今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

予算特別委員会でした

2007-07-19 | Weblog
昨日、今日と連日、本年度予算を特別委員会にて審議しました。
(本会議で可決する前の予備審査みたいなものですね)

もちろん予算ですから、いろいろありすぎて何から報告すればよいやら。。
ただ、仕組みとして今の予算委員会での審議というものは、行政側からも
議会側からも行政の提案する予算に対して、修正をかけることを想定して
いない運営になっているように私は感じました。
まずは、行政側の予算書が「わかりずらい」事前にもらって読み込みをしますが
それでも、何文字熟語なんだ?というような漢字ばかりの項目名
例えば産地競争力強化生産総合対策補助金、このレベルの熟語が並びます。
で、厚さが1cmちょっと、量がどうなのではなく、とにかく各項目に対する
説明がほとんど記載がない。また、この予算書の補足として2冊に目を通し、
かつ、当日になってその日になって説明用資料がわたされる。
これでは質問しないでくださいといわんばかりでしょう。
また、議会の設定する(どうも慣習的に以前からそうだったのでしょう)
委員会日程についても、1日目に総務関係(総務、教育、財務、経営戦略慣例)
2日目には、厚生関係(病院、福祉、消防など)、建設経済関連(生活環境、
建設、農業関係)の予算を一気に質疑をして、すぐにその場で採決に臨みます。
議会側が行政の提案する予算に対して、修正を求めるならば、今回でいえば
総務関係は翌日に、その他の分野ではその場で修正案を提案せねばなりません。
これは現実的に不可能と言えます。自らが推進する事業に、前もって見積を
とっておいて提案することは可能ですが、行政提案の予算に不満があったとしたら
現実的には対案を出す時間がないので、否決するのか、予算執行にたいして
留意して欲しい点を要望して認めるかの選択しかないといえます。
長くなりましたが、今回での予算についても質疑をし、また他の議員からも
良い意見がでていましたが、これらについて行政と議論をし、妥当なものが
が予算書に反映されなければ意味がありません。本年度については20日の
本会議で採決されますが、こうした点も次年度には議会改革の一環で提案を
したいと思います。
ながながとなりましたが、まだ採決されていない予算ですが、
目に付いたものを少しあげておきたいと思います。
もっとも、もめたのが給食センターにPFIを導入するかどうかという
調査のコンサルティングに400万の予算をかけるというということです。
PFIというのは民間資金を利用して公共サービスを行い、行政としては
コスト削減をめざし、民間企業も利潤を得るというものです。
正直に言えば、あまりに予算がどんぶりで納得しがたいものも残りましたが
成果物(できてくるデータ)をしっかりと検証し、行政がやたらとつかいたがる
コンサル予算にメスをいれたいと思います。
県内ではめずらしくなくなりましたが、小学校3年生までの乳幼児医療が無料
になります。ただ、お願いしたいのは聞くところによると、お昼に市民病院に
いくと混んでいるので、わざと夜間に診療をしてもらう親がいるとのこと。
医師と市民が共存していくためにも、こうしたことは私たちからみなおさなけれ
ばなりません。
また、市議選まえから私も提案していましたが、市議会のインターネット中継が
実現します。12月議会から予定されています。ただ、本来、各委員会というもの
も公開されていますので、本会議よりも発言に制限がなく、行政と議会の議論がわかりやすく、時には激しいやりとりもあるのが委員会です。こちらもできれば
ネットでOPENにされると、市長は何をいっているのか?議員は何をいっているのか?行政職員と議論はかみあっているのかというところが良くわかります。
お時間があれば是非見に来てください。

明日は、午後から都市計画審議会が開催されます。私も議会からの委員として
参加します。主には三洋後に出店予定の大型店の出店計画のうちの
土地利用についてです。






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