今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

子育て世代が住みたいまちに!・・・その2

2007-01-27 | Weblog
子育て世代が住みたいまちになるために、学校教育改革と同時に
改善されなければならいのが、総合医療の確保だと思います。

出産できない加西市になってもう半年以上が過ぎました。
今日は中町の赤十字病院の医師が半減という記事を目の当たりにしました。
本当に加西をはじめ地方の医療の崩壊は加速しているように思います。
昨年9月に「加西病院 市民フォーラム」の開催実行委員を務めましたが
市民病院の医師・医療スタッフの現場の勤務体制の過酷さ、献身的努力
をされていることには驚かされました。
ただ、同時に市民には、その待ち時間の長さや医療に対する不満があるのも
事実です。その反面、救急で無いのに待ち時間がないからと救急外来を利用したり
医療スタッフへの「治してもらって当たり前」という患者(市民)の姿がそこに
あるのも事実です。
フォーラムでは国策としての医療報酬の減少や、制度として医師を確保しにくくなっている現状を市民と共有するとともに、この両者の不満も共有することが
目的でした。


今も市民病院では院長を先頭に本当に献身的に努力をされています。
しかし産めない、診療に不安がある病院のまちが「住みたいまち」であると
いえるでしょうか?
医師の確保には特効薬はありませんが、市民病院と十分に協力しながら
医師の確保、必要な医療スタッフの待遇の改善、それから医師の確保にも
つながる研修医に対する環境整備、もちろん医療設備も。
こうしたことに予算を使うことが必要ではないでしょうか?

各部署一律に○%予算カットという感覚ではなく、
例年通りおこなわれる支出を見直して、
今はどの分野に集中的に予算を投入することが効果的なのかを
考える必要があると思います。

井上ちあき




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