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西在田校区での幼保説明会

2009-10-24 | Weblog
昨夜は8:30pm~10:30pmまで

主に①泉第三保育所を第一に統合するか?
  ②西在田幼稚園が休園になる可能性があること

の説明会がありました。



かいつまんで、ご報告しますと。

今年2月に幼保一元化の流れから、西在田幼稚園と泉第三保育園を
統合してミニ幼児園にしますという説明がされていました。

が、、、、

泉第三保育所が、県のハザードマップ(つまり土砂災害などの危険区域)
にあるために、先日の佐用町のことなどを考えると、このまま開園するの
がよいのか、それとも老朽化していることもあり、泉第一保育所との統合
を検討してはどうかという説明が地域住民にされました。

ポイントは、文科省管轄の幼稚園や学校と違って、保育所というのは、
お家にだれもいないので、保育に困るから預けているところという
前提になっているので、たとえば病気が流行ったり、台風で警報のでる
ようなことがあっても休園にしないということになります。

となると、いざ危険がせまったときに、小さな子どもたちを
現実的に避難させたりすることが、現状では難しいのではないか
という認識でこうした提案にいたったようです。

また、西在田幼稚園は来年14名の入園候補者がいらっしゃると
いうことですが、条例があるため、猶予規定をつかっても、
12人の入園希望がないと休園になります。
注)教育委員会の説明の中で候補者が14名なのか13名なのか
  はっきりしなくなっていましたから、もし13名の候補者と
  なれば11名の入園希望があれば、とりあえず来年は開園
  できます。

これらから、冒頭の提案をすることになったようです。



地域の方々のご意見としても、約1時間30分にわたって質疑がありました
ので書ききれませんが・・・

・住民に説明もないまま、広報や募集要項に書くのはおかしいではないか?
・泉第三保育所の裏山の木の伐採をしたのは、災害に強くするために補助を
 もらってやったはずだ
・去年の学校統廃合の流れにもって行こうとしているのではないのか?
・同じハザードマップに載っている他の教育施設もある

ただ、今回感じたことは、

説明に来ていた職員の説明する姿勢が押し付けではなかったこと。
本当に子供のためにが前提になっていたこと。
提案といいながらの決定ではなく、他の選択肢も提示していたこと
は良かったんではないかと思います。

ただ、地域の方から苦情があったように、
文書に書いてしまうまえに、区長会や保護者等に順をおって
説明と・相談をしてまわる作業がぬかっていたと思いますし、

そのハザードマップにのっている危険性がどの程度か
十分な説明ができなかったことは準備不足だったと思います。

それでも、一定の住民合意が得られないまま議会にだしたり
しないと明言したことは特筆すべきコメントだったと思います。

今夜は施設での保護者との同様の説明会だそうですから
同席は遠慮しますが、丁寧な「相談」になればと期待します。


PS 昨日は午前中には富合小学校で薪ストーブが導入され
   火入れ式がありましたが、その模様後日。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき