今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

「子育て世代が住みたいまち」にするために・・・

2007-01-25 | Weblog
「子育て世代」が住みたいまちにするには・・・?

そりゃ、なんでもそろった素晴らしいまちなら、すぐそうなるのでしょうが、
そんなところはありませんし、加西もいろんな問題を抱えてます。
すべての問題を一気に解決!!なんて、ドラえもんでも呼んでこないと無理ですよね。なので、何集中、どんな順番で、ということが大切だと思います。


よく「加西はなぁ~、水道代が高いからなぁ~」という声を聞きます。
確かにそうなのですが、水道代が高いから、家賃が高いからといろいろと
理由が思いつきますが、実はそれらはたいした理由ではないように思います。

新婚ではなく、子育て世代が最も注目するのは!
【自分の子供には良い教育を受けさせたい!】ということではないでしょうか。

ここでいう「良い教育」とは、学習ばかりのことではありません。
学習も含め、社会生活、体験、道徳をしっかりと学べるところだと思います。

まず、学習については「ゆとり教育」の見直しもはじまりましたが、
私の子供は中1と小5ですが、今の小学校の学習内容の薄さには驚きます。
私達が学習していた内容の、およそ半分くらいの内容になっているようです。
学習が学校で最も大切ということではありませんが、大切な基礎知識を
しっかりと身に付けさせてあげることは、本当に大切だと思います。

ところが、ここで教育指導要領のおでましです。
熱意ある先生は、もっとこんなことを教えてあげよう。このレベルまでは
やっておいた方が本当はいいのに。。。と思いながらも
手が出せないという状況のようです。

次に、現代では先生と親が信頼関係を築いていくことが難しいことを
つくづく感じます。
もちろん信頼できる先生もたくさん知ってます。
でも現実は、子供に何かあると、まず先生のせいにして学校や教育委員会に
TEL!子供の前で平気で先生批判。
かたや先生も子供たちの問題には深入りせず穏便に。。。教育委員会に提出
する資料づくりが大変で子どもに集中できない。親と本気で議論されない。。。。
私もPTAの本部役員をしていましたが、PTAは一年年間の廃品回収や
運動会などなど事業を行うのに手一杯でした。

そこで、例えば学校のカリキュラムや行事など様々な運営を学校、先生と
親、地域の代表で検討する場があればどうでしょう?

子どもたちにどんな学習をさせるのか、例えば総合学習の時間はどうするのか
子ども達が教室で落ち着かないことに対してどう学校と家庭が対応するか
例えば先生が子どもたちに集中できる環境をどう作っていくのか
熱心な先生をどうやって応援していくか。。。。。などなど
自分達の子どもの教育環境をもっとよくしていくために、学校、先生、親、地域
が一緒に課題を共有し、一緒に取り組むことが必要だと思います。
こうした検討する場が、校長先生呼びかけで一時的なものではなく
正式な場で「学校運営協議会」として行われることが必要だと思うのです。
実際にこうした協議会を運営されているところは各地にあるようです。

井上ちあき

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