コンサートにも行きたいです。でも『蒼いバラ』を買わないと先行予約の案内が手に入らないんですね…。まあいいや、遠い席でも…。玉置さんのことは男性として好きなわけじゃないので。
2002年に安全地帯を再結成したときに出したアルバムは、暗い精神状態からの再起を目指しているような曲も何曲か入っていましたが、今回の再々結成では原点回帰をコンセプトにしているのでしょうか。全国ツアーに向けてリクエストを募集しているので、安全地帯の往年のファンにはたまらない懐かしい曲が聴けそうです。
でも、私は玉置さんがソロになってからの曲のほうが好きなんですよね。今でも週に一度は玉置さんのアルバムを聴いていますし、もはや私にとって玉置さんの音楽は人生の一部です。
「もう恋の予感はない」なんてテレビで言っていましたが、『蒼いバラ』はバリバリ恋の歌ですよね。
やっぱり玉置さんには歌しかないと思いますし、恋にしか生きられない人のような気がします。
これからも恋に生きて、いい曲をたくさん作ってくださいね。


食品売り場が嫌いな主婦

2010年02月09日 | いろんなこと
スーパーの食品売り場が嫌いなんです。
その一番の理由は、私は料理をするのが嫌いだからです。毎日ちゃんと料理をしていますし、栄養士の資格を持っているので栄養のバランスには自信がありますが、作る料理はシンプルなものが多いです。そもそも食べることにあまり興味がないので、創作意欲が出ません。グルメ番組を見せられても、食べてみたいと思わないんです。
でも毎日、私はスーパーに行きます。食料品の確保は生命維持の根幹です。
命がけで狩をしたり自分の手で田畑を耕したりしなくても食べ物が手に入るなんて、自分の働き以上の楽な生活をしているような気がします。もし物流がストップしたら…なんて考えただけで恐ろしいです。
スーパーには色々な食品がたくさんあって、来ているお客さんも様々です。そこから、様々な人達の嗜好や生活の様子が感じられて、その営みのパワーには圧倒されそうになります。スーパーに行くたびにエネルギーを消耗させられたように感じてしまいます。
エンドレスで流れてくる販売促進のための変な曲が耳についてイライラさせられます。
分量と金額を比較してどちらの商品がお買い得かとか、あとどのくらい買えば割引クーポンがもらえそうだとか、そんなことに頭を使うのも嫌なんです。レジでお金を払うときにも流れに乗れなくて焦ってしまいます。
10台のレジがフル稼働で行列を飲み込んでいく様子を眺めていると、こんなに大勢の人間がこんなに大量に消費して、飲み食いして、排泄しているのかと思うと、いつか下水が溢れ出すんじゃないかと不安になってきます。
でも夜になって、マンション群の窓に灯る明かりを眺めていると、みんな頑張って生きているんだろうな…って愛おしく思えたりもするんです。




ガラパゴス化する携帯電話

2010年02月02日 | いろんなこと
娘の携帯電話は2年前に買ったものですが、いろいろな機能が付いていています。
そのなかで音楽を携帯電話に何十曲も入れられるのは知っていましたが、つい最近知って驚いたのは、携帯電話からFM電波を出してその音楽を近くにあるラジオで聴くことができることです。
カーラジオから娘のお気に入りの曲が高音質で流れてきて、びっくりしてしまいました。
それで、この機能の使い道が他にもないかな…と、渋滞中の車内で考えてみました。
たとえば、恋人の好きな曲を数曲とその間に愛の告白を録音しておいて、恋人が遊びに来たときに、こっそり携帯電話から電波を飛ばすとか。BGMを聴いているつもりの恋人は、突然、自分への愛の告白がラジオから流れてきたら感動するかも?
その他にも、推理小説のトリックや陰謀に使えそうなのも思いつきましたが、悪用されたら困るので内緒にしておきます。

それにしても、電波って不思議すぎます…。目に見えないし人間の耳には聞こえないのに、ラジオやテレビを媒介すると聞こえるし見えるんですよ…。いったいこれはどういうことなんでしょう…。
もちろん、ちゃんと調べて勉強すれば納得のいく理由はあるんでしょうけど、たとえどんな説明をされても私には信じられません。
もしかしたら、他にも私たちには聞こえない見えない世界があるんじゃないかって思ってしまいます。
パソコンの横に挿してあるこんな細い線からも、こんなに大きな画面の情報が一瞬にして世界中から届くなんて、とても信じられません。
なんだか騙されているような気さえしてきます。全部うそなんじゃないかって…。