今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

一人あたり年600万円の県議会政務調査費。

2012-07-03 | Weblog
今朝の神戸新聞で、県議会の政務調査費がどの程度使われたのか報道されていた。

およそ20%は使わずに返還したとのこと。

支出総額は3億4500万円・・・・・もちろん税金




領収証を1円から添付することになった、今年の返還率は昨年の2.5倍



ところで兵庫県議会でも議会基本条例を制定した。


議会基本条例は、北海道栗山町にはじまり全国の県市町村でも続々と制定されている。

内容によってランク付けもされるくらい研究も進んでいる。


そのポイントは要するに、議員がちゃんと仕事をしているかガラス張りにするところにあります。

①首長との一問一答形式での質疑、さらには首長から議員への反問を認めること

②議員間で、議案について公の議会の場で自由に討議ができること

住民に対して、議員活動とその成果を明らかにすること

そこで、冒頭の政務調査費のくだりです。

加西市では、政務調査費は1円単位で領収証を添付し、何につかったか?

また政務調査費を使っていった視察はどこに行って、どの人と会って、

どのような内容を視察したか。行程はどのようだったか。

すべて丸見えになるように、市役所の一階にファイルを置いてあるようにしました。

(きっと今もあるはずなんですが・・・・)


県議会では、議長に許可を得て見ることはできるようです。


ここがちがうんですね。

税金を払っているものが、「簡単に」「自由に」見ることができるようにすべきです

ホームページに公開すること。

選挙区の市役所にはコピーを置くこと。

簡単ですよね。


また、議会報告会というものを行って、どんな審議をしているかを

県会議員が選挙区で自ら報告することも議会基本条例の「最重要事項」の一つです。

これはやらないのでしょうか?


実質的に自治体に強い影響力(権限と財源)をもっている県行政に対して

自治体住民の関心が薄いことは大変残念なことです。



ここについて、兵庫県議会基本条例の前文では・・・・(少し長いですが)

「略--その一方で、議会が果たしている重要な役割やその活動が住民に十分に伝わっているとは言えず、議会への不信や無関心を招いているとの指摘もあり、本県議会としてもこれを真摯に受け止め、これまで以上に県民への情報発信に努め、県民の信頼と期待にこたえていかなければならない。--略」

と、自らの反省を踏まえてこの条例をつくっているのですから。



さらに前進して本当に県民のために改革が進むことを・・・心から願わずにはいられない。



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井上ちあき

流行りのメガソーラー

2012-07-03 | Weblog
7月になって、再エネの買い取りが始まり

あらためて脚光をあびたメガソーラー。




少なくとも加西市役所は流行りに流されてはならない。



脚光をあびる施設(ハード)作るのが得意なのが「行政」

国の施策として補助つきなので、作りやすい。

固定買い取り制度で、採算がとれる高い買い取り値段になっている。

日本各地でソーラーパネルを役所をはじめ公共施設の天井にのせはじめた。



しかし、買い取り価格を高い価格にして、誘導するのも3年間のことらしい。

その後のことは分からない。

日本国中である、施設に沸いて、その施設が自治体の標準装備

であるがごとく作った上で、結果その維持管理費、更新費用をふくめ、

集客もままならず、自治体の負担になってしまうケースがよくみられるのではないか?




何が必要がか?それは「仕組み」ではないでしょうか?


次世代に向けたグリーンエネルギー、再生エネルギーには是非取り組んで

先行してかなければ、2番手では意味がない。



その施設を作ることに目を奪われることなく、

その施設で、どれだけの発電をして、収支がどうなる。。。。そんなことは重要ではない。




その施設を作ることで、この町にどんな効果を波及させることができるのかが重要。


例えば、再生エネルギーを効率よく利用ですシステムをもった一つの町をつくる

出資は企業、そこに新規で入居する住民、

自治体は出資せず、税の減免や規制緩和、土地の準備や道路整備で協力する

・・・・「行政が出資するほど、あとあと面倒なことはない。」


その製品開発、技術開発に関連する企業の誘致。


スマートシティモデルをパッケージとして販売できような環境を整える

・・・もうとりかかっている市が他にでてきている。


産業界のメリット、人口減、住民雇用、自治体の税収増、

さらには、スマートシティの「ミニ化」は、市の周辺地域の急速に人口が減っている地域に

取り残される高齢者福祉に役立ち、さらに市の税負担を軽減するかもしれない。



いずれにせよ、グリーンエネルギーの施設をどうやって活かすか?

その仕組みを練り上げてから「早く」とりかからなければ

もう果実はならないのだろう。



仕組みを練り上げるには、よそ者をいかにうまく使うかだな。



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井上ちあき