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映画「ホテル・ルワンダ」の感想 (DVD)

2007年03月07日 | 映画
人間は人間に対して、何故これほど残虐になれるのでしょう。
この惨状の原因は、怒りか憎しみか狂気か。
人類の歴史を振り返ってみると、紛争が繰り返されてきたわけですが、
過去の歴史から学んできたのであれば、
今は過去より事態はよくなっているのでしょうか。
1994年に、こんな出来事があったことを私は知りませんでした。
今も世界のどこかで同じようなことが起きているのかどうかさえ知りません。
恥ずかしいです。
 
ホテルの支配人である主人公は、内紛の渦中で、家族とホテルの品格を守ろうとします。
ホテルに宿泊していた品格のある外国人も国際社会も、ルワンダを見捨てた。
人間としての品格を失わなかった主人公の誠意が、多くの人々の命を救った。

この映画は実話であり、軽々しく感想を書いている自分が恥ずかしいです。
しかし、この映画が作られたということは、
そこには、この真実を多くの人に知ってもらいたいという願いがあるはずです。
今、もし、また同じようなことが起きたら、
国際社会は救いの手を差し伸べることができるのでしょうか。
この悲惨な出来事を教訓にして、何かが改善されたのでしょうか。
それすらも、私は知りません。





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